昨年に引き続き、ケンコー・トキナーのカメラ用品アウトレット市を主目的に、CP+ 2017に行ってきました。
ところが結論から言えば、今回のケンコー・トキナーはレンズフィルターの上位シリーズをあまり用意しておらず、狙っていた品はあまり買えないままでした。確かにZeta PROTECTORシリーズは1,000円均一である程度残っていたのですが、殆どが小口径であり新たに買う必要がないサイズばかりだったのです。
そこで手持ちの在庫があまりなかったサイズのPRO 1Dを数点買って終わりにしたのですが、代わりに昨年(の最終日に)レンズフィルターを置いていなかった、ハクバの方で少量ながらレンズフィルター類を扱っていましたので、その中からお買い得度が高いと思い購入してきたのが、このULTIMA 58mmです。
バーコード欄に枠で囲まれた「7000」という数字が見えますが、これが恐らくメーカー希望小売価格(税別)ということでしょう。
しっかりとしたケースに入っています。このケースはケンコー・トキナーのレンズフィルターとは異なり、中身が見えない(=透過率が極めて低い)ものとなっていました。
当然ではありますが、肉眼で見る限り枠の中と外とで見え方は殆ど変わりません。
プロテクターながらUVカット性能も高い
今回は、FUJIFILM製のズームレンズ、XF 18-55mm F2.8-4 R LM OISがフィルター径58mmで適合しますので、これに装着してみることにしました。なお、元々ケンコー・トキナーのレンズフィルター、PRO 1D PROTECTORを使っていたレンズです。
元のPRO 1Dは1年以上使って少し汚れていたかも知れません。交換してみるとレンズがよりくっきりと見えるようになりました。
ちなみにULTIMAシリーズはコーティングだけではなくガラス素材にも凝っていて、スマートフォン等で使われる高耐久ガラス、Gorilla Glassでお馴染みのCorning製のレンズ用ガラスを使っているとのことです。
透過率はケンコー・トキナーのレンズプロテクターでいえばZeta Quintと張り合うものだそうですが、特徴的なのは可視光外となる色(紫外線など)はむしろ効果的に吸収するという、UVカットに近い性質も併せ持つということだそうです。
本音で言ってしまえば、新品同士で比較すればPRO 1DとULTIMAを付け替えて画質を比較したところで、私の目では識別できないと思います。プロテクターを装着するのはあくまで安心感のためですから、画質に影響を与えないという安心感も合わせて買ったと思うべき品ということでしょう。
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購入金額
1,000円
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購入日
2017年02月23日
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購入場所
CP+ 2017 カメラアクセサリーアウトレット市 ハクバ写真産業ブース
ねおさん
2017/03/03
私は、67mmのZeta C-PL (3000円)を1枚だけ買ってきました。
ハクバも見ましたが、欲しいものが無かったのでスルーしましたが、ULTMAが1000円はお徳ですね。
jive9821さん
2017/03/03
ZetaのC-PLはかなりお買い得だと思ったのですが、買うなら各サイズが欲しくなってしまう(どれに絞り込んで良いか判らない)と思い、敢えて手を出さずに帰ってきました。
私は初日の昼前に行ったのですが、どうやらオープンと同時に77mmを中心とした大口径は争奪戦となって、一瞬でなくなってしまったようです。今回は大口径狙いでしたので、これでかなりがっかりしてしまいまして…。
ハクバも大口径は壊滅的だったのですが、普段使うことがないULTIMAを試すには丁度良いということで、今回はこの1枚を買ってきました。