ぷらっと立ち寄ったHONDAのお店でなんとなく買ってしまいました。
いや、わりと本気でなんとなく買ってしまったのです。
これにはいくつか理由があるのです。
・以前から、2ペダルの車に乗りたかった。
・ATではなく、MTベースのパドルシフターが良い。
・ハイブリットでMT車輌(CR-Zみたいな)に乗りたい。
・シフトチェンジのラグは小さいほうが良い。EVO10「◎」アルトターボRS「×」アバルト「×」
・ぱっと見派手じゃない車が良い。
上記のような理由があり、フィットハイブリット(無印)を試乗すると…
・ハイブリットなのでパワーがある。
・7速DCD(DCTではない、メーカー呼称名)
・シフトチェンジが早い
・なんかボディ剛性がすごくつおい。
そんなこんなで大変気に入ったところ、サインすれば買えるというので買いました。
お値段はそんなに安くなかったのですが、お決まりの「この色ならお値打ちに…」という
ありきたりなアレで、それなりにお値打ちになったと思います。
ボディカラーは、自宅に白やら赤やら黄色いのやら色々いるので青にしました。
水色でも良かったのですが、妻に却下されました(´・ω・`)
そして当然のことですが、在庫である車なので納車も早い。
購入した時は自宅駐車場が拡張前であったため、友人が営む駐車場を借用しました。
納車されても放置される可哀想なフィット君がこちらです。
そして、ちょっと嬉しい誤算はディーラーナビです。
ナビ11万円値引きセールをしていて、14万円くらいのナビを選んだのですが
丁度自分の車両から2016年[秋]モデルとなりました。
自分にとって初めての通信ナビです。
コックピットのデザインはトヨタよりホンダの方が好きです。
ハイブリットなんだから色々情報が出てきた方が男としてはワクテカします。
コンパクトカーとしては十分すぎるスペックです。
こちらがホンダのカタログスペックになります。
一番左の Hybrid S が該当車輌となります。
はぢめての i-DCD について。
Fit-3 Hybrid に搭載されているパワーユニット&コントロールユニットは、
ちょっと複雑なシステムになっているので、理解をしていただくには時間が必要です。
まずは、こちらの動画をご覧ください[Youtubeより引用]
よくわからないと感じた方も多いと思います。
もう少し簡単に記述されているものがこちらです。[Youtubeより引用]
如何でしょう。
要点を記述させていただきます。
[基本構成]
1、7速DCDと書かれているが、トランスミッション自体は6速。
2、エンジンはデュアルクラッチ機構により、素早いシフトチェンジが可能。
3、エンジンは2速~7速を担当する。
4、モーターは3速・5速・7速にのみ接続されている。
5、モーターが接続されている3速は、モーター側がプラネタリギアになっており1速を再現。
[出力システム]
1、発進時は2速(モーター3速)からスタートする。
2、モーターのみで自走する場合、3速→5速へと滑らかにシフトアップする。
このシフトアップはクラッチではなくシンクロの抜き差しによって実現される。
シンクロの動作によるシフトアップのため、シフトアップ時間は1秒程度かかる。
3、エンジンは2つのクラッチに接続されており、それぞれ 2,4,6, / 3,5,7,速。
エンジンのシフトアップはデュアルクラッチの瞬間的な切替によって再現される。
シフトアップ中のイメージは、エンジンは一瞬パーシャル状態に近くなり出力差は無くなる。
回転数のシンクロ化はエンジン回転数とモーターによる加減速によって行う。
4、上記動画のように、エンジンは5速で繋がりつつモーターも5速でアシスト。
もしくは、エンジンは4速で加速しつつも、モーターも3,5速でアシストという状況がある。
[回生システム]
1、モーターは減速時や、エンジン出力が必要以上に出ている時回生充電を行う。
2、モーターの回転数を上げたほうが充電効率が良いため、
5速,3速,場合によっては1速?での回生充電を行っている。
バッテリーの受け入れが出来ない場合は回生OFFしたり、高いギアでの回生を行う事もある。
(回生ブレーキの効きは弱くなります)
街乗りではちょっと足回りが硬いかな?
ちょっと足が硬すぎる印象があります。
でも、スポーツ走行には良いみたい。
街乗りで1点だけ不満が…
それは、時速30km付近でのもたつき。
アクセルによって出力を2~3メモリでゆっくりと加速している時、
Fitのシステムがシフトを迷っている事があります。
100%ではないのですが、30~50%くらいの再現率があります。
おそらく、3速→4速にシフトアップさせようとするタイミングで
モーターによる充電や加速のアシスト等で設定パラメーターが
重なってしまうような条件になっているのではないか?と受け止めています。
それ以外であれば、割と静かだし、加速もいいし、運転も素直。
良い車に仕上がっていると思います。
3つの運転モード
Fit-3には 3つの運転モードが備わっています。
標準モード : 燃費と静かな運転に優れたモードです。
エンジンとモーターを最適に使い、エコでパワフルな運転環境を提供します。
スポーツモード: ハイブリット車限定、「S」ボタンを押すと開始します。
スポーツモード中は、エンジンが常時ONとなります。
サーキット走行などでバッテリーを消費する時に充電目的でも使えます。
基本、エンジン走行となり、モーターは加速のアシストという形で機能します。
エンジンの吹け上りと、2ペダルによる恩恵で、ドライバーはステアリング操作
に集中して運転する事ができるのではないでしょうか。
スポーツパドル: スポーツモードに対し、エンジン回転数の許容上下限までドライバーによる
シフト操作を受け付けるモードです。
これにより、高い回転数を維持しながら旋回するなど、いろいろな場面で
ドライバーの自由度が増します。
クルーズコントロール時はどうか?
