Westone UM Pro50
のプレミアムレビューの時に使用したリケーブル用イヤホンケーブル、NICEHCK(HCK/Shenzhen HCKexin Electronic Technology Co.,Ltd)の銀メッキ(銅)線と高純度銅線の8芯線
だが、実は同時に2pタイプの同一ケーブルも入手していた(カスタム2p⇔2.5mmバランス)。
それはその時点でもう一つ稼働率が高いUIEMとして、Astell&Kern-JH AudioのMichelle Limited
があったから。
同時に購入したケーブルは相変わらず質素な包装で届く。
そしてMMCXタイプに比べて違いがあるのが、コネクタ部分。MMCXコネクタはアルミ?製のストレートで高級感が高かったものだけれど、今回のは乳白色のブラ部品であまり高級感はない。ただL字コネクタ(正確には直角ではないので「への字?」)なのでSHURE掛けのやりやすさはある。ケーブル自体は重くもなく、編み込みも緩めで柔らかいので、耳かけ部分のワイヤーがなくても耳たぶ裏に上手くフィッティングする。ただし、若干被覆の摩擦が大きく、絡み防止スライダーの移動はキツメだし、衣服などへの引っ掛かりも大きい。
肝心の音質の方だが、純正の2.5mmバランス線との比較で評価した。
評価対象曲はいつもの高音質ハイレゾ音源吉田賢一ピアノトリオの“STARDUST”
から「Never Let Me Go(わたしを離さないで)」。
純正ケーブルでは腰のあるスネアの音と、ゴキゲンにライドするシンバルワークで、華やかな印象。ベースはきちんとトレースできるが、さほどに主張はしない。
これをこの8芯の銀メッキ線+高純度銅線に交換すると、ベースの芯がグンとでてかなりスウィンギィ。かといって上が陰るわけではなく、相変わらず広がりは美しい。華やかというより煌びやかに近いほどのきらめきもあり、まさに「銀メッキ銅線のキラキラ感と高純度銅線の芯のある音」というミックス線で一般的な説明を絵にかいたような結果。
しなやかなケーブルでコンパクトにまとまるし、音も相性含めて結構マル
価格的にはさほどに高価ではないので、ウン万クラスのモノと比べるとキラキラ感が表層的だったり、腰の入り方が浅いという感じもするが、イヤホンというものの使い方の一つとして、ポータブルオーディオ機器として環境ノイズも高い戸外での音楽鑑賞というものがあり、そのレベルの使い方であればぜんぜんアリ。製品付属ケーブルからのグレードアップとしては一つの最適解かも。
Twitterでも頻繁にセール情報を流しているし、安ければ「買い」かな。
ただNICEHCKに限らず中華ケーブル全般に言えることなんだけれど、型番の記載がなく(もしくは不明瞭で)外見似ているものの区別がつきづらいのがイマイチ。
同じNICEHCK扱いのミックス線で2ピン部分がアルミコネクターのものもある。それが後継機なのか、上級機(あるいは下級機)なのか、それとも同じベンダーが扱う異なるメーカーのモノなのか判然としない。実際のところ、どーなのか、教えて偉い人。
とりあえず、現状Michelle Limitedに常設しているケーブルです。
つか、差し替えようにもブラ部分の左右刻印が薄すぎて○ー眼では読めな~い!(←×××ルーペ風に
コストパフォーマンスが高い。Michelle Limitedとの組み合わせだと下も出る。
5000円クラスのリケーブル用イヤホンケーブルとしてはかなり優秀。フラット目の音作りのWestone UM Pro50と組み合わせたMMCX版は「どちらかといえば銀の力が強い」と感じたが、下も出る(というか下が多め)Astell&Kern-JH Audio Michelle Limitedと合わせるとミックス線のイメージ通りに、銅線の力強さに銀メッキの煌びやかさプラスという感じ。
8芯の割にはしなやかで、かなり使いやすい
ケーブルに癖がなく、編み方もやや緩めで、被覆も柔らかで取り回しはとても良い。ただし絡み防止スライダーとケーブルの摩擦が大きく、スライドさせづらいのは(当然)MMCXタイプと同じ。また2pinコネクタ部分のつくりはチャチ。ただコネクタに角度がついているので、耳かけ部分にワイヤーが入っていないわりには、使いやすい。
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購入金額
4,637円
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購入日
2019年05月17日
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購入場所
Amazon
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