2005年度以来毎年更新を続けてきた、千葉ロッテマリーンズの公式ファンクラブ「TEAM26」の会員ですが、以前は年会費3,500円のレギュラー会員でもそれなりに良いグッズが特典品として用意されていたものの、ここ数年は記念品に魅力が無いため、記念品なしで1,000円安くなるカジュアルレギュラー会員として申し込んでいます。
TEAM26の公式サイト内のマイページで予め設定しておくと、同じ会員種別で自動的に年度更新処理が行われるようになっていますので、今年も気付いたら更新されて新しい会員証と特典品が送られてきました。
カジュアルレギュラー会員の場合、例年は封筒に必要なすべてが同梱されて送られてきていたのですが、今年はボール紙製の箱形ケースで送られてきました。一見見栄えは良いのですが、ミシン目から箱を破く形で開封しますので中身を数ヶ月保管するにはあまり向かない箱です。
特典品なしのため、案内冊子、特別席(パーティールーム等)の案内、会員証、入場券引換券×2、ピンバッジだけというシンプルな構成で入っていました。ピンバッジは写真を撮り忘れました…。
入場券の引換券は2種類あり、そのうち1枚は従来とほぼ同等の内野自由席プラス引換券(昨年度までは内野自由席引換券)で、開幕戦や交流戦の一部カードなどといった満員が見込まれる人気試合を除いた試合で、内野自由席又はそれに近い価格の座席の入場券と交換できるものです。
ZOZOマリンスタジアム開催試合は今年から座席の種別が大幅に細分化され、今までのような自由席が極めて少なくなり、近い価格帯の指定エリアも含まれるようになったということのようです。
そしてもう1枚のチケットは今年度から新設されたスプリングチケット引換券で、引き換え対象試合が4・5月に限定される代わりに比較的高額な指定席券に引き換えることが出来るというものです。5月中までに観戦に行く予定があるのであれば、このチケットを2,500円で買ったと思ってファンクラブに入会しても損はしないという程度には使える券です。
ロッテリア引換券が懐かしい…
前に述べた通り、今年度は入場券引換券が2種類含まれていて、金銭的なお得度は今までに無く充実しています。昨年度までは年会費1万円のゴールド会員でなければ指定席に使える引換券は含まれていませんでしたからね。
ただ、私が初めてTEAM26に入会した2005年度は、入場券こそ自由席引換券1枚だけでしたが、3,500円でレプリカユニフォーム(オーセンティックと呼ばれる本物に近いものではなく薄手の生地のもの)や、ロッテリアの商品引換券など、かなりバラエティーに富んだ特典が用意されていたものでした。
このロッテリアの商品引換券は年々内容が悪くなっていったのですが、2005年度の場合には
・エビバーガー
・てりやきバーガー
・ドリンク
・ポテト
の引換券が入っていて、球場内のロッテリアを除く全国のロッテリアで商品と引き換えることが出来ていました。とあるファンサイトの方は、北海道旅行のついでにわざわざ日本最北端のロッテリアで引き換えるという遊びをしていたほどです。
しかし、この券は徐々に対象品目が安くなり続け、最後の方はポテトとドリンク各1枚というありがたみのないものとなってしまい、現在ではそれすら廃止されています。その時期にはハンバーガーの代わりという意図だったのか、ドーナッツ店Krispy Kremeのドーナッツサービス券が用意されていましたが、これはファンの中でも不評であっという間に廃止されてしまいました。今なら市内に店舗が出来たので使えなくはないサービス券だったのですが、当時は千葉市周辺では「ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)内の店舗以外になく、何処で使えば良いんだと批判が集まっていました。
今年は入場券引換券以外のおまけが皆無というのは寂しいところですが、その分内容と数量が向上したことは評価しても良いでしょう。もっとも、単純にコストカットしているという印象は強く残りますが…。球団社長がみずほ銀行出身の山室氏になって以降は、とにかくコストカットと小銭集めという印象は強くなりました。決して財務体質が良い訳では無く経営努力であることは理解できますが、遊び心と野球そのものへの愛情が少々乏しい感じがしてしまうのが、どうしても不満を感じさせる理由でしょう。
まあ、色々言いつつも結局毎年会費を納めている以上、それを受け入れてしまっているといわれれば反論は出来ません。
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購入金額
2,500円
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購入日
2018年02月13日
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購入場所
TEAM26公式サイト
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