ロームシアター京都メインホール 京都市交響楽団と協力したガーシュインの夜
大西順子トリオの演奏の後に キューバ序曲 ラプソディ・イン・ブルー
アンコールは落涙のWhat a wonderful world
終演後 ロビーではCDの販売があり、大西順子さんのサインがいただける催しがありました。
新譜に並んで売られていたのが発売から7年も経つ こちら Very Spcial
もしも,Very Specialの30センチLPがあれば 迷わずそれを買い求めたのですが
代わりに売られていたビニールは out of DAWN でした。
これを手に取られている方も多かったです。
広く音楽ファンにオススメしたい
生で大西順子さんを楽しんだのは この夜が初めて。
ピアノソロもトリオも音源でしか知りません。
そのような者が偉そうに言うのも良くないとは思いますが
小柄な女性が演奏しているとは思えない力強いタッチ。
左手領域の直接的な響きが強い。
あぁ、ピアノって鍵盤楽器に分類されるけど、
旋律を奏でる楽器としての役目より、特にジャズに置いてはリズムを奏でる楽器なんだな
と、大西順子さんの音源から感じることが多いんです。
キース・ジャレットの名盤 ケルン・コンサートを脳内再生したら
タンタンタタタン、タンタン、タンタン とメロディが浮かぶけど
大西順子さんの音を思い出すと、ダンダンダンダン、ダンダ〜ン とリズムが先行するんです。
私はね。
このアルバム「Very Special」は、そのような大西順子らしさは薄くとてもメロディアスなんです。
同時発売された「Gramorous Life」とは対を成す構成でした。
70〜80年代の音楽ファンには馴染みのあるフェンダー・ローズ(ローデス)という
電子ピアノの先駆けが醸し出す なんとも云えない雰囲気が楽しめます。
男性ボーカルも 柔らかなジャズギターも楽しめます。
Amazonの販売頁によりますと
内容紹介
完全復活、大西順子デビュー25周年
ピアノは歌う――キャリア初のバラッド・アルバム
<8年ぶりのトリオ作と2枚同時リリース! >
「東京Jazz 2015」日野皓正バンド・サポート、菊地成孔氏プロデュースによる
『Tea Times』リリースと、大いに話題になった昨年のシーン電撃復帰。
そして今年、
ピアニスト大西順子がデビュー25周年を記念するアルバム2枚同時リリースで完全復活を果たす!
哀愁の自作曲がその幕開けとクロージングを飾る、
大西自身が10年をかけ選び出した愛しいメロディのマテリアル集。
その構想のきっかけとなった6は気鋭の作編曲家・挟間美帆がアレンジ・指揮を施した。
39はホセ・ジェイムズと意気投合した2010年に残していた未発表録音で、
このたび嬉しい初収録。
特筆すべきは、国内中のヴォーカリストに引っ張りだこのギタリスト馬場孝喜との
デュオ演奏の数々、リハーサルで湧き出したアイデアは数知れず5曲もの共演に。
往年のナンバー
(イヴァン・リンスの代表曲7、誰もが愛するミシェル・ルグランの9、EW&Fの大ヒット10)と
“大西節"との融合も聴きどころ。
ピアノを鳴らし歌い上げる大西の技術と歌心が結集、
音楽の楽しさと喜びに溢れるスペシャル・プロジェクト。
原理主義的な大西順子ファンの一部には不評だとも聞き及びますが
今年のコンサート後の売り場に このCDが並んでいたことからは
広く音楽ファンに受け入れられている作品であることが推測できます。
私は大好き。 広く音楽ファンに知っていただきたい名盤としてオススメします。
2024年年末時点で アマゾンプライムミュージックリミテッドでの配信はありません。
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購入金額
2,815円
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購入日
2017年頃
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購入場所
楽天
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