レビューメディア「ジグソー」

先代MX200よりはややスペックダウンか

NTT-Xストアの年度末セールで、一瞬だけ一気に値段が下がったときに思わず買ってしまったSSDです。前世代のMX200やBX100は、Micron製のMLC NANDとそこそこ良く出来たコントローラーの組み合わせで、安定して高い性能と信頼性を確保していたシリーズでした。

 

しかし、このMX300でTLC NAND搭載となり、シリーズ上は後継と見えるものの実質的には1ランク下の製品とみられるものとなりました。実際に信頼性(書き込み寿命)などは公称スペックではほぼ同等ですが、特に小容量モデルにおけるランダム速度で大きな差が付いています。

 

というわけで、MX200の後継と言いつつも、実際にはこの辺りの製品のライバルという感覚で購入しました。まあ、製品仕様上もそれに近いものがありますし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Crucialのリテールパッケージですので、データ移行ソフトウェアとしてAcronis True Image HDのライセンスと、7→9.5mmスペーサーがきちんと添付されている辺りはなかなか好感が持ています。

 

更新: 2017/04/21
性能

この世代のTLC NAND搭載モデルとして標準的

それではいつも通り、Crystal Disk Markの結果を見てみましょう。Xeon E5-2670を搭載したASUS P9X79のSATA 6Gbpsポートに接続してデータドライブとして利用したものとなります。

 

 

 

 

 

なお、同社の前世代シリーズとなるMX200(500GBモデル)、BX100(250GBモデル)のベンチ膜テストの結果等は以下でご覧いただけます。

 

 

 

 

 

 

▲Crystal Disk Mark 5.1.1
▲Crystal Disk Mark 5.1.1

 

 

▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition

 

 

起動直後時点でのCrystal Disk Infoの状態も貼っておきます。

 

 

 

 

ベンチマークテストの結果は、この世代のTLC NAND搭載モデルとして標準的でしょうか。シーケンシャルの速度は上位と比べても遜色ないものの、4Kランダムなどではやはりワンランクかそれ以上劣ってしまいます。もっとも、この結果ではMX200の500GBとの比較で全面的に劣ってしまっていますが、MX300が525GBモデルであったとすれば、もう少し拮抗したものとなるはずです。

 

今回は購入価格がかなり安かったので、最初からローエンドクラスとして考えるべきものであり、コストパフォーマンスという意味では悪くはありませんし、添付品もしっかりとしている分お買い得度は高いといえます。

 

ただ、普段のMX300はローエンドというほどの格安品では無く、通常の価格で買っていたとすればやや不満の残るパフォーマンスかもしれません。特に型番通りに「MX200の後継」と考えてしまうと、少々残念というものでした。

  • 購入金額

    5,980円

  • 購入日

    2017年04月01日

  • 購入場所

    NTT-Xストア

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