二足目は、ブルーノマリの靴です。
さて、な何が 話題なのか??
その1:「オパンケ製法」
その2:「パティーヌ」
その3:「モカシン仕立て」
その4:靴底の手の込んだ作り
その5:「ベビーカーフ」
その6:ブランド歴史
とまあ~このようなところでしょうか。
では、特徴を文章にしてみます。
特徴:甲革と本底を外側で縫い合わせた独自のオパンケ製法です。
職人の感性と技術を感じる重ね塗り「パティーヌ」仕上げとなっています。
素材が購入時の説明でベビーカーフとなっていました。とても柔らかいと感じます。
1枚革から作られた 本格的なモカシン仕立ての靴です。
写真で靴底を見てください。非常に手の込んだ作りと感じています。
専用シューズバック付き。
次に ブランド説明をします。
ブランド説明
ブランドとしてのブルーノマリは、1936年にスタートすると、
徐々にイタリア全土に名が広がっていく。
また、イタリアで開かれる、世界的な靴の展示会「ミカム」を発案した点でも、
イタリアのシューズ協会にも大きく貢献した。
50年代にメンズシューズのラインを発表。
このときにはヨーロッパからアメリカまで、名の通るブランドに成長していた。
60年代までに皇室、女優などの顧客を多く獲得。
60年代、今では誰もが知る、パンプスの原型を発明したことでも有名。
パンプスの原型とは「デコルテ」(デコルテというほっそりとした
浅く美しいパンプス型のシューズ)と呼ばれ、
60年代初頭にブルーノマリによって生み出だされた。
オパンケ製法について
オパンケ製法(opanka process)とは土踏まずのソールを甲革に被せるように
縫い付ける製靴方法です。
「オパンカ製法」とも呼ばれます。
オパンケ製法はソールの縫い付け方に特徴のある製靴方法です。
内側の土踏まず部分のソールを上に引っ張り上げて、アッパーに縫い付けます。
すくい縫いされた土踏まず部分は縫い目が丸見えで、
独特のデザインになります。
土踏まずのフィット感を高めるという実用的な効果もあるようです。
私のこの靴は、控えめにソールを上に引っ張り上げて、アッパーに縫い付けられています。
ベビーカーフについて
ベビーカーフは、生後 3ヶ月ほどの子牛の革の事をベビーカーフと言います。
とてもキメが細かい革です。
通常のカーフレザーは 1枚あたり 120デシ(革の面積の単位で1デシは、10平方cm)に対して
70デシ程度し取れないために流通量が少なく、最高級素材と言われています。
モカシン仕上げについて
モカシンは、1枚の甲革を、底部から足を包む形で甲側に引っ張り上げ、
そのヴァンプ部にモカ型をかぶせ、接合するという形でつくられます。
パティーヌについて
職人の技術と感性によって何度も重ね塗りを行い
独特の色合いを生み出します。
この靴は、黒系と茶系がベースになっていると思います。
美しくて品のある色を生み出しています。
最後に
専用のシューズバック付きを考えるとテンションが少し上がります。
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購入金額
0円
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購入日
2018年03月08日
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購入場所
タコシーさん
2018/03/08
ごめんなさい..
凄いです..
とーさんさん
2018/03/08
コメントありがとうございます。
いえいえ、
タコシーさんの レコードカートリッジをはじめオーディオの知識は
とても深くて すごい方だ!!と感じています。
人って それぞれ得意と不得意があって
それが個性で これがまた面白いと思います。