現在ONKYO GRANBEAT DP-CMX1のレビューを執筆中なのですが、たまたま見つけた訳あり品のZenFone 2を購入してしまいました。
外観は比較的良好です(但し購入時に店員が床に落として少し傷が入った)し、付属品の欠品も特にありません。
何が問題なのかといえば、バッテリーの消費速度が異常に早く、電源を投入しておくと特に何もしなくても5~6時間程度でバッテリー切れを起こしてしまうというものでした。
そのため、一応一週間保証は付いているのですが、バッテリーに起因する不具合については保証対象外というものです。
以前から展示品等で使って気に入っていた端末でしたので、取り敢えず動作自体は問題がないということから、最悪の場合自分でバッテリーを交換すれば良いかと考えて買ってみることにしました。もっとも、この製品のバッテリー交換はかなり面倒な作業となりますので、あくまでそれは最終手段です。
少々癖の強い端末だが、速度は素晴らしい
本機の基本的なスペックは以下の通りです。
ASUS ZenFone 2 ZE551ML
CPU:Intel Atom Z3580 (2.3GHz 4Core)
RAM:4GB LPDDR3
eMMC:32GB
ディスプレイ:5.5" FullHD IPS
カメラ:1300万画素(メイン)、500万画素(サブ)
OS:Android 5.0(出荷時、現在はAdnroid 6.0.1)
LTEバンド:B1/2/3/4/5/6/8/9/18/19/28 (ドコモ・ソフトバンク対応)
まずはmineo(ドコモプラン)SIMを装着して動作チェックをしてみました。一通り動作に問題はありませんし、4GBのRAMが功を奏しているのか他の手持ちの端末と比較しても動作は軽快です。
しかし、しばらく動作を続けていると、突然電源が前触れなく落ちてしまいます。直前の電池残量表示では50%前後は残っていたはずなのです。そこから電源の再投入で動き出すのですが、OS起動中に再び電源が落ちてしまいます。
このような症例ということは、本質的にはバッテリーの消耗ということになるのですが、本体側がバッテリー残量を正確に認識できていないという要素もあります。
そこで
OS起動時のみUSB電源に接続→起動後はバッテリー駆動に戻し動画再生→バッテリーで動かなくなったら再びUSB電源に接続し起動
という作業を数回繰り返したところ、最終的には電源が切れる際にきちんと電池切れメッセージを表示したシャットダウン動作を行うようになり、そこから半日充電してみたところWebやメール、twitterの閲覧や動画の再生少々を行う程度という使い方であれば、きちんと1日は持つようになりました。
取り敢えず普通に動いてさえいれば十分に快適な端末ですので、これで落ち着いてくれれば文句ありません。
ただ、動画再生時は他の端末と比較してもバッテリー消費は少ないくらいなのですが、Google Mapでドライブナビゲーションを使うとあっという間に電池が減っていくなど、よく判らない挙動もあります。不具合なのかもしれませんし、そのような仕様なのかもしれません。発売直後からバッテリー持続時間に難があることは指摘されていた製品ですし、もうしばらくは様子を見るしかなさそうです。
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購入金額
9,800円
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購入日
2017年03月13日
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購入場所
じゃんぱら
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