三重県に帰省していた家内が お盆で集まる従兄弟からいただいてきた 津市のお菓子
平治煎餅をご紹介いたします
悲しい由来も 製法も 昔ながらの伝承で
謡曲「阿漕」で有名なお話だと 初めて知りました
平治煎餅の由来
箱内の栞に書かれております
阿曽海岸付近に暮らす貧しい漁師平治は、母と妻子との4人暮らし
母の病を治そうと、神宮御用の禁猟区でヤガラを獲り、食卓に並べておりました。
日増しに母の体調は良くなりますが、禁猟区を犯す者がいるとの噂が立ちます
ついに見つかり、その場は逃れることに成功しますが、置き忘れた傘が証拠となり
お縄になります。
元は武士であった平治ですので、隠すこと無く一切を話します。
それを聞いた役人も事情を察してくれますが、法を曲げることはできず、簀巻きにされた平治は
哀れ阿漕沖に沈められたのだとか。
この悲しい孝子の話を元に 平治の忘れた傘をかたどったせんべい それが平治煎餅でした。
江戸や明治には このような 救いようのない話が多くありました
立川志の輔は、古典落語・柳田格之進を 現在の人々の心の琴線に触れるようにアレンジして
今に伝えております
この平治煎餅は 悲しい話はそのままに
また 製法に至っても 砂糖 小麦粉 卵 だけを使うこだわりで
昔ながらの 素朴な美味しさを 今に伝えてくれておりました
保存期間は60日 36枚入りで 税込み918円 一枚あたり20円を切る良心価格
伊勢の赤福 伊勢の絲印煎餅 おかげ横丁では伊勢うどん 伊勢志摩にはきんこ芋
津には平治煎餅が あります
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購入金額
918円
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購入日
2018年08月14日
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購入場所
平治煎餅本店
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