今まで2つのHDDにデータを保存していたのですが、１まとめに使用と思い、4TB以上のHDDを探していました。

　1つはWDの1.5TB

　もう1つはIO-DATAの2TBでした。どちらもデータのバックアップ用ですので、それほど使用時間もなく、今でもトラブルなく使えています。しかし、HDDを複数所有していると、どこにどのデータを保存したのかわからなくなってしまって困ります。

　1.5TBのほうはほぼ使い切っていて1.3TBほどデータが入っています。2TBのほうにも1TB超のデータが入っていて、合わせると2.5TB程度になります。これを保存するには最低限4TBのHDDが必要ですが、4TBですと実質3.6TB使用可能で、1TBちょっと。今後データが増えてきたときに不安が残ります。そこで5TB以上の製品を探すのですが、なかなかいいのが見つかりませんでした。

　HDDの場合、価格.comを見ていてもらちがあきません。店頭でのタイムセールなどが重要なカギといえます。こんな時、昔なら秋葉原を歩いて探したものですが、その時間もないのでサイトで情報をチェックしていると、どうやら特価品が出ている用でしたのでTSUKUMOに行ってきました。

　購入したのが4/9で、この週は13980円＋税で会員は500円引きでした。その翌週、4/16ですと13780円＋税でまた会員は500円引きでしたから１週待ったほうが安く買えたことになります。このように価格が日々変動するものですから、あまり一喜一憂せず、その時必要ならば買うしかないでしょう。

　さて、このHDDですが、買う時に「ねじの位置が通常と異なります」と言われました。その時は「？？？」という感じで何のことだろうと思いましたが、まあ問題ないだろうということで気にせず購入しました。

　http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/storage-products/client-hdd/md04acaxxx.html

その辺の事情はこちらを見れば多少理解できるのですが、東芝の5TBモデルには２種類あって、

MD04ACA500
と
MD04ACA50D

があるようです。違いは読みにくいのですが、上位モデルのMD04ACA600と同じ部品を使っているのが「50D」で、下位モデルのMD04ACA400と同じ部品を使っているのが「500」のようです。

いろいろ調べて行くと「６TBの検査落ちが50Dだ」とかいう根も葉もない噂もあるようです。よくわかりませんね。

　あまり気にしても仕方ないですし、新品として購入しましたし、保証もついているようですから問題ないということにします。ただ「ねじ位置」に関しては困る方もいると思いますので後述します。

外側はいわゆる茶箱です。

バーコードを見るとCFDの文字が。有名な代理店ですよね。

で、裏を見ると、CFDで１年間保証する旨が書いてあります。RMAとかそういうのに準じるんでしょうか。HDDの場合１年で故障されては困りますが、さてどうなんでしょうか。東芝のHDDを購入するのは初めてなのでその辺よくわかっていません。

中を開けるとこのようになってます。フィリピン製で2015年10月製ですね。昔のCPUはどこで作ったかでOC体制が違っていたりしたものですが、これはそんなことないのでしょうか。

裏面です。写真右側に赤の矢印があるのがねじ止め位置ですが、これ今までのHDDよりも広めです。実際にケースにつけるときに、片側しか止められませんでした。側面のねじ穴は普通の規格なので問題ないですが、裏側の穴は要注意です。

 実際に接続して、フォーマットしてみました。表示上は5TBですが、実際に使用できるのはその９割で4.5TBになります。エラー等も出てないですし、何も問題はなさそうです。

というわけで、5TBのHDDを実装することができました。めでたしめでたし。

そのほか気になる点は以下に続きます。

総評として、買ってよかったと思います。データバックアップ用ですから多少うるさくてもいいですし、速度も出ているのでいいのではないかと。マイナー型番なので安売りされやすいよう泣きもしますのでねらい目かも！

http://kakaku.com/item/K0000700769/

参考スペックは「MD04ACA500」のモノを貼っときます。

約3000円の差は大きいですから、この「50D」もありですよ！