我が家では元々FMやTVの電波障害がひどく、アナログ放送時代は近くの高台に作られた共同受信アンテナでTVだけは何とか受信していました。
しかしデジタル移行後は、この共同受信のシステムは廃止となり、TVを利用し続けるためには個別に地元CATVと契約する(地デジの部分だけを利用するのは特例により無料)か、NTTの光ファイバー網を活用したフレッツ・テレビを利用するかという選択となっていました。
もっとも、BS/CSは元々電波障害の影響は受けにくいので、コストパフォーマンスを重視するのであればCATVで地デジ+パラボラアンテナでBS/CSという手段もあります。ただ、何かと面倒だったので、Bフレッツ・ベーシックからNGNのフレッツ・ネクストに切り替えた際に、フレッツ・テレビも申し込んでアンテナを光ファイバーからとる形にしました。
光ファイバーは電柱から最も近い部屋に引き込んでいるので、他の部屋でTVを見るためにはONUのアンテナ出力から分岐してやる必要があります。これはフレッツ・テレビ移行前に一時的に使っていたCATV時代の屋外分配器などを活用して対応しました。
一通り配線が終わって問題となったのは、何故かリビングのTVではCSの帯域がまともに写らないということです。CSは殆ど見ないので実用上の問題は無い(用事がある場合でも私の部屋のPC経由で見るため)のですが、当然のことながら改善するに越したことはありません。そこでかつて秋葉原等で安く売られていた質の悪いアンテナ線を排除しようと、まともなアンテナケーブルが安売りされているときに少しずつ入れ替え始めています。このケーブルもその流れで入手したものです。
このケーブルの大きな特徴となるのはノイズカットという点です。TV奥でいろいろな機器の後ろを引き回しているので、ノイズの影響もあるかも知れないと考えまして…。
ケーブル自体は良質だが解決はしない
はっきり言ってしまえば、他の目的で立ち寄った近所のホームセンターで、通常仕様のケーブルよりも遙かに安く売られていたから買っただけの品です。
プラグ部分もノイズ対策されていますし、ケーブル部分もBS/CS対応で太さもある4C-FBですから、仕様面で文句の付けようが無いケーブルです。これをアンテナ引き込み部と分配器の間に入れることにしました。
しかしながら、結論としては状況は改善されません。よく考えると、リビングの引き込み部までの屋外配線がBSアナログまでの時代のケーブルなので、いくら屋内配線を改善してもその手前で既にアウトだったのです。
屋外配線もその気になれば張り替えは出来るのですが、そこそこ面倒ですし、特に切羽詰まっている訳でもないので当面はこのままでしょうか。CSが活躍する機会が迫ったときに、また次の対応を考えたいと思います。
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購入金額
308円
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購入日
2017年08月19日
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購入場所
ロイヤルホームセンター
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