毎年この時期になると小田原の山伏が来てくれます。
毎年お土産を携えて来てくれます。
今年は燻し醤油が加わりましたが、ここ数年の主役はいつもの強羅餅
セントラルキッチンじゃないよ 手作りだよ
箱根の山にも送り火の大文字があります
時節柄それを直に見ることは叶いませんが、京都市民として親近感が湧く包装紙です
観光地である箱根も京都も おそらく全国のそれも同じかもしれませんが、
時代と共に廃れてしまう個人経営の宿やお店があるかたわらで
大企業がそれらを集約して均一サービスを提供するケースが増えております。
古くからの温泉地である強羅も、個人の宿が激減し、大きな資本のホテルが幅を利かせているとか。
各旅館に個別に「強羅餅」を卸して居られた時期は、その美味しさにお土産として求めに来られる観光客が多かったのだとか。
ホテルは自らの売店を持つようになると、そのような触れ合いは減ります。
そして、地元とは無縁の大企業がホテルを運営するようになると、ホテル内で供されるお菓子は、すべてセントラルキッチンのそれに置き換わります。
夕食も朝食も、数十キロ離れたセントラルキッチンから運ばれてきたものを利用するケースがほとんどになりつつあるようです。
それは安心感と均一感を得ることに成功しているかもしれませんが、もしも昔ながらの日本の宿
ホテルや旅館の従業員の方々と触れ合うことを大事にされる旅行者なら、お土産も、工場で生産されるものではなく、お店で拵えたものを求めるのが良いのでは?
そんなことを考えながらいただきます。
賞味期限の短さは 美味しさの代償
竹皮を模した包装 丁寧に包まれております
密封されていないので、賞味期限は短め その代わりに良い香りがしますよ。
小豆が見えます お餅と小豆は相性が良いもんね
このお餅は、ほぼ羽二重餅と呼べるレベルの求肥です。
自分の好みでは、プレーンな羽二重餅には触手が動かないのですが、この強羅餅は、とても良い塩梅の柚子の香りが決め手。
爽やかで甘くて、本当に美味しいです。
強羅土産としてだけでなく、箱根のお土産として 広くオススメしたい銘品です。
いただきものですが、10個紙箱入りの上代を記載します。
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購入金額
1,100円
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購入日
2018年02月23日
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購入場所
箱根強羅 石川菓子舗
mkamaさん
2018/02/25
強羅まで20分ほどの仙石原に別荘があるのに全然知りませんでした。
暖かくなった頃に、掃除に行くので、買いに行ってみます。
情報、ありがとうございます。
フェレンギさん
2018/02/25
観光目的で何度か訪れておりますが、この菓匠は小田原の山伏が強く推してくれました。
ご夫婦で頑張っておられると聞いております。 ぜひお試しくださいね。
きっと満足してただけると思います。