Nikonのフィルムカメラ時代の銘器Fシリーズより古い歴史を持つNikon製品とは?
それは「ようかん」なんですと。
かと言ってNikonがもともと和菓子屋さんだったわけではありません。
Nikonは1917年に光学兵器の開発を目的に、東京計器製作所光学部と岩城硝子製造所と藤井レンズ製造所が協力し、三菱の資本により出来上がった日本光学工業株式会社が本体です。
1988年に車名がニコンとなりました。
このニコンようかんは、昭和30年代にニコン従業員向けに販売され始めたものが起源でして、栃木ニコンの近くにある株式会社本宮さんに委託する形で作られ続けている、愛されている製品です。
因みにニコンFシリーズは1959年(昭和34年)に発売開始となりますので、おそらくニコンようかんは、昭和30年初頭に企画されていると思われます。
虎屋の羊羹とまではいかないが
小倉・塩・本練・柚子・胡麻 5種類の味わいが楽しめます。
それぞれ3品づつが並んでおりました。
色分けされた紙包装から抜けにくいアルミ個別包装の一口羊羹を取り出しますと、2箇所の切れ目があるので、刃物がなくても簡単に取り出すことができます。
想像すると、アルミパックにようかんを充填したのち空気を抜いて圧着して個別包装しているようです。
小豆の存在感が残る小倉・さっぱりとした塩味・保守本流の本練・柑橘系と甘みのバランスが良い柚子・風味が楽しめる胡麻 それぞれ文字通り・色合いの雰囲気を映し出す美味しさが楽しめます。
日本茶はもちろん、濃いコーヒーや紅茶を合わせても楽しめます。
お子様なら牛乳も良いですね。
虎屋の一口羊羹と比べることは躊躇われますが、カメラ好きの先様でしたらお口の肥えた方にでもお持ち出来る出来栄えです。
販路
ニコンブランドの食料品は社内売店での販売が前提ですが、
ニコンが運営する通販サイト「ニコンダイレクト」で買うことができます。
また東京港区で昨年オープンした「ニコンミュージアム」でも買えるようですよ。
ニコンブランドの食料品として、他にはニコンせいべい・ニコンワイン・ニコンコシヒカリがあるようです。
一応なんちゃってニコンユーザーなんで、どれも食べて、飲んでみたいですわ。
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購入金額
1,728円
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購入日
2016年05月頃
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購入場所
おみやげとして頂戴しました
タコシーさん
2016/05/21
羊羹は菓子店で作っているんでしょうが...
旭光学(PENTAX)も栃木県益子町に工場がありましたが今は無くなって、
今はリコーの子会社ですね
一抹の寂しさが....
景気の良いころは一眼レフカメラも華々しかったですが
現状は寂しい限りです
羊羹には苦い苦い...お茶ですよ"(-""-)"
フェレンギさん
2016/05/21
若いころは、自分の嗜好と当時の流通品レベルも相まって、日本酒の良さが判りませんでしたが、今は「飲み比べ」するなら、「清酒」「日本茶」が、違いがよく判り・自らの好みとすり合わせ出来る。 そんな気がしてます。
製造元の本宮さんからは、同じような製品として「荏原ようかん」「シチズンようかん」を提供なされているようです。
ぴょんきちさん
2016/05/21
通販で買うと精密機器梱包で届くらしいし…。
フェレンギさん
2016/05/21
私もようかんファンを自認しているのですが、まだぴょんきちさんに教えてもらった「えいようかん」を食べてません。
競争ですよ。
くろぱんださん
2016/05/21
フェレンギさんの元には珍しいモノが集まりますね。
フェレンギさん
2016/05/21