商品名に「デジビデオ43S」などと書かれていて、いかにもビデオカメラ用というイメージの品ですが、実際にはごく普通のレンズプロテクターであり、当然通常のカメラ用レンズにも対応しています。
まだ社名が株式会社ケンコーとなっていますので、かなり昔の製造分であることは間違いないでしょう。同社は株式会社トキナーと合併して、2011年6月よりケンコー・トキナー株式会社と社名が変更されていますので。
強いていえば通常のレンズ用フィルターと少し異なっているのは、43mm→43mmのアダプターリングが添付されていることですが、これを外してしまえばレンズ用のMC PROTECTOR 43Sと全く同じものとなります。
少し古いが実用上問題ない
今回はCanon EF-M22mm F2 STMにプロテクターを付けていないことに気付き、一定レベル以上のものであれば何でも良いという感覚で買ってきました。ちなみにこのEF-M22mm F2 STMは、EOS M ダブルレンズキットに付いてきたものです。
現在は使うのであればEOS M3の方で使うでしょうけど…。
EOS Mのもう一方の添付レンズであるEF-M18-55mm F3.5-5.6 STMは、率直に言ってしまえばEOS M3の意外なほどのシビアな写りに対応できる水準の画質ではないのですが、EF-M22mm F2 STMの方は単焦点のメリットというべきか、意外とまともに写ってくれますので。
写真はEOS MにEF-M22mmを装着した状態です。
旧型のMC PROTECTOR Sですので、現在のスタンダードモデルであるMC NEOシリーズと比べると光学性能ははっきりと劣りますが、実用上極端に差を感じるほどではないでしょう。
むしろ現在のMC NEOはかつてのPRO1Dとほぼ同等の性能を持っているのですから、それだけ性能面での底上げが達成されたと考えるべきでしょうからね。
もう少し高級なレンズに使うのであれば、プロテクターももう少し上位のものにするかもしれませんが、レンズ自体が安価なものである以上これくらいがバランスとしても正しい気がします。
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購入金額
540円
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購入日
2016年01月23日
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購入場所
コジマ
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