RaytheonのCK-1006の同等管。
作りはこちらの方が微妙に雑。
最大の違いは、ヒーターが逆にあるので、CK-1006のヒーターが手前に来るようにソケットを取り付けると、DR-1006だと奥になってしまいます。
なので、光る印象はかなり違う感じ。
あと、CK-1006の方が明るく、DR-1006の方が青が沈んだ色で落ち着いた感じがします。
CK-1006はセラミック?の筒の上から綺麗に光が円筒形に出ていますが、DR-1006はそこまで強くないです。
音は…んー、きちんと聞き比べてないので、いまいちわからん。
並べてみるとこんな感じ。
全体的に、CK-1006の方が作りが良いです。
同じ値段なら、DR-1006を買う意味はあまりないかも。
メーカーのGeneral Electronicsですが、GE(General Electronic)とは異なる様子。
ロゴも違うし、複数形だし。
調べるとCentral Electronicsという単語も出てきますが、謎。
ヘリウムガスを封入した整流管はRaytheonが初の製品として1920年代半ばに発売したType BからCK-1006へと進化をしていますが、DR-1006については全く情報が無い感じ。
CK-1006、DR-1006ともに、おそらく1933年頃の製品のようです。
今となってもまったく古めかしく見えないですね、これ。
整流効率はダイオード並に良いらしいです。
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購入金額
0円
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購入日
2019年02月17日
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購入場所
aPieceOfSomethingさん
2019/02/21
とても綺麗ですね..。
ちょもさん
2019/02/21
1930年代の製品ですが、古く見えないですよね。
他にも、水銀が封入されていて、使用時に気化して青白く光るものもあります。