レビューメディア「ジグソー」

買う気は無かったのだが…

手元に、Xperia XZ Premiumがあります。


これまで使っていた、Xperia Z5 Premiumは、今年の10月迄インセンティブがあり、基本料金から毎月2,000円程度割り引かれていました。(auからdocomoにMNP)

なので、そのインセンティブが無くなる11月頃に、Xperia XZ Premiumに買い換えようと、漠然と考えていました。

スマホで97,200円(税込)は、私にとって、決して安い買い物ではありません。


しかし、2ヶ月ほど前、Xperia Z5 Premiumを駅のホームで落としてしまい、本体サイド部分に傷をつけて以来、ちょっと愛着が無くなっていました。

 

マウスの修理品を引き取りに秋葉原に行き、折角なので界隈を徘徊していて、漠然と店頭でXperia XZ Premiumを見ていると、店員さん(docomoからの出向/販売応援)に声を掛けられました。
今年の11月にはインセンティブが無くなるので、Xperia XZ Premiumに機種変するか、他社にMNPするか、取り敢えず価格を見に来た!と伝えました。


また、現状のXperia Z5 Premiumのバッテリの発熱や持ちについて話していると、Xperia XZ Premiumでは、CPUのパフォーマンスが上がり、バッテリの発熱も抑えられている。とのこと。

 

現在使っている、Xperia Z5 Premiumを、22,000円で下取りするとの話も出ました。
本体が傷ついていても、部品採り用に分解するので、問題ないとのこと。

 

現在は、パケット定額も、通常月は、1GB/月程度しか使っていないのに、インセンティブを貰うために5GB/月の契約にしているのですが、2GB/月に変更してもインセンティブは付きます!

 

なんだかんだ言ってもこの一言が、契約更新の決め手でした。

 

月々の基本料金が1,500円安くなります。
インセンティブに関しては、これまで通り、2,000円程が24ヶ月付きます。

 

なので、毎月の支払いが、今より1,500円安くなります。

他社にMNPしてもあまり変わらないのではないかと考えました。

 

正直言って、4K HDRなんて、5.5inch液晶では、私の目では分かりません。
これまでも4K液晶だったので、HDRになってどれ程ダイナミックレンジが広がったのか良くわかりません。

Xperia XZ Premiumには、4K HDRのサンプル静止画,動画がサンプルとして付いているのですが、それを見ても良くわかりません。

 

以下に、Xperia XZ Premiumに添付されていた、4K静止画を掲載しますが、オリジナルサイズ(4K)では、63.3MBあり、ZIGSOWのフォトアルバムにアップできませんので、1280x720にリサイズし4.9MBのファイルにしてあります。

今までのXperia Z5 Premiumでも、4K液晶は充分綺麗でした。

変わったのは、本体が最新のパフォーマンスになって、若干大きくなったこと(表示面積は変わらず)位です。

 

以下、側面の比較で、上が、Xperia XZ Premium 下が、Xperia Z5 Premiumです。

画面サイズは、共に5.5inchなので、額縁が少し大きくなったようです。

次が、底部の比較です。

側面同様の並び順です。

ここでも、若干大きくなっています。

Xperia XZ Premiumは、底面の形状からも分かるように、ラウンドフォルムになっていますので、その分も大きくなった一因ではないでしょうか。

 

これまでは、前後のパネルをパーツで取り囲んでコーナーのロックパーツで固定する感じ(バンパーのような感じ)だったのですが、今回は、前後パネルに取り付けた左右のラウンドパーツを上下の固定パーツで挟み込む感じです。

 

ただ、持った感じは、ラウンドフォルムが手に優しい分、大きくなったことは感じませんし、むしろ持ちやすくなりました。

 

Xperia Z5 Premiumの時は、micro SDカードとSIMカードを同じフォルダに入れて本体に装着していたのですが、今回は、micro SDカードだけを先に抜き取り、SIMを外す必要があるときは、更に小さなスライドを引き出すように変更されました。

SIMは、micro SDカードの上部に更にスライドが付いていて、そこに搭載されます。

 

Xperia XZ Premiumは、最新のスペックですから、約2年前のXperia Z5 Premiumと比べるとパフォーマンスアップしているのですが、普段使いで、速さを感じることは余りありません。

 

一番速いと感じたのは、再起動時の立ち上がりです。感覚的にはこれまでの半分位の時間に感じます。

AnTuTu Benchmarkでは、

 

しかし、今回は、最初からAndroid 7.1.1が搭載されているので、スクリーンショットをとると、4K画面がキャプチャされます。


何気にPCに転送して、切り取ってみると、思いのほかサイズが大きいので、確認してみると、4K解像度でキャプチャされていました。

 

