皆さん、こんにちわorこんばんわ。
今回は『REALFORCEの第3世代』を購入しちゃいましたのでその感触です。
なお、「今回のREALFORCEを含めて購入したのは5台目」です。
まずは、「聞くことの増えてきた、東プレって何の会社???」と思う人のために分かりやすく&サクッと分かりやすく言うと
『コンビニやスーパーの配送トラック(冷凍・冷蔵機)向けの部品製造や架装(*部品製造は東プレ、架装は子会社のトプレック)をおこなってる会社』
日々の生活で、我々がお世話になってるのはコンビニやスーパーの配送トラック(冷凍・冷蔵機)向けの部品製造や架装です。
他にも我々の生活に溶け込んでる(=お世話になってる)ものだと『コンビニATMに付いているテンキー(セブン銀行HPより)』がそれにあたります。 これまでも、コンビニATMのテンキーはウチが作ってるよ~って標記はありましたが、ここまで大々的に言うのは初めてのはず。
この会社によって生み出されてるのが今回の「REALFORCE(読み:リアルフォース/略称:リアフォ)」となります。
今自宅で使ってるのはREALFORCE TKL SA PFU Limited Edition(押し下げ圧All 45g、静音+APC機能搭載モデル)を使用していますが、非常に使いやすく誰にでも推せるKBだと思います。残念なことに既に販終になってるので、新品は存在しないはずです。 中古があれば買って東プレにメンテ依頼をするってのもアリかなぁって思うくらいの名機です。
俺にとってREALFORCEのなかで特にガッカリだったモデルは
REALFORCE SA(フルサイズKB・静音+APC機能搭載モデル)です。これは本当にガッカリでした。
どこがガッカリかというと、『押し下げ圧All 30gと軽すぎて使いにくい』『日本語配列の静音+APC機能搭載モデルは押し下げ圧All 30gだけ』という仕様によるものです。 押し下げ圧は軽い方が良いじゃん!!って人も居ると思いますが、個人的に「ガッカリな仕様だった」ってことです。
中古でも、R2SA(*PFU Limited Editionを除く)を買うのは勧めません。
もし!!リアフォを初めて使うって人から相談を受けたら押し下げ圧が『変荷重』か『All 45gモデル』を推したい。 初心者の場合「All 30gモデルは誤打しまくり」の危険があります。そのため初心者は『変荷重』か『All 45gモデル』が無難です。
例えば、俺が今まで使ってきた「REALFORCE 91UBK(通常音のテンキーレス、USB接続、キーキャップはレーザー印刷)」や「REALFORCE 108P-S(静音のフルサイズKB、PS/2接続、キーキャップは昇華印刷)」は変荷重モデルなので初心者に優しいと思います。
ここで出てくる『変荷重って何???????????』って人に説明すると「親指・人差し指・中指」の範囲は押し下げ圧が45g、小指の範囲が30gとすることで押しやすくなっているってのが変荷重です。
ただ、Cherry軸等のメカニカルKBを使ってる場合はリアフォの変荷重に慣れるまでに少し時間が掛かるかも。
では、今回も宜しくお願いします。
HHKB(Professional HYBRID Type-S 日本語配列)からの乗り換え候補かな
REALFORCE R2世代の頃の箱と比べて地味になりました。『箱が派手だからゲームが上手なることは絶対にない、ありえない』と思ってる人なのでこういうので充分です。
そして、だいぶ変わったのが『東プレ株式会社 電子機器部』と所属部の印字がされていることです。国産PC機器で部署名が印字されてるって珍しい。
では箱の中身です。
『①、EALFORCE RC1(C1HJ11 本体色:ブラック、日本語配列、押下圧All 45g)』
『②、USBケーブル(USB Type-A → Type-C)』
『③、説明書』『④、ユーザー登録に関するチラシ』
ユーザー登録に関するチラシに「購入後1か月以内にユーザー登録すると保証期間を2年間に延長します」って文言があります。このモデルに限り『ちょっと、必要かも』とか思ったので登録しました。
サイズは
『奥行(130mm)x横幅(295mm)x高さ(39mm)』
見ての通り、結構コンパクトな仕上がりです。
東プレが製造しているHHKB Professional HYBRID Type-Sの場合は
『奥行(120mm)x横幅(294mm)x高さ(40mm)』
そのためサイズ感はほぼ同じです。
・HHKBの場合は乾電池または充電池(eneloop等)を使用してのワイヤレス化
・リアフォRC1の場合は内蔵充電池を使ってワイヤレス化となっています。
そのため、画像を見ていただくと分かるはずですがHHKB Professional HYBRID Type-Sは「電池を入れるスペースが出っ張っている」のに対してリアフォRC1は「内蔵充電池及びファンクションキーを採用することで出っ張りを無くしている」ことが外観の大きな違いです。
『コンパクトさを最も重要視するならHHKB Professional HYBRID Type-S』、『コンパクトでありつつソコソコの実用性も欲しいならリアフォRC1』を選択するといいと思います。
その代わりに注意すべきは、
リアフォ フルサイズorテンキーレスユーザーの場合
「キーが無い!?(*リアフォユーザー)」って現象が普通に発生します。
その現象が何故起きるかは、以下で説明します。
テンキーレスの第2世代リアフォとの比較です。比較した画像が以下の物となります。
上:REALFORCE TKL SA PFU Limited Edition
下:REALFORCE RC1
上記画像を見ての通り、REALFORCE RC1はフルキー・テンキーレスモデルと違って「方向キーの場所が違う」ので慣れるまでとにかく時間が掛かると思います。
REALFORCE RC1の方向キー(右)は「70mm」ほど内側に入ってきています(*REALFORCE TKL SA PFU Limited Editionの方向キー(右)と比較した場合)。
そのため『アレ!?方向キーは?????』って現象が起きます。
初代REALFORCE、第2世代REALFORCE、第3世代REALFORCEと使ってきたユーザーは””70mm””に悩む日が続くでしょう。
その代わりに、これだけコンパクトになったお陰で「NEXTREME Carbon等のようなコンパクトなノートPCにREALFORCE RC1を組み合わせて持ち歩くことが苦ではなくなる」と思います。
コンパクトノートPCにはピッタリ!
