BUFFALO社製の無線LANブロードバンドルーター WHR-HP-GN を5年近く使っていたのですが、
昨年の酷暑に音を上げ出したので、買い替えを決意したのは昨年の8月のことでした。
タコシーさんもお困りのようでしたが、完全に落ちて復旧が上手くゆかないと、修復の手立てを考えるのも、新しい機器を入手するのにも困ってしまいます。
その時は、まず有線LANでしのぎつつ過ごしていましたが、ほどなく新機種を選定してます。
新しい1166DHPは設定も楽ですし、デザインも気に入っていましたが、一年を待たずに時々落ちる癖が出始めました。
保証期間中ですが、まず新品が手元に届くならまだしも、数日間無線LANルーターが無い状態で過ごすのはイヤです。
2.4GHzがダメなら、5GHzを選びなおして、、、という作業を行っていた時にZIGSOWさんのプレミアムレビューで
アイ・オー・データ社製の無線LANルーターの募集を確認し、申請しました。
果たしてアイ・オー・データ社製のWN-AX1167GRは、バッファロー製とほぼおなじ通信速度が担保されるだけでなく、高い安定度がありました。
門外漢なので間違ったことを書いている可能性がありますが、この種の電波を出す機械は、法律で出力を制限されているはずです。
受信性能はメーカー間・機種間で差が出そうですが、発信性能は、同時期に発売されている同じ規格の製品同士では差が少ないのではないでしょうか?
私が所有しているバッファロー製AirStation WHR-1166DHP2の安定度が低いのは個体差かもしれません。
現在はWN-AX1167GRに席を譲って、予備機として休眠してもらっておりますが、
WHR-1166DHP2にも良い所があるんです。
プレミアムレビュー対象品WN-AX1167GRの結論を書くのは、もう少し先になりますが、
その比較品として俎上に載せたWHR-1166DHP2のことを、改めて書き出してみることにしました。
AOSSを始めとする便利機能が満載 特に筐体底面に納めることができる設定カードが便利
2台めのバッファロー製無線LANルーターでしたので、設定は簡単に行えるのですが、
この製品では、QRコードを利用できるようになっていました。
モバイル機なら、それに備わるカメラを向ければ あっという間に簡単設定できました。
また、このQRコードが記されたカードの裏面にはパスワードが記載されています。
この大事なカードは、筐体裏面にすっぽりと収まります。 これは地味ですが、とても便利です。
これまでは書き写した紙切れを適当な所に仕舞っておいたのですが、大文字のOとゼロ、小文字のlと数字の1など、自分で書いた文字なのに判別しづらいこともありました。
印刷物なら安心です。
簡単設定機能として AOSS ボタンがあります。
このボタンを押すとフロントに備わるLEDが一定時間の間点滅しますので、その間に、プレステやPSPなどを設定状態にすることで、パスワードの入力の手間が省けてしまいます。
この様にとにかく
簡単設定 という面で アイ・オー・データ社製の製品を大きく上回ります。
でも、
逆にちょっと心配な面もあります。
例えば、家内無線LANルーターの権限を貸与するつもりなど全く無いのに、電話機の近くに設置されている機械の目立つところに装備されているAOSSボタンを押すだけで、簡単にただ乗りされる可能性があります。
底面に設定カードがあることを知っている他人が、それを盗み見たり撮影する機会があるとしたら
簡単にただ乗りされてしまう可能性があります。
小中学生の子供の友人が尋ねてきた時に、家内無線LANの回線を貸してあげる という時には簡単なAOSSボタンやQRコード設定カードの存在は便利この上ないと思います。
でも、そんな気が無い場合でも、、、、。
アイ・オー・データ社製のWN-AX1167GRに備わるAOSSに相当するWPSボタンは、探しづらくて
、押しづらい場所に備わります。
セキュリティーコードも、便利なカードは備わりませんが、アルファベットを含まないので、ゼロとO、小文字のエルと1を間違える心配がありません。
外観においても顕著な差があり、バッファロー製には動作状態を示すLEDランプが備わりますが
アイ・オー・データ製品には全くありません。
一度設定したら不具合が出るまでLEDの類は必要ないだろうと考えるアイ・オー・データに対して
AOSSを全面に押し出すバッファロー製としては、そのアクセス可能タイムを表現するためにも
全面にLEDの備えが必要だということでしょう。
便利を取るか、安心を取るか、、購入する前に特徴として知っておきたい差だと思いました。
セキュリティーに関しても、バッファロー社とアイ・オー・データ社では 多少取り組み方に差があるように感じました。
このWHR-1166DHP2には、ゲストポートと呼ばれる、来客に通信回線をお貸しする時に便利な機能がありました、
家庭内LANへの進入を防ぎつつ、通信回線だけを提供することができます。
セキュリティーコードの再設定なども可能なのですが、少し敷居が高くて、知識の少ないユーザーは途中で諦めてしまいそうです。
再設定に関してはアイ・オー・データ社の仕組みの方が楽です。
自分でQRコードを生成できるのも面白いと感じました。
最新規格
メーカー バッファロー/BUFFALO(メルコ)
ブランド AirStation
タイプ ルータ
対応規格 11ac/n/a/g/b
最大転送速度 866Mbps(理論値)
LANポート数 4ポート
利用環境の目安 2階建(3LDK)
かんたん接続設定 WPS AOSS QRコード
セキュリティ WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WEP(128/64bit)
大消費電力 10.8W
外形寸法(幅×高さ×奥行)※本体のみ(突起部除く) 55×159×131mm (最大)
質量 約265g
動作環境 ※結露なきこと 温度 0~40℃ 湿度 10~85%
主な付属品 LANケーブル(ストレート、0.5m) 、ACアダプター、セットアップカード、取扱説明書、保証書(箱に記載)
-
購入金額
5,790円
-
購入日
2015年08月頃
-
購入場所
JoshinWeb
タコシーさん
2016/05/07
お店の方は無線LANアダプターはセキュリティの点で心配ですね
機械ですから絶対安全というものでもないでしょうし...
私もマンション生活ですので、無線チャンネルをサーチすると
結構な数のSSIDが表示されます...
此方が受かるということはあちらも受かるということです
用心するにこしたことはないですね
フェレンギさん
2016/05/07
用心するにこしたことはないですね
>そうなんですよ~。 ホントに沢山のチャンネルが並びます。
回線を利用していますが、電話業者全般に不信感を持っていますので、無料アクセスポイントになるつもりは一切ありません。 ちゃんとお金を払って利用するけど、利用されるのはイヤです。
平気で回線を貸して、はたまた端末を貸して って言う人がいますが、信じられません。
もとよりきちんとした仕事に就いておられる方は、セキュリティが管理された自前の回線をモバイルされているはず。
貸してなんて気軽に言う輩にろくな者は居ません と思います。