でんでんタウン ザ・セールの時にジョーシン1ばん館で購入しました(;=゚ω゚)=333
SONYが放つPCユーザーの為のハイレゾ音源対応プリメインアンプです。
私の学生の頃(90年代)は同社の単品コンポには憧れたものです。
「俺、大人になったらドルビーS搭載のESシリーズの3ヘッドカセットデッキを買うんだ(`・ω・´) !」
しかし、2000年頃からラインナップが大幅に減り、私も音楽はパソコンで聴くようになりました。(ってかカセットデッキ自体もうほとんど無いよね(^^; )
ここにきて、SONYがCDを超えるハイレゾ音源というジャンルに力を入れてきました。しかも、このUDA-1はPCユーザーのニーズを的確にとらえた製品だと思っています。そんな個人的にはオーディオのSONY復活の狼煙だと思っています。
本機は決して、ハイエンドな製品ではありませんが、中級機としてどれくらいの実力があるのか試してみたいと思います(;=゚ω゚)=333
■主な仕様(私が気になる部分のみw)
実用最大出力:23W+23W(4Ω)
入力:光デジタル、同軸、ライン(RCA)
出力:ヘッドホン、ライン(RCA)
USB端子:前面(Aタイプ)、背面(Bタイプ)
スピーカー端子:スクリュー型
適合スピーカー:4~16Ω
周波数特性:10Hz~100kHz(+0dB、-3dB)
消費電力:40W
スタンバイ時:0.3W
外形寸法:幅225×高74×奥262mm
質量:4.0kg
■製品HP
高音質技術の紹介はSONYのHPに任せます(^^;
http://www.sony.jp/system-stereo/products/UDA-1/
■用途
私のメインPCでは、DSPによるオーディオエフェクトがリソースの許す限り掛けることのできるE-MU0404と中華ヘッドホンアンプを愛用しました。しかし、
・E-MU0404のアナログ部の出来がイマイチでオーディオ用には向かない。
・そもそもパワーアンプが無いのでパッシブスピーカーを接続できない。
・DSDの再生に対応しない。
・中華アンプのリレーが切り替わりにくく叩かないと音が出なくなった(^^;
などの不満がありました。
私は特にピュアオーディオ派という訳では無いですが、やはり音楽は良い音で聴きたいもの。ただ、E-MU0404のエフェクトを掛けた音も捨てられません。
そんなとき、このUDA-1ではハイレゾ音源を再生する際にはUSBを、E-MU0404のエフェクトをかけて再生したいときは光デジタルやライン入力(RCA)を使用できるので私の用途にピッタリです。
さらに高音質なヘッドホン端子と、アナログながら中出力のパワーアンプを搭載しているので、私の用途にピッタリです。発表時から非常に気になっていました。
そして、先日、でんでんタウン ザ・セールとジョーシンのDMメールの値引き券、店頭での現金払いの値切りにより42000円(でんでん小判を使ったので35700円相当)で購入できました(;゚∀゚)=3
■製品の外観
早速、製品の方を見ていきたいと思います。
化粧箱。シンプルです。この箱、サイズの割にはかなり重いです。
オーディオのアナログ部にはそれなりに物量投入が必要なので、この質量は良い意味で期待できますね。(もちろん、ただ重ければ良いという訳では無いですが(^^; )
化粧箱のスペック記載の部分
どうやら、iPodやiPhoneとの接続が考慮されているみたい。WALKMANはどうなった!?って言っても、私の持っているWALKMANはカセットテープタイプですけどw
保証書は昔と変わってないなw
これですら懐かしく感じます。
そして付属品の紹介。
ジョーシンの店員さんはこの機種に詳しいのか、「この機種は取扱説明書が入っていないからHPで見てくれ(`・ω・´)!」のようなことを言われました。私も事前HPで見ていたので特に問題もありませんけど。そもそも操作に迷う程のオペレーションがある製品ではありません(^^;
・カード型リモコン
・USBケーブル
・電源コード
・クイックスタートガイド
・注意書き、ユーザー登録、相談窓口紹介の紙
リモコンがあるのは歓迎すべきことなのですが、このカードタイプのリモコンは長年使っているとボタンの部分がパリッと剥がれるので嫌いです。ここは普通のリモコンにして欲しかったなぁ(´・ω・`)・・・
ちなみにコイツ、ボリュームはモータードライブです。最近はデジタルボリュームが増えたので個人的には嬉しい♪
そしてメインディッシュは・・・
UDA-1キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!
