Texas Instruments から発売されている、高性能、低THD+Nな
SoundPlus オーディオオペアンプです。
秋月にDIP化キットとして売られています。
TI社 Link : https://www.ti.com/product/ja-jp/OPA1622
秋月電子通商 Link : https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-10255
Tips : これを視聴するための機材の制作日記
ちょっとのはんだ付けのみでDIP化
表面実装であるOPA1622本体の取り付けは、すでにされている状態で購入できます。
DIPソケットにさすためのピンを8本はんだ付けするのみです。
THD+Nは最高峰
データシートを見てみると、Elecrical Characteristics の初っ端から
THD+Nの数値を自慢してきます。
THD+N-135dB、出力最大150mWなんてオペアンプ、そうそうないんじゃないでしょうか。
ただし、欠点もあります。
入力バイアスが1.2uA @typ 、電圧オフセットが±100uV @typあります。
使いにくいです。
他社類似製品より圧倒的に安い
似たようなスペックのものとして、MusesシリーズやAD797等が上がりますが、
Musesはスペック重視というよりオーディオ性能重視なので比較対象としては
厳しいです。
AD797はだいぶスペックも似ていますが、THD+Nと値段は敵いません。
AD797はオフセット電圧がだいぶ小さいので、使用目的によっておすすめは変わると
思います。
スーパー器用貧乏
THD+Nを求めすぎた結果オフセット電圧と入力バイアスをどこかへ投げ捨ててしまった
器用貧乏OPA1622ちゃん。
なんとバカデカいノイズが聞こえてしまいます。
当方の検証機はボリュームレス、ユニティーゲインなDCイヤホンバッファですので、外来ノイズ
だということは明白なのですが、ほかの高性能オペアンプではそんなノイズは聞こえません。
スペックを鵜呑みにする前に、データシートをよく読みましょうね...
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購入金額
700円
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購入日
2022年04月頃
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購入場所
秋月電子通商
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