自室の複合機を思いがけず入れ替えました。今まで使用していたのは
同じくEPSONのEP-806A、その前に使用していたのが
EP-775A、そして最初のインクジェット複合機が
EP-774Aでした。EP-775AとEP-806Aはほぼ同じサイズでしたが、それ
以外については買い替えていくたびにどんどん大きさは小さく、しかし
機能はそのままないしパワーアップしているという感じで、高集積化が
進んでいるのを実感できます。本体サイズは小さくなるのに対して液晶は
大きくなり、スマートフォンのようにフリック操作にも対応しているので
操作感がだいぶ直感的になりました。カーナビ等でもフリック操作できる
ものが増えているので、どの機器もこの方向なのでしょう。引き続き備える
カードスロットやPictBridgeポート、そして排紙口は全部前面パネルの下に
隠れるようになったので、使用しないときの開口部がなくなり歴代の中で
最もスッキリした見た目になりました。
印刷性能的にはEP-806Aとさほど変化を感じない程度にはもう技術が
成熟しているようですが、印刷時の動作音がかなり静かになっているので
そこの抑え込みにはまだ改良の余地があったようです。あとインク
カートリッジが相変わらずどんどん新しくなっており、旧機種の
EP-880Aとも違うインクカートリッジになってしまっています。
EP-806Aと比較すると同等価格の大容量インクカートリッジで、
実際のインク容量はEP-881A用のほうが多いみたいなのでランニング
コストは抑えられそうですが、一時期のように数年間同じカートリッジ
を使い続ける選択肢はなかったのでしょうかね・・・。量販店のインク
カートリッジ売り場の陳列棚がどんどんひどいことになっていきますが。
EP-806Aの次の世代から対応した、印刷開始時の自動電源ONがこちらにも
搭載されており離れたところから印刷を開始する際に一旦電源を入れてから
PCに戻る、という手間を省くことが出来ます。スタンドアロンタイプの
プリンタにはあった機能だったので、技術的な面は置いておいてやっと
復活したなと思うところです。それとスマートフォンやタブレットから
の印刷周りが強化されており、大型ディスプレイを生かしてWi-Fi Direct
接続用のQRコードを表示することでiPhoneやiPadを簡単に接続できる
ようになりました。Androidは元々アプリで簡単に接続できていたよう
ですが。PCのためのプリンタから、様々な機器とつながるプリンタに
変化してきています。
ディスクレーベル印刷が結構便利なので、プリンタをなくしてコンビニの
マルチコピー機で済ませるという選択肢はないですが、ここ数年の複合機は
サイズや細かい機能のブラッシュアップ以外で買い替えたくなるような機能差
が無くなってきている気がします。まぁ下位機種についてはディスプレイを
小さくしたり給紙が簡略化されたり、機能を減らす方向での差は付いてます
けどね。壊れたら買い替える、そして買い替え時期は新機種が出た後に型落ち
になったところがベストというのは数年前と変わらないですね。
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購入金額
0円
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購入日
2019年10月10日
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購入場所
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