以前バックアップ用に買ってあったものと同型ですが、地元のHARD OFFで複数台積まれていたものをさらに買い足していました。
とはいえ、実は16ポートのGigabitスイッチは他にもいくつか手持ちがあり、率直に言えば今更感があります。我が家のネットワークが10Gbitや2.5Gbit化するのはまだ先だとは思いますが…。
今回は、故障したGS924XLのファンの交換部品をここから摘出するために用意したわけです。まあ、こんな用途で引っ張り出すことになるとは思っていませんでしたが。
外見上はGS924XLと同じ、デルタ電子製のファンのように見えます。
早速GS916Lの天板を開けてみましたが、ファンの形状や電源ケーブル、基板側の電源コネクターの形状等はすべて同じように見えます。これなら流用できそうです。
ファンのコンディションは良好
早速ですが、GS916Lの冷却ファンを取り出してみました。
写真左がGS924XLから取り出した故障品、右がGS916Lから取り出した代替品です。当然ではありますが、取り出す前にGS916Lを動作させてこのファンが正常に動いていることを確認した上で取り出しています。
GS924XLの方のファンは以下のものです。
・DELTA EFB0412MD
・40mm×40mm×20mm
・DC12V 0.10A 2極
一方、GS916Lのファンは以下のものでした。
・DELTA EFB0412LD
・40mm×40mm×20mm
・DC12V 0.08A 2極
というわけで、全く同じではありませんでした。
データシートで確認したところ、元のEFB0412MDは回転数6,300rpm、GS916LのEFB0412LDの回転数が5,000rpmだそうです。
元よりは回転数が約2割落ちるわけですが、元々家庭用でそこまで激しい負荷がかかる用途でも無いと思いますので、これでも何とかなるだろうと判断してそのまま載せ替えることにしました。ちなみにGS916Lも最低限使えるようにと、騒音が激しく常用NGとなってしまった、
こちらのファンを代わりに取り付けてあります。
ようやくGS924XLが元通り(実際にはそれ以上)の静かさを取り戻してくれました。というか、AlliedTelesis製の同種製品はいくつかストックがありましたので、最初からこうしていれば良かったかと少し後悔しています…。
-
購入金額
1,100円
-
購入日
2019年頃
-
購入場所
BOOK OFF
まこりんさん
2020/07/30
jive9821さん
2020/07/30
私はあまり台数を増やしたくなかったので、基幹のネットワークスイッチはポート数の多い1台に集約したのですが、トラブルがあると影響は甚大ですね。
調べてみて意外だったのは、直接交換できるような冷却ファンはほとんど売られていないということでした。長期運用することを考えると、配線を途中でぶった切って繋ぐというのは避けたいと思いましたので、パーツとして構成が近いモデルをストックしておく方が確実に思えます。