以前から何度か書いていますが、レンズ保護用のいわゆるプロテクターの関して、Kenko製レンズフィルターとしては上位モデルであったPRO1DシリーズはスタンダードモデルのNEOと光学特性自体は大差ありません。現行の後継モデルPRO1D Plusシリーズはコーティングの改良により、NEOよりも特性は向上していますが…。
とはいえ、通常はPRO1Dで不満が出ることはまず無いだろうと思われますし、より上位のものは実売価格も随分上がりますので、私自身PRO1Dは結構よく使っています。
一方、このPRO1D NXというシリーズですが、実は正体がよくわかりません。製品情報を見る限りは旧モデルのPRO1Dとほぼ同等なのですが、価格等は現行のPRO1D Plusと同じです。色々調べてみると、フィルターとしてはPRO1Dと同等で、枠部分の加工に差があるらしいのですが…。
さて、その正体不明のPRO1D NXですが、先日のCP+ アクセサリー・アウトレットでごく僅かながら安売り品が出ていましたので、自分の所有レンズの中に使えるものがあったはずという記憶を頼りに52mmのプロテクターを買ってきました。
アウトレット仕様なので、ケース表面の紙はありませんが、裏は通常品と同じ状態でした。
薄枠ながら取り付けはしやすい
今回は単焦点レンズのCanon EF28mm F2.8に取り付けてみることにしました。このレンズには元々MARUMI製のプロテクター、MC-Nを取り付けていたのですが、気分的な違いで替えてみるということです。
何かレンズよりもフィルターの方の存在感が増す気がします。銀縁加工されていることによるものでしょうか。
光学特性としては向上しているのかも知れませんが、少なくとも使ってみて知覚できるほどの差だとは思いません。限りなく気分的な問題だけです。
ただ、枠部分のローレット（滑り止め）加工が効いていて、確かに取り付けなどは既存のものよりも楽でした。この製品のこだわりポイントであるだけに、その良さは確かに実感できます。
敢えて付け替える意味があったかどうかは微妙なところですが、ここで浮いたMC-Nはまた他で使えますので、500円なら文句なしの満足度でした。
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購入金額
500円
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購入日
2016年02月28日
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購入場所
CP+ アクセサリー・アウトレット
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