数多あるコレクションの内、発売日に買ったソフトというのは、どうしても押入れ奥深くにしまい込まれています。
L2さん個人棚卸の結果、追加購入品では無く、購入当時の物を発掘したので、記念にレビュー。
ロマサガの集大成として、十分過ぎる出来。今でも、プレイに耐えうる名作
ロマサガシリーズは、L2さんの青春といっても過言ではありません。
魂の一部といっても良いかも。
もちろん、魔界塔士サガから欠かさず購入してきたのは、ファンだから、というよりも、そのアイデアとゲーム性が優れていたからです。
GB版のサガ3は、ちょっと残念な部分が多めだったとL2さんは感じています。
が、こちら、ロマサガ3は、ロマサガの集大成として、かなりの部分でロマサガ、ロマサガ2でのプレイヤーの「あと、これが改善されたら」というような期待が叶えられていると思います。
思い入れを語りだすと、途轍もない長さになるので、ちらりとだけ。
閃きシステムがもたらすワクワク感と口惜しさは、何にも代え難かったです。
「レベルをいくつ上げたら、これが覚えられるよ」
というような積み上げれば手に入るものとは違い、弟のセーブデータ、友人のロムで放たれる見た事のない技を羨み、何度も戦った日々。
固定敵(一回限り)から、レアなアイテムが手に入ると聞いては、手に入るまでリセットをした日々(根気が尽きて未入手品も多かった)
流石に8人全員の宿星、得意武器変更までフォローはしませんでしたが、弟と二人で手分けして8人分のエンディングは見た記憶が有ります(キャラ振り分けでかなりバトルしましたがw)
仲間に出来るキャラたちもかなりの人数で、中には加入条件があって、気にしていないと加入してもらえないキャラも居たり(弟の方だけにいるパーティキャラに嫉妬w)
高くて買えませんでしたが、完全攻略本である「練磨の書」が出るくらいに作り込まれていて(不確定情報もありましたがw)、本当に何周も出来ると感じたものです。
実際に、ロマサガ3を遊びつくすには20年の歳月をもってしても足りないようでして、今でもニコニコ動画に仙(狂)人や熟練した初心者の方々が制限プレイと共に、解析データを出してくれています。
それを見ると、閃きシステムの閃きレベルの設定など、戦闘関連設定の細かさと計算に驚愕すると同時に、もう一度プレイしたいという気持ちが芽生えてきますね。
そして、ロマサガを語る上で欠かせないのが、音楽!!!
特に戦闘時の音楽の格好良さは異常。
強敵戦、四魔貴族戦の戦意をかきたてる旋律は、聞き惚れます。
ラストバトルのクライマックス感は、鳥肌ものです。
後に出たCDでの、アレンジバージョンのイントロから最初の主旋律に入る流れは、初視聴時に不覚にも涙が出ましたが、SFCの音源でも、引けを取りません。
スクウェアのBGM演出は、映画的な流れだなあと思います。
一歩間違えると、『感動しなさいな』『泣けるだろ』みたいな押し付け感が満載になるものなので、手放しで、「この演出が正義」と言いたくないです(最後の幻想の二桁以降が私には……)が、このロマサガ3では、苦労した道のりと試行錯誤を振り返って、凄くマッチしていると言えるのではないかな。
今入手しようとすると、オールドゲームとしてはプレミア価格ではありますが、発売当時の価格で購入した人間にとっては十分に安い!と言えるような言えないようなw
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購入金額
11,970円
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購入日
2015年09月02日
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購入場所
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