レビューメディア「ジグソー」

安価だけども抜かりなし、AOCのガチ向けゲーミングモニタ

台湾の「実は老舗モニタ屋」たるAOC。

パネル屋としては知ってる人もそこそこ居そうだけど、実はフィリップスの流れをくむBenQと並ぶ老舗なモニタ・ベンダでもある。

で、最近「安いけどここのやつ大丈夫なん?」と相談を受ける事が増えた。

実際には老舗だと知っているから、普通に「大丈夫、怪しいメーカーじゃない」と説明はしてたのだが、実際に自分で買ってなかったので買ってみた。

結論を先に言うと、これ「めっちゃ買い」だ。
コスパの良さもあるが、それ以上にゲームを目的とした場合、一番のお勧めとして挙げられるくらい出来がいい。


何が良いかって、機能を「ゲームをプレイする」事に絞ったことで、動作と表示がド安定なのだ。

ゲーミングモニタに求められる事のうち、最も大切なのは「表示速度と視認性と安定性」だ。
HDRとか、高解像度とか以前に、この3つがきちんとしていなければ、それはゲーミングモニタとして落第と断言していい。

しかし、この製品はその3つがきちんとしている。


値段相応ゆえに機能は絞られているが、ゲーミングモニタとしてこの3つがきっちり作られている物は高価格帯でも割と少数派。

だからこそ、こいつは買いなのだ。


更新: 2019/07/10
使用感

ゲーミングモニタとして、基本がきちんとしている

まず、スペックを先に書いておくと、

・パネル:VA方式 27インチ 曲面型
・解像度:フルHD
・応答速度:1ms
・リフレッシュレート:144Hz
・曲面率:R1700
・入力端子:HDMI1.4 x2 / D-SUBアナログ / DP1.2
・スピーカー出力端子:搭載(HDMIオーディオ使用時。内蔵スピーカーは無し)
・VESAマウント:あり
・ブルーライト軽減:あり
・フリッカーフリー:あり
・AMD FreeSync:対応
・G-Sync:互換対応(430.86ゲーミングドライバ GeForce 1080 にて対応確認)

このように、ゲーム用として必要な機能は、ほぼ全て網羅されている。
個人的に注目すべき機能は、赤文字表記した。

なお、最近流行りのHDRには非対応だが、ゲームする上では全く意味がなく、必要無い機能だから、正直どうでもいい。

このモニタに求められているのは、

1ms応答/144Hz駆動で、
ゴーストなく、ゲーム画面をくっきりと、高速表示させること


以外の事は一切求められていないというか、それ以外は全くもってどうでもいい。
実際、それ以外の事をゲーム用モニタに求める場合、それは即座に「価格」か「安定性」のどちらかが、かなりの確率で問題になる。

ゲームするためのモニタを買うのに、ゲームに不具合が出るとか本末転倒な訳で、そんな面倒な事の解決に時間やお金を費やすくらいなら、基本の部分がきちんとしている製品を買うほうが絶対にいいに決まっている。



では、この曲面は余計なものではないのか・・・・?

という疑問は、至極ごもっともなので言及しておく。
何度かゲームしてみた限りでいうと、この曲面は「余計なもの」ではない。
モニタとの距離が近い場合は、あった方が絶対にいい。


人間の視界というのは、扇形に広がっているから「モニタの端で動くもの」を視認する場合において、曲面モニタのほうが確実に焦点が合いやすい。
画面の端で動いたものが、単なる背景の一部か、敵かを見分ける際に「気のせいとは言えない」レベルで違いは出てくる。



モニタの入力は、全部で四系統。
D-SUB15については殆どオマケ扱いで、実際に重要となるのはHDMIとDP。

HDMIは1.4対応と、昨今の2.0や2.1対応からすると古いんだけども、そもそもモニタ解像度が最大でフルHDなので、1.4以上に対応しようがないからこれでOK。

DPについては1.2だが、デイジーチェーンポートがないため、数珠繋ぎにモニタ出力させる1.2本来の機能は使えない状態だ。

一番右にある端子はスピーカー出力で、これはHDMIやDPから音声信号を受け取って外部スピーカーに流すための端子になる。
モニタ自体にはスピーカーが付いていない。
無論、付いていても使わないけど。

んで、モニタの接続方法についてだけども、このモニタに限って言うと「PCとの接続はDPを使うべき」だ。
その理由は、DP接続時のみの恩恵「G-Sync対応」にある。


このように、本来G-Sync対応ではない製品にも拘わらず、NVIDIAの最新ゲーミングドライバを使った場合、G-Sync対応モニタとして使う事が出来る。

これはNVIDIAが「すべてのモニタで正しく機能するかどうかは保証しない」とする互換機能のお陰なんだけども、試した限りで言うと正常に機能している。

1ms/144Hz駆動ともなると、垂直同期OFFで100FPS超え状態での駆動時、どうしてもティアリング発生が避けられなくなってくるんだけども、これが効いていると、高速駆動状態でのティアリングの発生が激減する。

ティアリングの発生は、視認性以前に「表示すべきものがされていない」状態だから、ゲームにおいては割と致命的。それがほぼ無くなることの利点は、ゲームやる人ならすぐに理解出来るくらい大きい。

更新: 2019/07/10
総評

ゲームやるなら迷わず買い。

ちょっとでも「いいな」と思ったら、迷わず一個買っとく事を強くお勧めする。

それくらい、この値段としては出色の出来な、いいゲーミング・モニタだ。


唯一の問題点として、HDMI接続時「安いケーブルを使うと色が褪せる」という現象を確認しているが、これもAmazonあたりで転がっている「中国製の評判がいい800円くらいのケーブル」に交換するだけで劇的に改善する。

少なくとも、これと同等レベルの曲面モニタを他社製で探そうとすると、2ランクくらい上の価格帯の付帯機能多い製品しか選択肢がない。

そもそも、この性能で40000切りどころか25000切りとか、正直「儲け出るのかコレ」と首をかしげたくなるレベル。
出力も安定しているし、変なノイズやティアリングも出ない。
ゲームする上で「必要」なのは、こういうモニタなんだと思う。

  • 購入金額

    24,800円

  • 購入日

    2019年07月10日

  • 購入場所

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