steamでのdemo版の情報を聞いて、プロローグのスピード感と主人公のインパクトにガツンとやられた作品です。
ストラテジーと名は付いていますが、信長の野望や三國志シリーズとは異なります。
「父が近衛師団長、公爵家の令嬢だが、帝都放火と皇帝暗殺の濡れ衣をかけられて、婚約者である皇太子にクソ真面目に決めつけられて詰められたので、無実を主張する事も証明する事も面倒だから帝国毎ぶち壊す事にした」
というヴィジュアルノベルがメインです。
ゲーム部分としては、交互に敵味方フェイズを繰り返し、移動後の接敵時はコマンド式のターン制バトルで拠点を奪い合う陣取りで、フェイズ毎の回復とユニットのレベルアップのみというシンプルな構成。
追い詰められたのに、悪びれず、卓袱台どころか家毎ひっくり返す系ヒロイン
オープニングから主人公「エリザベス・スカーレット・ペンローズ」はギロチンを前に、婚約者でもある皇太子に詰問されています。
帝都大火事件と、その渦中に行われた皇帝暗殺事件の主犯として祭り上げられたスカーレットは、弁明も反証も面倒くさいので、原因を失くす為、帝国に宣戦布告するという暴挙に出ます。
公爵家に生まれ 最高の顔を備えながら
純粋暴力の塊として育ってしまった怪物
キャラプロフィールに書いてある通りの暴走っぷりに、これは買いだな!と確信しました。
およそ、主人公サイドとは思えない御尊顔。
言動もまた、己の正義のみに基づいているフリーダムで素晴らしいですね。
燃え盛る帝都に対してのセリフも悪役すぎますし。
皇太子率いる憲兵隊長とスカーレット様の戦闘がコマンドバトルのチュートリアルとなっています。
「ケンカの仕方もしらないのか?口を出す前に手を出すんだよ」
素晴らしいセリフです。流石公爵令嬢はおっしゃることが違う。
無秩序状態になった帝都で、「ルールが無くなったなら、私には(濡れ衣も含めて)罪になることはないな!」と嘯いてしまわれるのも、ポイント高し。
テンポよくテンション高く進んでいくストーリーが燃えますし。
スタート画面で、流れてくる「大悪逆令嬢」のテーマのピアノ演奏も格好良くて好きですし、歌劇をイメージしているようなBGM達は素晴らしいですね。
大悪逆令嬢ストアページにて、デモ版も遊べますし、紹介PVなども見ることが出来るので、御令嬢の傍若無人なキャラが刺さった方は、是非チェックしてみてください。
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購入金額
2,632円
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購入日
2025年07月24日
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購入場所
steam





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