いつもバンドでは20chミキサーと500Wアンプ、12インチPAスピーカー4つ+スタンドなど、様々な機材を使用して演奏しています。
でも、正直、狭い空間や少人数イベントではそんな大掛かりな機材はいらないんじゃないかと思っていました。
いろいろ物色したところ、これがとても良さそうだったので購入したのですが・・・。
マジ良いです。バンド演奏じゃなくてもちょっとした小規模イベントの司会やボーカル用に向いていると思います。もちろん電池駆動も可能なので、ストリートでは右に出るモノはないと思います。
コンパクト
初めて見た感想は「思ったより小さい!」でした。
初めて持った感想は「見た目より重い!」でした。
ただ、このコンパクトさは秀逸で、写真を見てもらえばわかると思いますが、4つ並んだスピーカーがそれぞれ4インチなので、だいたいの大きさは想像できるのではないでしょうか?
コンパクトだけど、重量感も相まって存在感はとても安定しています。
とっても多機能
こいつはとっても多機能なのです。まず最初にチャンネル1と2ですが、この入力端子は、フォンとXLRのコンボです。それぞれPEAKインジケータとMIC/LINE切り替えスイッチ、LEVEL、FXのON/OFFがあります。
通常はボーカルマイクやアコギを繋ぐことになるでしょう。
続いてチャンネル3と4ですが、こちらはステレオになっています。L、Rと表記されています。が、スピーカーは縦一列ですし、PANがあるわけではないので、ステレオ出力のあるキーボードを繋ぐことになるでしょう。
マイクを2本繋いでもいいのですが、LEVELは一つしかありませんので、セッティングに工夫が必要ですね。
その下にFXがあります。一つのつまみの左半分がDELEY、右半分がREVERBとなっていて、それぞれつまみの回し加減で効果の長さを、LEVELで効果の大きさを調整します。使用する際は「ON」スイッチを押します。
つづいてDSPです。EQは「FLAT、BASS、LOUD、VOCAL」の4つから選択するようになっていて、「MODE」ボタンで順次変わっていくようになっています。
そのほかに、ANTI-FEEDBACK、POWER MODEの切り替えスイッチがあります。
LINK OUTとLINK INの端子は、もう一台のFreestyle 4X4とリンクさせるために使用します。また、FX REMOTEでFXのON/OFFを、SUB OUTでサブウーファーを駆動させることもできます。
電池ボックスです。単三電池8本用と充電池3本用の2種類付属しています。当面乾電池で使用する予定ですが、機会があれば充電池も使ってみたいと思います。
しっかりPAしてる!
スマホをBluetoothでペアリングして音楽を鳴らしてみたけど、とても良い感じで鳴ってくれます。ボリュームを上げれば「ちゃんとPAしてるじゃん!」と思うような音がでてきます。
マイクを繋げばとてもクリアな音がでてきます。クリアすぎてエレキギターのアンプの音をマイクで拾うとキンキンした感じになりますが、これはたぶん想定外と思われます。
ただ、チャンネルごとのイコライザもないし、全体のイコライザも4つのモード(Flat、Bass、Loud、Vocal)から選ぶだけなので、細かい音の設定はできません。
あと、チャンネルごとのGAINもありませんので、入力機器の音の大きさを考慮しないと、アンプやスピーカーを破損しかねないので注意が必要です。
やっぱりイイ!
先日小パーティーの余興で使用した感想です。
アコギ2本をこのアンプで鳴らして、LINK OUTから会場のミキサーに入れてもらい、会場のスピーカーから流れるセッティングで使用してみました。ボーカルはそのまま会場のマイクです。
リチウムイオンバッテリーを入れているので、セッティングや片付けも簡単にできて、十分に目的は達成できました。環境に応じていろいろできるやつです。
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購入金額
32,000円
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購入日
2019年06月09日
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購入場所
サウンドハウス
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