自転車のリアディレイラーをフレームに取り付けるためのパーツです。
自分が犠牲になって他者を守るパーツ
自転車の種類によっては、このようなハンガーを使用せずにディレイラーをフレームに直接取り付けますが、近年のスポーツ車ではほぼこのハンガーを使用しているようです。
ディレイラーハンガーを経てディレイラーが取り付けられていると、転倒などのアクシデントの際にこのパーツが先に壊れてフレームやディレイラーがダメージからから守られます。
実際に破断しました
このうような考えのパーツなので曲がりやすく、折れやすくできています。
パーツ自体に型番のヒントになるような刻印などないので、外形と寸法やキーワードを頼りにネットで探しました。折れたパーツも純正品かどうかわかりません。
ヤフオクの「#58はMeridaやCenturionなどのフレームに使われている形状」という情報が参考なりました。
今回は、Amazonで購入しましたがAliexpressでも入手できそうです。
価格はそれぞれ、ヤフオク 1,800円、Amazon 1,000円、Aliexpress 2個で 1,281円でしたが、刻印が同じに見えるので、これらは製造元は同じで品質も変わらないのかと思います。
純正品(に近い)と思われるのは、サイクルベースあさひ では 「ホイルマニュファクチャリング [WHEELS_MANUFACTURING]DERAILLEUR HANGER DROPOUT-58 コナ、マリン、オルベア他対応」(3,110円)という製品です。
価格の違いは、素材と加工方法によるかもしれません。
ヤフオクなどの安価なタイプはダイキャスト、純正品に近い方はCNC加工のように見えます。素材が同じアルミでも種類が違ったり加工方法により金属の組成が変わるので、厳密に製品性能を比較すると差があるのかもしれません。
届いたパーツを取り付けました(フレームのリアエンド)。
取り付けるまで、形状が正しいかどうか確信はありませんでしたがピッタリ合いました。
付属のビスにはネジロックが塗布されていました。
ディレイラーを取り付けると、隠れてしまいます。
ディレイラーハンガーに汎用的な形状というのは存在せず、同じ目的なのにフレームによって多様な形状が存在する面倒なパーツです。
取り付け方向も今回のパーツは内側ですが、外側から取り付ける形式もあります。
なので、自転車店でも流通している全種類の在庫はできないかもしれません。
クラッシクな車体しか知らなかったので、このようなパーツがあるとは知りませんでした。
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購入金額
1,000円
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購入日
2018年01月21日
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購入場所
Amazon
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