自宅のネットワーク環境は、まずMicro Research MR-GL2000でインターネットに接続して、そこからAliedTelesis GS924XLに引っ張ってきて無線アクセスポイントや有線接続の各PCに分配しています。
GS924XLはサーバー等が置かれている私の自室(2階)に置いているのですが、2階のもう一部屋にはそこから10mケーブルを使って、さらに8ポートのハブであるBUFFALO LSW2-GT-8ESR(レビュー未登録)を介して、そちらに置かれているPCやNASに分配しています。
ところがここ最近になって、私の自室PCと、NASのSynology DS713+の間の転送速度が急に落ちてしまいました。
今まで単純なファイル転送で70~80MB/s程度の速度は充分出ていたのが、ここ最近は12MB/sも出ないのです。ただ、安定してこの12MB/s弱という値が出ていたので、気になってLSW2-GT-8ESRのリンクランプを見てみると、やはり100Mbpsリンクのランプが点灯していたのです。100Mbpsで12MB/s弱であれば、理論値にかなり近い値ですからね。
さらに、自室PCと、LSW2-GT-8ESRに繋がっているXeon E5-2670のPCとの間の転送速度もやはり同じくらいしか出なくなってしまいましたが、同じハブに繋がっているDS713+とXeon E5-2670のPCとの間の速度はきちんと80MB/s程度出ています。
こうなってくると、原因を調べる必要があります。可能性があるのは、
・GS924XLとLSW2-GT-8ESRとの間のLANケーブルの不良
・LSW2-GT-8ESRの特定ポートの故障
のどちらかでしょう。
そこでこの原因を切り分けるべく、取り敢えずLANケーブルを調達しました。8ポートのGigabitスイッチであれば、買い置きの新品が3台程度ありますので、仮にLSW2-GT-8ESRの故障であればそちらを1台開封すれば良いだけですので…。
自宅内のLANは、当面は10G化するつもりはないのですが、一応将来性を考慮してCAT-6A対応品を買っておくことにしました。さらにツメが折れにくいものが良いと思い、その中でAmazonで安いものを適当に探した結果、該当したのがこのiBUFFALO BSLS6AFU100BKでした。
あっさりと解決
Amazonで送料無料(プライム会員)というのは、体調が悪く買いに出る気力が無いときには特に助かります。
後で邪魔になりにくいように、今回はフラットタイプのケーブルを選択しました。
ツメが折れないLANケーブルといいますが、単に折れにくいように柔らかい素材を使っているということのようです。折ろうと思えば折れるのではないかという気も…。
ケーブルの表面部分には「BUFFALO Cat 6A」とだけ印刷されています。実際の製造元の手がかりなどはないようです…。
さて、既存のケーブルをこのケーブルに交換して様子を見てみたのですが、結論から言えばあっさりと治ってしまいました。交換しようと思い、NETGEAR製のGS308も開封して用意はしていたのですが…。
もっとも、LSW2-GT-8ESRはかなり古い製品で、消費電力なども現在の水準よりは多めですから、そのうち更新のために交換してしまっても良いかもしれません。LSW2-GT-8ESRの最大消費電力9.0Wに対して、GS308の最大消費電力は3.52Wですからね。
いずれにしても、このケーブルの導入だけであっさりと解決しましたし、初期のフラットケーブルと比べてもケーブル部分が柔らかく出来ていて、取り回しも良好です。実売価格も比較的手頃であり、選んで損はないケーブルといえそうです。
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購入金額
832円
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購入日
2018年09月25日
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購入場所
Amazon
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