みなさん、こんにちわ・こんばんわ。
先日(2019年7月7日)のRYZEN3000系の発売日に盛大にお金を使ってしまい、暫くは節約生活確定のTakahiroです。
RYZEN3000系(RYZEN7 3700X)に載せ替えるのに、ブートドライブがSATAのSSDのまま・・・というのも味気ない。
そんな訳でSATA版ExtremePRO(480GB)から、同じSanDisk製の同じExtremePROの500GBへ載せ替える事にしました。
エキプロがどのくらい進化したのか試してみようと思います。
PCI-E4.0対応NVMeSSD(東芝メモリ製96層 3D TLC NAND搭載)が出て来たので若干古さが出ています
親会社のWDからはエキプロのマイナーチェンジ版とも言える『SN750』が既に販売されています。
ちなみにプレミアムレビューにも来ていましたね。
また、サンディスクと協業している東芝メモリの96層3D TLCNAND(=BiCS4)を採用したPCI-E4.0 x4のNVMeSSDの販売が始まっていて古さに拍車が掛かっています。 PCI-e4.0に対応したNVMeエキプロ2ndの登場が待ち望まれていますが・・・
では本SSDの仕様はコチラとなります。
商品名:SDSSDXPM2-500G-J25
メーカー:サンディスク
容量:500GB(実際に使える容量:465GB)
保証期間:購入後5年間
寸法:80.52 mm x 21.84 mm x 1.98 mm
対応I/F:M.2 2280、PCI-E3.0 x4まで
シーケンシャルRead(MAX):3400MB/s
シーケンシャルWrite(MAX):2500MB/s
ランダムRead(MAX):410K IOPS
ランダムWrite(MAX):330K IOPS
耐久性:300TBW
動作温度:0度~70度まで
SATA版とNVMe版で変わった点
SATA版エキプロとNVMe版エキプロで変わった点は数個あります。特に分かりやすい点にのみ絞ってみようとおもいます。
①、サイズ(大きさ・記録容量)
~ Good ~
サイズが大きく変わりました。非常にコンパクト(SATA版:約101mm X 約70mm X 7mm
、NVMe版:約81mm X 約22mm X 約2mm)、かつ記録容量も若干ですが大きく(SATA版:480GB、NVMe版:500GB)なりました。
ちなみに耐久性も数倍近く(SATA版:80TB未満とも?、NVMe版:300TB)まで上昇しています。
~ Bad ~
特に無し。
SATA版とNVMe版で変わった点②
その他に変わった点を挙げていこうと思います。
①、NANDの種類とコントローラ
搭載NANDが大幅に変わりました。
SATA版は「MLC(2bit)NAND」に対し、NVMe版は「3D TLC(64層) NAND」になりました。
またコントローラもSATA版は「Marvell製」に対して、NVMe版は「自社製」に変わっています。
それがどう変わるのか、下の項で検証してみようと思います。
②、SSDの温度
温度ですがアイドリング時で「1.5倍」ほどの差が出ています。
Cドライブ=NVMe版エキプロ
Gドライブ=SATA版エキプロ
なお、この温度はCDMとAS SSDで数値計測10分後です。 個人的な意見としては『ヒートシンクは使用すべき』だと思います。そうでないと60度~70度は軽く超えてしまうでしょう。
人によっては”サーマルスロットリングに対する対策(=SSDが過熱するのを防ぐためヒートシンクを使用する)は必要ない”という方もいますが、製品を長く使いたい・SSD起因のトラブルを少しでも起こしにくくしたいというならヒートシンクを使用する方がBetterだと思います。
ただし、ここ最近発売されたM/BはM.2スロット部分に大きなヒートシンクを最初から装備しているものが殆どなので発熱対策は不要(例:Z390チップセット搭載モデル、X570チップセット搭載モデルなど)です。
(気になる方はM/BベンダーのHPで確認してください)
https://www.asus.com/jp/Motherboards/
https://jp.msi.com/Motherboards
https://www.asrock.com/mb/index.jp.asp
https://www.gigabyte.com/jp/Motherboard
HDDマシマシの環境だと起動時の早さが実感できない
当たり前の事ですね。NVMeSSDの20分の1くらいの速度しか出ないものが5本も刺さってるんですもの・・・。
それではベンチマークではどのようになるのか、新旧エキプロで比較してみようと思います。
①、CrystalDiscMark6
見ての通り、公称値通りの速度が出ています。
では、SATA版と比較してみます。
三年半も経てば劣化も進む・・・というヤツですかね。SATA版の方はS-Readが500MB/sを切っています。しかし、NVMeのすさまじさが分かるかと思います。
では次に進みたいと思います。
②、HD tune
先ずはNVMe版からスタートします
スタートと共にずっこけたせいでMinとMAXの差が非常に大きく出ています。しかし、その後はほぼ安定しているグラフとなっていますね。
平均速度も『1240MB/s』とSATA版SSDを余裕でぶち抜く速度が出ています。
波形だけならSATAエキプロの方が綺麗なのですが・・・ 平均速度も『415MB/s』と3分の1しか出ていません。重い処理を行うと仮定するとSATA版よりNVMe版の方が良さげですね。
③、AS SSD
こんなスコアを見るのは初めてです・・・
全てにおいて圧倒的な差が出来ています。
前世代が優秀すぎると『前の方が良かった・・・』『なんでこんなの販売したんだ!!』など罵詈雑言を浴びせられますが、今回はそのような文句も出ない非常に満足のいく性能を持ってデビューしたと思います。
しかし、今となっては『新世代NANDを採用し、書き込み性能を強化したPCI-E3.0x4対応のNVMeSSD』や『PCI-E4.0x4対応の超高速NVMeSSD』が販売されているのでエキプロと言えど古さが出て来ました。
しかし、サブ機用やデータ保存用としては充分通じる性能を持っていますので是非使用してみてください。
その時に貴方はこう思うはずです。
『SSDもやっぱサンディスクだな』
-
購入金額
12,641円
-
購入日
2019年06月頃
-
購入場所
パソコン工房秋葉原BUYMORE店
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。