SONYの単品コンポは黒色が好きですねw シルバーもあります。
デザインは小型の単品コンポのようで、カッコイイですね。
左から電源ボタン、ヘッドホン端子、USB端子、入力切替、ボリュームがあります。
表示は電源や入力、ミュートなどのLEDが付いています。ただLEDの開口部が小さすぎるような気がします。視認性は決して悪くないですが・・・
欠点はモータードライブのボリュームの位置が判りづらいです。切り欠きはあるのですが着色はしていないですし、できればLEDで光って欲しいですね。昔のSONYのミニコンポには付いてたぞ(笑)
右側面、左側面、天面には何もありません。通気口も無いですね。
おかげでデジカメのオートフォーカスが合わん(^^;
底面。昔のミニコンポを思い出します。
一応、オーディオ機器っぽくインシュレータが付いています。
背面です。
普通の小型のプリメインアンプという印象ですね。
左から
・デジタル入力(USB、同軸、光)
・ライン入出力(RCA)
・スピーカー(左右)
・SS-HA3用イコライザスイッチ
・オートスタンバイ機能スイッチ
・空冷用ファンの通気口(普段は止まっているようです)
・ACインレット(電源コード接続口)
パソコンのラックに載せてみました。
スピーカーが無いので、しばらくはヘッドホン専用ですね。
■ドライバのセットアップ
本機は光デジタル入力やラインINを使用する場合は普通のプリメインアンプのように使用できる為、ドライバはおそかパソコンも不要です。
・・・がUSB接続でハイレゾ音源を聴くためにはPCが必須です。
ドライバCD等は同梱されておらず、SONYのHPからダウンロードする必要があります。(同時にSONY純正のHi-Res Audio Playerもダウンロードしましょう)
http://www.sony.jp/support/netjuke/download/driver-uda1/
ドライバは普通のexe方式なのでインストールは簡単です。
セットアップが終わると、再生デバイスに「Sony USB Amplifire」が追加されます。
以下の画面で規定のサウンド形式を選べます。デフォルトでは16ビット、44100Hz(CDの音質)でした。試しに「32ビット、192kHz」を選択して音楽を再生すると、アンプ本体の前面の「176.4/192kHz」のランプが点灯しました。
※ちなみに後述する「Hi-Res Audio Player」を使用すると、使用するソースに合わせてサンプリング周波数が自動で設定されます。(再生するファイルでアンプ本体のランプが切り替わります)
■Hi-Res Audio Playerのセットアップ
これもexe形式なので、簡単にインストールできます。
プレーヤーは非常にシンプルです。
ドラッグ&ドロップでプレイリストに追加して順に再生することができます。もちろん、リピートやシャッフル再生も可能です。また、ファイルのタブからオーディオCDの再生も可能です。
個人的にはかつての憧れだったVUメーター表示(ニードル表示、及びFL管のセグメント表示)もつけて欲しかったなぁ・・・
■音楽を聴いてみる
このアンプはハイレゾが売りですが、まずはいつも聴いているようなMP3やCDDAなどの普通の音源で聴いてみましょう。
ヘッドホンはオーディテクニカのATH-A9Xです。
割と高音の強く、悪く言えば聴き疲れしやすいクセのあるモデルです。
定位がハッキリしているので14年くらい愛用しています(^^;
※今のところスピーカーは接続していません。
【USB接続】
無音時のノイズは皆無と言って良いほどです。オーディオメーカーの製品としては当たり前ですけど、パソコンのオンボードサウンドやサウンドカードではこのようにいきません。
CDDA音源を鳴らしてみました。
ソースはボーカル系として、(ジャンルはアニメ・ゲーム系に偏っていますがw)
・I'veサウンドで有名なLiaさんのアルバムgiftより数曲
・kiccoさんのアルバム「ガトー・ショコラ」より数曲。
ポータブル機器や家電量販店のヘッドホン試聴機用アンプでは、ボーカルは前に出てくる傾向が強いですが、このアンプでは割と後ろ、或いはサイドに定位している印象です。
音量がそれなりにあれば、ボーカルに艶があり、どこも強調しないようなフラットな音が楽しめます。低音も出過ぎず不足せず。PCユーザーがSoundBlaster等の常時重低音ブーストな異常な音に慣れると低音が弱く聴こえるかも知れません(^^;
ただ、小音量時の解像度には不満がありますね。平べったく聴こえます。(この辺はポータブル機器のヘッドホン端子の方が良く聴こえる場合が多いけど何故だろ?ラウドネスでもかかっていたのかな?)
次はクラシック系。個人的にはトランペット・パイプオルガン系の音が好きなので偏ります(^^; クラシック関係は同じ曲でも楽器や音場、アレンジなどで大きく変わるのであまり参考程度に。それ以前に生演奏を聴く機会が滅多に無いのでHI-FIについては語れません(笑)
・ハイドン トランペット協奏曲
・バッハ 第1番 ト長調 BWV592
トランペット協奏曲はボーカル曲ほど音像が気にならないのか心地よく聴けます。音量を上げたらトランペットの音で痺れそうになりゾクゾクします。トランペットのフォルテッシモ部分もよく表現できていると思います。上記と同じで小音量時が弱いことには変わりませんね。
BWV592のパイプオルガンでは想像以上に力強い音が出ています。形(芯)のある低音と言えばよいのでしょうか?鳴り終りの残響も綺麗に聴こえますね。
今のところ、CD音源ではフラットな音、ボーカルはやや奥まる傾向、小音量時の再生が弱いという印象です。これはハイレゾ音源のダイナミックレンジを確保する為に、従来の音源のレンジをやや下げているのかも知れません。
○追記予定○
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購入金額
42,000円
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購入日
2013年11月30日
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購入場所
ジョーシン1ばん館
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