3これまでのXperia Z5 Premiumでは、Android 7.1にアップデートしても、スクリーンショットは、フルHDのままでした。

Xperia XZ Premiumは、Android 7.1にネイティブ対応なんだと思いました。

 

Xperia XZ Premiumは、PCとのインターフェイスが、Type-Cになっています。

購入時に、インタフェースが、USB micro Bから、Type-Cに変更になったことを聞きましたが、自宅のPCには、ノートを含め3台のUSB 3.1 Type-C搭載機があるので大丈夫だと考えていました。

 

購入時には、バッテリは51%ありましたが、Androidの設定やアップデートで毎回1GB位の通信を行うので、自宅に帰ってからセットアップをしようと考え、そのまま家に帰りました。

特に、今回は、2GB/月の契約なので、可能な限り、大きなファイルは、Wi-Fi環境で行いたいと考えました、


先ずは、自宅Wi-Fi環境をXperia XZ Premiumにセットアップし、Windows PCを使って、Google Playでスマホにセットアップするアプリのダウンロードを選択し、ダウンロードを開始しました。

 

暫く時間が掛かるので、その間に充電でもしようと考え、デスクトップPCの背面から引き出している、USB 3.1 Type-Cのケーブルを、Xperia XZ Premiumに挿しました。


これまでは、直ぐに接続選択画面がXperia Z5 Premiumに表示されていたのに、出て来ません。


Xperia XZ Premiumの画面上を、上から下にスライドさせタブを表示させると、接続動作の選択ができるタブが見つかったのでタッチすると、これまでと違い、Xperia XZ Premiumから接続機器へ給電するメニューが追加になっています。

上記が、画面を上から下にスライドして表示されるステータスです。

充電ではなく、給電モードになっていたのです。

再度メニューを呼び出して、充電を選択しましたが、画面上部のバッテリアイコンが充電動作に変わりません。

しばらく放置していると、指定したAndroidアプリは順当にダウンロード/インストールされているのに、バッテリの残量は下がる一方です。
これはおかしい。今どきの新商品で、初期不良も余り考えられない。

上記メニューで、"この機器を充電する" を選択したつもりなのに、"電源として利用する" 設定になっています。

 

取り敢えず、スマートフォンの急速充電専用電源はUSB micro Bで持っているので、これをType-Cに変換して試してみよう。


ということで、最寄りの電気店で、一番安いELECOM製変換アダプタを購入し、充電専用電源に挿したところ、問題なく充電できます。

 

充電に関しては、これでも良いのですが、PCと通信できないと、通勤時に観ている動画コンテンツを、Xperia XZ Premiumから毎回 micro SDカードを脱着しなくてはならないので何とか回避したい。

ここで、初めて、Xperia XZ Premiumの取扱説明書をWEBからダウンロードして見てみました。
すると、USBケーブル A to Cでパソコンに接続すると記載されているのです。

汎用性を考慮してのことか、もしくは、docomoのオプションとして、USBケーブル A to Cしか設定がないからこのような記載になっているのかとも考えましたが、試しに、Type-A > Type-C 変換ケーブルで、PCと繋いでみました。

 

なんと、無事接続でき、通信も充電もできるではないですか。
Xperia XZ Premiumに搭載されている、Type-Cコネクタは、USB 3.1 Type-Cに繋いではいけないのです。
Xperia XZ Premiumは、USB 3.1 Gen 1なので、最大5Gbpsでデータ転送可能できるのですが、接続先は、USB 3.1 Type-Cではなく、USB 3.1 Type-Aなのです。
不思議です。

 

これまでのXperia Z5 Premiumは、USB 2.0だったので、USB 3.1 Gen1は、10倍ほどの転送速度です。

私のように、5~6GB程度の映画ファイルを通勤時間中見ていて、毎週3~4本の映画を転送している身にとってはとてもありがたい、アップグレードです。

 

パッケージは、従来の延長線上の、白系の箱で、付属品は最低限のものだけです。

説明書と保証書以外には、テレビ視聴の際に必要なアンテナアダプタだけです。

 

自宅での通信速度を、4G LTEと自宅Wi-Fiルータ経由で計測してみました。

左側の計測値が、4G LTEでの計測,右の計測値が、Wi-Fi経由(11ac)での計測結果です。

我が家のインターネット環境は、NURO光 2Gなのですが、Wi-Fi経由だとこの程度しか速度が出ませんでした。

最後に、価格ですが、価格自体は税込 97,200円でした。

そこから、Xperia Z5 Premiumの下取りが、22,000円,

溜まっていたdポイントが2,311ポイント(円),

ひかりTVのお試し契約で5,000円値引きということで、

 

最終的に67,889円の支払いでした。

  • 購入金額

    97,200円

  • 購入日

    2017年07月29日

  • 購入場所

    ヨドバシカメラ 秋葉原マルチメディア

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