重さについては、キースペーサーとキーキャップをカスタムしているので、参考程度に。
重さは『625g *なお、REALFORCE RC1 C1HJ11(日本語配列、押下圧All 45g)+RC1専用キースペーサー 2mm厚+RC1 カラーキーキャップセット スーパーホワイト(M1351J)』です。
当たり前の事ですが、ノートPCで使う場合は有線よりもワイヤレスの方がケーブルが邪魔にならなくていいと思います。
サイズ感ですが、俺の使っているコンパクトノートPC LAVIE NEXTREME Carbon(XC750DAB)に乗せて使うと仮定するとほぼピッタリです。
NEXTREME CarbonにREALFORCE RC1を乗せた場合の重さが『1.5kg』となります。ここに、PCの充電器とリアフォRC1の充電ケーブル(USB Type-Cケーブル)を持っていくとして『どんなに重くても2.0kg』で収まると思います。
LEDのインジゲータの色を変更できない
REALFORCE R2の場合、REALFORCE Connectという制御ソフトを使用すると「LEDのインジゲータの色を変更出来る仕様」です。
製品紹介の中に『色替え可能なインジケーター』ということで色を設定できますって標記があります。 「インジゲーターは””光らせない、赤、緑、青、紫、黄、水色、白””から選択出来る」ので自分の気分で色を選ぶという楽しみがあります。
しかし!!
REALFORCE RC1では、(例えば)USB接続の時は白色に常時光る・・・という設定が出来ません。
俺のようにリアフォR2から乗り換えるユーザーがデスクトップPCで使うって場合はちょっとイマイチ感が生まれてしまうかも。 ノートPCで使うユーザーを考えると、バッテリーの持ちを良くするためには光らせない方がいいっていうのは分かってますが。
LEDインジゲーターの色を変更できないこと以上にイマイチなのが『RC1用の交換用キーキャップ(スーパーホワイト・ダークグレーを除く)の売り切れ状態が続いていること(2025年3月末時点)』です。
暗い場所では視認性が悪いので非常に使いにくいのです・・・。もっと在庫量を増やして下さいよ。
カナ無しキーキャップの設定がある(2025年3月末時点で、需要に対して供給が追いついていない)
RC1の日本語入力モデルのキーキャップ(デフォ仕様)は『カナ有り』です。
俺のようにカナ入力をしない人は交換しましょう。
RC1用のキースペーサー(C1AKSJPA、厚さ:3mm用1枚/2mm用1枚)を付けると、打鍵音が更に静かになるので付けたい方はお薦めです。(*1セットで税込 2,090円)
話を戻して・・・・・・・・・・・
交換用キーキャップがAmazonと楽天で販売されているので、こんな感じでチマチマキーキャップを外していきます。
キーを外すとこんな感じとなっています。
見ての通り、リアフォR2 PFU版、リアフォ RC1の大きな違いは「All 静音化キーとなっているか否か」です。リアフォR2 PFU版はエンターキー・左シフトキーは””静音化処理が行われていない””のに対し、リアフォ RC1は””All 静音化キー””となっています。
キーを全て外したら、RC1用のキースペーサー(2mm版)を装着します。
あとは、交換用キーキャップをチマチマ付けて完成!!
APC(アクチュエーション ポイント チェンジャー)で調整することで反応しなくすることが出来る
リアフォR2、R3世代(*RC1もここに含まれる)には、APC(アクチュエーション ポイント チェンジャー)という各キースイッチのオン位置(キーを押して反応するまでの深さ)を調整できる機能が備わっています。
例えば!!
『「変換キー」「無変換キー」が使えないようにしたい!!』って場合は「APCを3.0mmまたは4.0mm等に設定する+RC1用のキースペーサー(3mm版)を装着することで反応しにくくする」事が出来ます。
それだけでなく!!その設定をキーボード内に保存できるという素晴らしい機能まで備わっています。 PFUの開発陣及び東京大学名誉教授 和田先生を否定するわけではないんですが、リアフォRC1はアクチュエーションポイントを変更できる(*キーの無効化に限りなく近い事が出来てしまう)のに、HHKBじゃなくても良いよね・・・って思う人が出る気がします。
個人的には、使い慣れるまで結構時間が掛かりそうですが今回のリアフォRC1はそのくらい革新的なモデルだと思っています。
家電量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラ・ソフマップ限定)に行く機会があったら、試打してみては如何でしょうか?
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購入金額
39,210円
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購入日
2025年03月頃
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購入場所
ヨドバシ・Amazon
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