１、常にイイ物を求めるならキャノンコネクタは「NEUTRIK製を使うべし！」。常に上を目指し改善を意識する会社の製品の方が耐久性もいい。

２、PA業界では標準に近いコネクタなのでアッセンブリはちょい探せば出てくる。カラーリングやカラーブッシュも多数用意されているのでケーブル毎に色分けしたり、ch毎に色分けしてみたりと使い勝手が良い設計。

３、ロック系と相性がいい（⇒あくまで俺の感想）

 4、キャノンコネクタを買うときにITTキャノン製、NEUTRIK製、AmphenolAudio製、Switchcraft製とで迷ったら『とりあえずNEUTRIK製コネクタを買っとけ！』。ドライバレスでのアッセンブリ、全種類共にGNDが装備されているのは大きい。

詳しいところはこちらをご覧下さい。

https://twitter.com/NeutrikLtdJP/status/910774602556510209

『オスのロック部分が割れるんじゃね？そこどーなの？？？』という話を見つけたノイトリックJPの社員さんが実際の商品を使って試して、公開したというのが大まかな流れですかね。　俺も体重が80kgなんで踏みつけるとどーなるのかが分かりましたし、この情報はありがたかったです。

ノイトリックJPではツイッターを活用して「自社にとって耳の痛い話も含めて」情報の収集に努めているようです。　

ネガティブな部分というのは目を背けたくもなるはずですが、キチンと目を向け・聞き入れ・試験し公開するこの姿勢は素晴らしいと思います。特に『試験して、それを公開する』ってなかなか出来ないものだと思います。

今回、NEUTRIKにした決定的な要素はこの企業姿勢ですね。

今回購入した製品は４ピンのXLR(キャノン)コネクタのオスとなります。

型番：NC4MXX
種別/ピン数：XLRオス　4ピン

ピンの特徴：銀メッキ
適合ケーブル：2.8～8.0mmφ

包装。すぐに作業に取りかかれるようバラバラになって封入されている。しかも、簡単に開けられるよう、左側にミシン目加工がされているのがGood！

入っている物：ハウジング、ブッシュ(黒カラーリング付)、チャック、コンタクトピン インサート

ノイトリックのキャノンコネクタが持つ最大の特徴はネジ不要、チャック（画像中央のパーツ）とカラーリングは後付け＆交換可能！という点です。
ITTキャノンだとネジがあるのでドライバを用意する必要があり、余分な手間が掛かりますがこちらはネジが不要なので断線したときはすぐに作業に取りかかれる構造となっています。

また、他社と違って『カラーリングによる識別が出来る』のもポイントです。

俺は「ソニー MDR-V6」というヘッドフォンを使っているのでそれのサイドステッカーと同じ赤色のカラーリングを付けました。

なお、このカラーリングは「アッセンブリした後でも取り付け/交換が可能！！」ですので、黒リングだとちょっと味気ねーな・・・とか思ったら交換するのもアリだと思います。　ちなみにこのリングは１個６０円（＠トモカPROSHOP）とお手頃価格です。

ノイトリックの製品HPの右中央に

『XLRタイプケーブルコネクターアッセンブルガイド』というpdfファイルがありますのでそちらをDLしてご覧下さい。

使用しているヘッドフォンアンプによって違う物もあるかもしれませんが俺はこんな感じにハンダ付けしました。
使用ケーブルは『モガミ電線mogami PART No.2893』です。外径が4.8mmなので緩すぎず、キツすぎず丁度良い具合のケーブルです。

１番：黒、Lchプラス
２番：赤、Lchマイナス
３番：青、Rchプラス
４番：透明、Rchマイナス
GND：シールド

謎ブランドのプラグよりも『ギターの音の解像度が上がり、１音１音がしっかり聞こえるようになっています』ので最高です。個人的にはmilktubや堀江晶太の関わっている「エロゲのOP曲」は相性◎だと思います。

特にワガママハイスペックOCのOP曲である「Hey Darling！」、DEARDROPSのOP曲の「希望の旋律」なんかは鳥肌が立ってしまうほどガツンと来ました。

実際のライブに来たみたいで・・・ジーンっと来てしまうくらいです。

”milktub(bamboo)”や”堀江晶太”の名前はどこかで聞いたことがあると思いますが、この人が作曲してる曲は総じて相性が良く感じますので是非。