これもプレミアムレビューのために用意したパーツとなります。
実は当初、Core i7-6700+Supermicro C7Z270-CGに組み合わせるメモリーモジュールには、どうせSkylake世代であればメモリー性能もさほど要求されないという考えから、かなり以前に購入していたTEAM製のDDR4-2400 4GB2枚組を利用する予定でした。
しかし、ゲームやベンチマークテストも実行するということを考えると、8GBでは少々心許ないかなと考えるようになりました。
そこで一時期と比べればDDR4メモリーの値段も下がってきたということで、8GBの2枚組を何か買うことにしました。ただ、前述の通り所詮Skylake世代ですから、それほど高性能なメモリーモジュールは必要ありません。DDR4-2133で十分なくらいです。
秋葉原に足を運ぶ機会もあり、実売価格を色々と比較してみたのですが、結果的に最安値だったモジュールを購入しました。それがこちらとなります。
なお、アイテム情報では1枚単位で販売されているものが登録されていますが、実際には同等品を2枚組み合わせた、IM48GU88N24-FFFH-Dが今回購入した品となります。
モジュールに貼付されているラベルは2枚組の型番とはなっておらず、IM48GU88N24-FFFHA0という1枚単位で販売されている型番と同じです。
実装されているチップにはESSENCOREのブランド名がそのまま印刷されています。ESSENCORE KLEVVはSK Hynix系の企業ではありますが、実装されているチップは必ずしもSK Hynix製とは限らないという噂もあり、目視しただけでは判別できません。
モジュールの裏面はチップ抵抗など細かい部品程度しかなく、片面実装モジュールということになります。配線パターンも用意されていませんので、片面実装専用基板ということになります。
不都合無く使える
それでは、CPU-Zを使ってもう少し細かい情報を取得してみましょう。
DRAM Frequencyは1199.8MHzですから、1200MHz、即ちDDR動作でデータレート2400MHzとなりますから、DDR4-2400動作ということが判ります。さらにCAS# Latencyが17.0となっていますので、現状ではDDR4-2400 CL=17動作という事が読み取れます。
上の動作状況はSPDにJEDEC #8として登録されている値に基づいて動作しているということが判ります。
実はこのモジュールは一応XMP 2.0にも対応しているのですが、DDR-2400動作自体は変わらず、CL=15へと上げられるだけになっています。もっとも、電圧を増すようなことはありませんので、XMPの設定値としては比較的安全性の高い動作だと思いますが。
また、Module ManufactureがKLEVV、DRAM ManufactureがSK Hynixとなっていますので、少なくともこのモジュールについてはきちんとSK Hynix製のチップを搭載しているとみて良さそうです。
現時点で、Core i7-6700+Supermicro C7Z270-CGの組み合わせで、ベンチマークテスト等色々と負荷のかかる作業をしていますが、特に不安定要素等はみられず、価格最優先で選んだモジュールとしては充分満足いくだけのパフォーマンスを見せてくれています。
今回の購入価格であれば、DDR4-2666の4GBモジュール2枚組を買うのと同等程度となりますので、この内容であれば文句なくお買い得だったと思います。
なお、次期メインPCを組むときには、特にRyzenを使う場合には、もう少し高クロックのモジュールを買い足すことになると思います。
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購入金額
5,481円
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購入日
2019年06月25日
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購入場所
PCショップARK
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