[製品名(型番)]
Ryze Tello Powered by DJI(CP.PT.00000208.01)
[購入経緯]
屋内用ドローンとして購入。
[内容]
Ryze Tello トイドローンになります。
約10cm四方のコンパクトな本体に、重量は80gと
軽量サイズ。
5MPのカメラを搭載しHD720P30の動画を撮れます。
カメラは、EIS(電子式映像ブレ補正)機能で
滑らかで安定した映像を空撮可能。
ドローン大手DJI社のフライトテクノロジーを
搭載し、14coreのIntelプロセッサーを採用して
います。
気圧センサーを内蔵し機体下部にビジョンセンサーを
搭載し安定した飛行が可能です。
フライト時間は、約13分、8 m/sで飛行できます。
画像や動画は、本体ではなく操作するスマートフォンに
記録します。
価格は、税込12,980円。
プログラミングや教育に特化したTello EDUは、
税込17,050円(カバーが黒色)。
[その他]
会社でドローンデモ用にTelloを購入し使う機会が
あったのですが、トイドローンなのにホバリング
など安定しており自分用に欲しくなり購入しました。
DJIのテクノロジーやインテルプロセッサーを搭載
しており肩書だけでも凄いかと。
実際に飛ばしてみると、今まで何機か購入したトイ
ドローンの中で、一番安定しています。
というか、今まで購入したのが酷すぎた(^^;
といっても、Telloがベストとは言えない点もあります。
今まで使用した経験からだと、電波干渉に弱いです。
近くに高出力のWifiルーターなどあると影響で動作が
乱れたりします。
あと、風にも弱いです。エアコンやファンの風で姿勢を
崩したり流されたりします。
最後に、使用状況や環境によりますが本体が高温になり
オーバーヒートすることがあります。これは、飛行して
いない待機状態などで起きやすいです。本体は熱くなり
60度くらいになるので、飛行して冷やさないと強制着陸
します。
上記気になる点はありますが、今のところ自分的には
ベストなトイドローンです。
安定したホバリング、素直な操作、あと外部アプリで
プログラム操作などもできるので、一般のドローンとは
違った遊び方も可能です。
1万3千円くらいと、おもちゃのトイドローンとしては
高めですが、いろいろできるので費用対効果は良いかと
思います。
本体のトップカバーは、ホワイト、ブルー、イエローと
3色別売されており、千円ぐらい(ビックカメラでは
781円)するので、自分で塗装してみました(^^)
トイドローンと侮れない機能
Telloはトイドローンですが、トイとは思えない機能や特典など持っています。
今まで数種類のトイドローンを試したりDJIのMavicシリーズ数機種を操作した
経験からTelloの機能など紹介したいと思います。
・簡単操作
初めてのドローンを飛ばす際、離陸や着陸が難しかったりしますが、Telloは
自動離陸/自動着陸機能があり画面をタップするだけの簡単操作で離着陸が可能です。
気圧センサー内蔵や機体下部にビジョンセンサー搭載していることもあり安定した
飛行ができ初心者でも簡単に操作できます。
また、操作はスマホ端末で行いますが、Bluetoothゲームコントローラーでの操作も
可能となっており、ゲームコントローラーのスティック操作だとより細かな操作で
ドローンを飛ばすことができます。
フライトモードも各種用意されており、360°ターンやサークル、Up&Awayなど
本格的なドローンに近い動作も可能です。機体が回転するFlip飛行も可能ですが、
この場合は、プロペラガードの制約などあります。
動画で、安定したホバリングとフリップ飛行を撮ってみました。
・保険
Telloには購入特典として、第三者への賠償責任保険が1年間無償付帯されます。
これは、知っている方が少ないかもしれないのですが、Telloを購入すると
三井住友海上火災保険株式会社のTello無償付帯賠償責任保険に1年間無料で加入
できます。
無料の期間は、1年間。保険対象者は個人のみ。保証金額は、1事故 1000万円まで
(対人事故・対物事故)になっています。
免責金額は0円で示談交渉サービスもついてくるので、安心な保険ですが、業務利用
した場合は保険は適用されないので、その点は注意が必要です。
この保険は、とても心強いです。トイドローンはおもちゃだと思われる方がいる