フィットハイブリットにはクルーズコントロールがついています。
クルーズ走行中のパワーユニットの挙動はこんな感じ。
シフトショックは大きく、なめらかなクルーズを期待してはいけない。
比較対象は自己所有のプリウスα。
トヨタとホンダのハイブリット対決である…っていうか、
CVTのプリウスαと、マニュアルトランスミッション式のフィットハイブリットである。
CVTが滑らかにギア比を変化させていくことに対して、
マニュアル式のフィットはあくまでエンジン/モーターの出力変化で対応する。
慣れてしまえば、「こんなもんだわ」という感覚となるが
やはり、最初に感じる違和感は「なめらかさが無い」である。
そして、どうでもいい、どうしようもない問題が1つ。
フィットのメーターをよく見てほしい。
クルーズ走行時、実際設定速度が何キロに設定されているかわからないのである。
こっちはプリウスα。速度がデジタルである。
ステアリングスイッチで速度アップを指示すれば、時速1~2km/h増速する。
減速の指示をおこなえば、同様に減速を行う。
この、何キロ増減したかが、アナログメーターでは判らない。
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購入金額
2,186,400円
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購入日
2016年08月27日
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購入場所
HONDAカーズ愛知 一宮西
checkerflagさん
2016/11/01
エコカーの印象しかなかったのですが、これが結構踏めば走る。
9月の横浜トラックショー、パシフィコ横浜への移動はレンタカーのフィットハイブリッドでした。
サーキットの観戦仲間が運転して私は助手席だったのですが、東名で踏んでみたら、これがなんとシートの押し付けられる感が。
ハイブリッド、なめてました。
とっぷりんさん
2016/11/01
cybercatさん
2017/08/13
続報待ってます。
とっぷりんさん
2017/08/13
どうもご無沙汰しております、去年夏に役職が付いてしまい、真のシャチクとして覚醒したのですが
お蔭で自由時間が指をさされて笑われるくらい激減してしまいました。
そんなわけで、ボチボチ時間を見つけて少しづつですがたまり過ぎたネタを消化していこうと思います。
jakeさん
2017/08/19
とっぷりんさん
2017/08/19
おはようございます。
おや、初代もそこそこ硬いと感じられたのですね。
グレードによってタイヤとかも変わるのでアレだと思いますが、
今回購入したフィットの足は結構アレな感じだと思いますぜ(アレってなんだw
パッチコさん
2017/08/19
うちもこれにしようかな?
マニュアルとかあったらいいのに。。
逆にすごく難しいかw
とっぷりんさん
2017/08/20
最近マイナーチェンジしているので納期は微妙かもしれません。
メリットとしては、マイナー後は安全装置が大幅に改善したグレードがあります。
(自動減速/加速する前の車を追従するクルーズコントロール)
(高速道路など緩やかなコーナーでも追従するレーンキーパー)
などなど。
燃費はそれほどすごいとは思いませんが(18~20km/Lくらい)これは自分が使ってるオイルが
硬いからかな?
普通に使う分ならSパッケージではなくても十分です。
くーねるさん
2019/01/07
トヨタとホンダのハイブリッドの違い、あと少しマニアックなお話を勝手に…
トヨタのは出だしとか100km/hまでの加速は本当にスムーズでショックを感じることがないので優秀なんですよね。けど、車好きには物足りない(それもそもそもハイブリッド選んでる時点でそっか…)んですけど、本田のは本当に面白い。なにがおもしろいって踏めば踏むほどエンジンの唸りがガソリン車と変わらないぐらいにうなるんですよ。それが好き(≧▽≦)
ハイブリッドでエンジン唸らすなと言われたらそれまでなんでしょうが…(゚∀゚ゞ)
もっというならフィット2(もちろんHV)は途中からの加速こそ遅いんだろうなぁ。出だしがプリウスとかプリウスアルファ以上にでるんですよ。60km/hまで…
結構モーターのアシストが強い、いや、強すぎるのかな? 代車だったのでそこまで試してないんですけどね…
色々と乗って感じたのは、本当に面白いのはフィット2なんじゃないかと思ってたりします。
ちょっとマニアックな話をしてしまったのですみません…(;´Д`)
ホンダのIMAは燃費こそそんなよくはないんだろうが、乗ってみて楽しかった車だと思いました。では<m(__)m>
とっぷりんさん
2019/01/07
コメントありがとう御座います。
マニアックなお話ありがとう御座います(笑)そういうお話大好きです。
この場合楽しいという定義が「エンジンを回している」という点に集約されていると思います。
構造上、トヨタのハイブリットはモーターで車を動かし、ホンダのハイブリットはエンジンで車を動かしています。
トヨタは遊星ギアとCVTを活用し、エンジンはあくまでベストトルクで運転。
フィット3はDCDにてマニュアルギアをコンピューターが制御し、
インプットシャフトをモーターがアシストします。
フィット2は、MT/CVTとも、そのままエンジン【フライホイール】をモーターが回します。
フィット2の最大のメリットはマニュアル設定がある事。
最大のデメリットはモーターが不得意な高回転域と
高回転時に必要な膨大なエネルギーを貯める電池が用意できなかった事です。
フィット3では、その点を異なるギアを同時に接続することで解決しています。
そのためのDCDなのでしょうが、
トランスミッションフルードがマニュアルギアなのにATFだったりと
がっつりスポーツ走行するためには不適切な状況にもなっています。
(柔らかくないと、DCDの切替時にトラブルが懸念されるのかな…?)
フィット3でのサーキット走行は出来ていないので
本年はなんとか時間を作って楽しんでみようとおもいます。ありがとうございました。