iPhone X
を発売日注文で手に入れたが、ケースはその時たいしたものがなく、「とりあえず」のバンパーケース
でお茶を濁した。
ブームが完全に過ぎさった今も、フルアルミPCケースを複数台使うほど原子番号13番中毒なcybercat、当然?本命ケースはアルミだったのだが、iPhone 5の時に使った
AbeeはiPhone 7以降はiPhoneケースを造っていないようだし、iPhone 6Plusの時
のH2-STYLEはiPhone X入手当時、ケースを開発しているか否かの情報がなかった(⇒その後、翌年2月に発売されたが)。
実は、iPhone X発売直後の2017年11月初旬でも世の中にいくつかアルミケースはあったのだが、全て中華製で聴いたこともないメーカーばかり。しかも構造的にはプラスチックのバンパーケースに薄いアルミ板を貼り付けただけというようなケースや、アルミのフレームではあるものの一辺をパチンとはめ込むような「簡易ケース」というようなのばかりで、アルミの強度にこそ萌えを感じている自分としては、それらの選択はなかった。
そこで、とりあえず安価なプラ系バンパーケースを入手して、iPhone X発売時点でオリジナルアルミバンパーケース開発の予告がされていたあるメーカーの製品を待つことにした。
そのメーカーが、Gild design(ギルドデザイン)。
ここもH2-STYLE同様、バイク系のアルミパーツ製造と二足のわらじを履く会社。そしておなじ日本企業。H2-STYLE(株式会社ケイファクトリー)が大阪の会社なのに対して、こちらのGild design(有限会社ギルドデザイン)は三重の会社。要するにこの商品も「MADE IN JAPAN」の会社。
Gild design(ギルドデザイン)のスマホケースの特徴は、モンハンやエヴァ、くまモンなどキャラクターやゲームとのコラボが多いこと。「Solid」と呼ばれるバスタブ型やバンパーケースの形状ながらスマホ裏に当たるところに化粧板を入れたものに、レーザー彫刻でキャラクターやシンボルを刻印する意匠のケースが人気。
ただ自分的にはiPhone 5でバスタブ型のケースが結構重かったのもあり、その後は基本アルミケースはバンパーケースにしようと思っていたので、この特徴が気に入ってこの会社にしたわけではない。
ここの製品のもう一つのポイントが、コラボ先に合わせた鮮やかな多色展開。特にエヴァ系製品では様々な色を使うことになったからかも知れないが、実に様々な色が用意されている。
一般店舗で販売されるベースカラーは、シルバー、シャンパンゴールド、ブラック、レッド、グレー、ブルーの6色だが(←これでも充分多いが)、直営オンラインストアへの注文だと他に、パープル、グリーン、ゴールド、オレンジ、ライトブルー、チタン、ピンク、ポリッシュの8色が加わる、計14色展開。
さらに直営ショップでは裏と表のパーツの色を変えることが出来る。
もともと同社のエヴァシリーズは「パープル×グリーン(初号機)」、「ゴールド×レッド(弐号機)」、「ブラック×ネイビー(カヲル)」、「ライトブルー×シルバー(レイ)」、「ライトグリーン×ピンク(マリ)」、「グレー×ゴールド(零号機)」と言った表裏色違いでの商品展開。それと同じように?表裏色違いでオーダーすることも出来るのだ。スタンダード6色の中から組み合わせを換えるタイプと、14色から自由に選ぶタイプのフルオーダー品があり、今回は後者を選択。
さらに別売とはなるが、14色から選べるカラーボルトセット(GI-305)も組み合わせが出来るので、今回は「Solidbumper for iPhone X」の
・液晶面:パープル
・背面:ブラック
・ボルト:ライトブルー
で手配。
画面側はあまり明るい色だと、動画鑑賞時などに目立ってうるさいし、画面の広さを狭く見せるので落ちつきめの色とはしたが、少しだけ色気を見せて紫で、人から見える背面はビジネスシーンでも違和感がないブラック、ただし、背面から留めるボルトはちょっと厨二臭があるライトブルーのワンポイント、という選択。
予約開始日から約1ヶ月後に、チェッカーフラッグを模した?箱に入ってとうちゃ~く!
《購入タイムチャート》
2018/11/17 正式な発売予告
2018/11/20 Web経由にて注文(発売開始当日)
2018/12/22 発送連絡
中身は仮組みしたケース本体と、予備ボルト1本、iPhoneのエッジに貼るゴム系素材の衝撃吸収材、ボルト緩み防止のOリング。
そして別売のカラーボルト。
組み立てると、それまで使っていた画面フィルムや背面カバーもそのまま入る(背面カバーはやや厚みがあるので、ダメだったときのためにフィルムを手配していたのだが、入るなら硬質なカバーの方が良いのでそのままで)。また、ストラップも念願の「向かって右下」の使いやすい位置に。
このボルト色の違っているところが...そこはかとなく...ch(ry
あと造りがいままでで一番シャープで、側面のボタン類は絶妙な跳び出し具合で操作しやすい。また、エッジなどは堅牢に護られているのに、サイドは限りなく細く造ってあって、普通に握った時に本体に指が触れる。これ、実は大切なことで、静電容量のタッチバネルを持つデバイスが充電中に操作を受け付けてくれなかったり、ゴーストタッチ(触れたのとは別のパネルの位置が反応する)が起きるのは、充電によって静電容量の変化が起こるせいだが、本体を直接持つことで電気を逃がせば解決することが多い。そのため、普通に握って微かに本体に触れるこのデザインは理にかなっているわけ(一方、本体保護の観点では、iPhomeを「立てて」置いたとしても、ケースの四隅が出っ張っているので本体側面は接地しないので、問題は少ない)。
さらに、iPhone Xになってから(ホームボタンがなくなってから)多用する「画面下端から上に向けてのスワイプ」もフレーム下部の「えぐり」が絶妙でストレスがない。
とても使いやすいケースで、もの凄く気に入っているが、使いやすさだけでなく、外観も素晴らしく、ケースのカラーはもちろん、ビス一本までこだわりたい人にはイチオシのケースです。
....あと重度のアルミ病患者向け?
【Solidbumper for iPhone X仕様】
材質:古河スカイ製ジュラルミンA2017S
本体サイズ:75.5×148.1×10.7 mm
本体重量:20g
付属品:トルクスボルト5本(予備1本含む)、衝撃吸収材10個(予備2個含む)、Oリング5個(予備1含む)
Gild design(ギルドデザイン)ソリッドバンパー for iPhoneX オーダーカラー
ご飯山盛り三杯行けます。
百年以上の歴史を誇る旧古河スカイ株式会社(現株式会社UACJ)の手がける超ジュラルミン(主にアルミニウムと銅の合金)A2017S。スバラシイ....
びくともしない。
既に何度か落下させてしまったが、ケースには傷はつくものの、本体完全無傷。
今までで一番良い
cybercat的歴代iPhoneケースで一番軽いが、耐衝撃性は同等のようだし、歪みもほぼない(「長い」iPhone Xを四隅だけで固定するので、やはり中央はやや開き気味だが、デザイン的にもiPhone 6PlusのH2-STYLEのものより目立たない)。細かい造作の精度もピンっとエッジが立っていて、気持ちが良い。
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購入金額
10,908円
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購入日
2017年12月22日
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購入場所
ギルドデザインショッピングサイト
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