かもしれませんが、回転翼を4枚持っているので危険が皆無とは言えません。
まさかの時のための保険が購入特典として付帯するのは、他のトイドローンには
ないアドバンテージかと思います。
Tello無償付帯賠償責任保険 | 登録ページ
https://drone.aeroentry.jp/insurance/free_login_tello
・プログラミング
Telloは、プログラミングに対応しており純正のアプリでシンプルなブロック型
ビジュアルプログラミングや、SDKを使ったソフトウェアなどにも対応しています。
サードパーティー製のアプリも配布されており、容易にブロック型のプログラミングや
コードを記載したプログラミングで、ドローンをプログラム操作することができます。
飛行が安定してることもあり、簡単で思い通りにプログラムを行いドローンを飛ばすのは
トイドローンのTelloならではかと思います。
子供のプログラミングの勉強にも使えたりするので、お子さんが居られる方は、
試してみるのもひとつかと。
・FPV対応
FPVは「First Person View」の略で、「一人称視点」の意味です。
ドローンのカメラ映像を操縦車のゴーグルやヘッドセットにリアルタイムに
送信し見ることができる機能です。
Telloは、スマートフォンVRヘッドセットに対応しており別売のスマホVRゴーグルを
使うことによりFPVを体験することが可能になっています。
その場合、操作はスマホで行えないのでBluetoothコントローラーが必須となります。
FPV視点での操作は、普段の操縦画面とは違い没入感があり面白いです。
ただ、あまりにも没入しすぎてVR酔いになることもあります。自分は、どうも
VRに弱いらしく、TelloのFPVモードでも酔いました。
・充実したアフターパーツ
機能ではありませんが、充実したアフターパーツが発売から数年経った今でも
入手できるのは利点です。
値段が手ごろで良いトイドローンだと思っても、発売して1年も経つと入手できなく
なり、バッテリーなどアフターパーツの入手が困難になると飛ばすことができなく
なってしまいます。
Telloに関しては、今でもAmazonなどでバッテリーやプロペラ、プロペラガードなどの
消耗品の購入が可能なので、本体が壊れない限り飛ばすことが可能となっています。
消耗品の入手が容易な点は、トイドローンにとって重要な点かと思います。消耗品が
手に入らないと折角本体があっても飛ばすことができなくなってしまいます。
室内や初心者用トイドローンとして良いかと
[評価]
○な点
DJIにIntelと提携
安定した飛行
コンパクト、80g
ビジョンセンサー搭載
×な点
電波干渉に弱い
風の影響を受ける
オーバーヒート
暗いとビジョンセンサーが機能しない
△な点(改善点)
特に無し
□その他(今後の観察項目)
特に無し
[詳細情報]
サイズ:W92.5 x H98 x D41 mm
重量:約80 g(プロペラとバッテリー含む)
プロペラ:3インチ
インターフェイス:Micro USB
電源:脱着式バッテリー 1.1AH/3.8V
最大飛行距離:100 m
最大速度:8 m/s
最大飛行時間:13分
最大飛行高度:30 m
Url:https://www.ryzerobotics.com/jp/tello
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購入金額
12,980円
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購入日
2021年頃
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購入場所
Amazon
kaerkiさん
2021/10/12
本当に良く出来た機体だと思います。
私の買った理由は(ヤクオフでw)
GPSも無いので操作する練習になるし
国交省への申請時、飛行時間の対象にもなるからです。
屋内でも夜間飛行訓練とみなされたりします。
グレーな部分が今はまだ多いですよね。
専用のコントローラーを持って練習した方が絶対にいいです。
さぁ買いましょう!w
mickeyさん
2021/10/12
kaerkiさんも持っておられましたか(^^)
専用コントローラ、既に持っていたりしますw
あと追加バッテリーに簡易VRゴーグルと
一通り揃えました。