フォノカートリッジ ENTRE(アントレー) 「EC-35」
㈱ソルティア・アコースティックが1982年10月に発売したENTRE EC-35フォノカートリッジですMC型 0.25mV ボロンパイプカンチレバー採用 40年前に発売されたカートリッジですが動作OKでした 今回カートリッジは針カバー付属せず。
入手時のオリジナル状態です(針カバーは付いていませんでした)
黒いカンチレバーがボロンパイプカンチレバー(オリジナル) 既出...
針折れ品ではありませんでした 針もついています。
■価格 28,000円
■発電方式 MC型
■出力電圧 0.25mV(1kHz)
■針圧 最適 1.5g
■再生周波数帯域 10-50,000Hz
■チャンネルセパレーション 28dB/1kHz
■チャンネルバランス 1dB/1kHz
■コンプライアンス 15×10-6cm/dyne
■直流抵抗
■負荷抵抗
■内部インピーダンス 3Ω
■針先 0.3×0.8mil
■自重 5.9g
■交換針 現品交換(17,000円)
■発売 1982年10月
■販売終了 1988年頃
■備考 価格は1982年頃のもの
ボロンパイプカンチレバー採用。
(ヘッドフォン近代博物館さんからコピーです)
やや判りにくいですがカンチレバーの先端から根元にやや戻ったところに無垢ダイヤ針が付いていま
す 針先の形状は傾斜三角になっています 凄く小さいです ダイヤ針の取り付け方法はよくわかりません。
青ピンチップの被覆カバーが外れかかっています 触ると内部で断線しそうなので触りません
音質はドンシャリではなく、やや端正な優等生的再生音です クラシックやボーカル曲が綺麗にきこえたり、楽器パートがそれぞれに(混然となっていなくて)聴き取れます クラシックオーケストラを前提にしているカートリッジなのかも。ボロンという物質は音の伝搬が速いのですが、だからといって高音が強調されて聴こえると言うわけでもないようです 透明度の高い、凜とした再生音だと思います 再生音を変に脚色して無いカートリッジですね ピュアモルトでなくピュアカートリッジ?
追記 フラット志向な再生音ですね 低音、高音が出過ぎることがなく、ボーカルも普通のレベルで す 蒸留水の趣もありますね 音楽を聴きすぎて、耳をリセットするにはちょうど良いかも。
針カバーは付いていませんでした 針先摩耗、ダンパーは大丈夫でした
1KHz再生時の高調波発生状況 黄色枠背が高い波形が1KHz, 順次2KHz, 3KHz 奇数次の3KHzが少ないのが歪率的に低くなります 1KHz以下は低域のノイズです。
此方は以前,EC-35針折れカートリッジを修理した物を再度計測 R-CHです
針折れ品
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購入金額
0円
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購入日
2019年06月頃
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購入場所
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