中国は深圳に本社を置くTP-Link。
実はWifiルーターの世界シェア首位だというのでAnker等と並び高コスパな中華製品という印象がある。
実際今まで使っていたArcher C7もそうです。
ただし、今回のWifiカード、TX3000Eはあくまでも「下駄とアンテナ」がTP製です。
デスクトップPCをWifi6にするならこの手のPCI express用の下駄の方がM.2よりは安心できる気がします。
地味にアップグレードされていた
価格.comでは
- Wi-Fi6対応の無線LANアダプター。2402Mbps(5GHz)+574Mbps(2.4GHz)の高速Wi-Fiスピードを実現。
- インテル「Wi-Fi 6 AX200」モジュールを搭載。可動式の2本の外部アンテナで、信号の受信可能範囲が大幅にアップ。
- Wi-Fiセキュリティ規格WPA3に対応。1024-QAMとMU-MIMOに対応し、高速でスムーズなWi-Fiを受信できる。
とあります。先程「下駄とアンテナだけがTP製」と書いたのがここでして、中身はインテルのWifi/BTカード「AX200」をPCI express x1にぶっ刺さるようにしたシロモノになります。(ASUSにも類似品あり)
しかし、デバイスマネージャーを見てみると…
あれ~?AX210になってんぞ~?????
AX210はAX200の後継にあたるWifiチップでして、AX200の機能はそのままに、6Ghz帯への対応が追加されています。
https://24wireless.info/wifi-6-module-for-pc
上記サイトがわかりやすいかと思います。
※ただし、現状6Ghz帯はこの日本では現在総務省が検討中の段階なので正式に使えるようになるのはもう少し先みたいです。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/idou/5-2_6LAN.html
技適自体は6Ghzを使わない前提という形で取得されているようです。
余談ですが自動車の保安基準とかはeマーク(欧州+α・含日本)みたいに日本でも効力を持つ海外基準がありますが、電波はマジで国ごとに微妙に規格が異なります。(Wifiでもチャンネルとかに国ごとにばらつきあり)まぁインテルチップでしたら技適マークついているのでほぼ100%OKなはずです。(カード単体で売っている以上アンテナ無しの技適でアンテナは微妙な気がしますが…)
速度については、C7の時と比べて高速化し、ケーブル回線なのでもともと速度はあんまり…な環境ではありますが、200Mbpsを安定して確保しています。必要十分かなぁ…
ヒートシンクに加え付属アンテナが強力
本体を見るとわかりますが、ヒートシンクがWifiカード本体を覆っています。
組付けの図。上のグラボはRadeon R9 380です。GTXなら1050とどっこいどっこいの性能。
インテル的には「ヒートシンクなど要らん!そのまま使ってOK!」らしいのですが、あるだけで気持ち安心です。
また、付属品であるアンテナはそのまま直挿しor延長スタンドが使えます。
延長スタンドは磁石付きなので、PC本体の側面等の鉄板部分や、鉄製の本棚やデスクに貼り付けることも可能です。磁力はそこそこある感じでした。
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購入金額
8,700円
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購入日
2022年03月21日
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購入場所
九十九
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