レビューメディア「ジグソー」

[論理値450Mbps]IO-Data高速無線ルーター[100Mより速い]

339個目の登録です。

この度はプレミアムレビーに選考くださったzigsow様、IO-Data様ありがとうござまいました。
当方、風邪を大学の試験期間中に引いてしまい、レビューどころではなくなってしまっています(汗)テストはどうにか乗り切って執筆中なのですが、レビューの期限に間に合うのかなぁ。




用語定義
ここで使う用語について簡単に説明します。
・11a帯:5GHz帯のことでW52/W53/W56の帯域があり、その中で屋外利用を許可されているのはW56だけです。また、J52→W52/W53→W56と登場時期が異なるために対応している帯域が機器によって異なります。J52は廃止になっているので最近の機器はほとんど利用できません。
・11g帯:2.4GHz帯のことで現在飽和状態にある無線帯域。対応機種数が最も多く、汎用性が高い。
・Gigabit:Gigabit Ethernet、1000BASE-Tで接続される1000Mbpsの通信速度の有線LANの規格。
・SSID:無線LANアクセスポイント固有の文字列。この文字列で接続先を区別する。
・無線AP:無線アクセスポイントのこと。
・MB/s:1秒でに何メガバイトのデータを送受信できるか。
・Mbps:1秒で何メガビットのデータを送受信できるか。
ちなみに相互変換は
(MB/s)*8=(Mbps)
で行えます。




この製品の主な特徴は
・11a/n&11b/g/nを同時に利用することができます。
・450Mbps(11a/nのみ)に対応した高速無線LANです。
・NetUSBに対応し、USB機器をLANで共有することができます。
・プリントサーバ、簡易NASに対応しているのでプリンタや外付けHDDを有効活用できます。
・スマートフォン接続の暗号化設定を「QRコネクト」という方法で簡単にできます。
・ハイパワー仕様で遠くまで電波が届きます。さらに「ビームフォーミング」機能により通信機器に向けて電波を送るので安定した通信ができます。
・ルーター部の最大スループットが900Mbpsを超え、限りなくGigabitの限界値に近い速度でインターネットを利用できます。(そんなに出るプロバイダ/通信事業者ってあるの?)
・デュアルCPU搭載で5GHz帯と2.4GHz帯の両方使っても高速通信可能
・ECO機能により使っていない時間帯は省エネ設定できる。
・「VPNリモートアクセス」により外出時に自宅ネットワークにアクセスできる。
・フィルタリングサービス「悪質サイトブロック ファミリースマイル」のライセンスが1年ついてくる。




このレビューで使う通信機器

1.ファイルサーバとして利用
メインPC(自作機2号)
今回のレビューでハイビジョン映像の再生をする際にはHVT-BCT300Sで再生を試みる動画の録画はこのコンピュータに積まれているPT2にて録画します。H.264(mp4)にエンコードする作業もこのPCで行います。
また、このPCと下の大学講義用PCの間でスピードテストをします。

 



2.クライアントとして利用
ノートPC(大学講義用)
スピードテストに利用します。
東芝 dynabook R731/16B



4.ネットワークHUB
BUFFALO LSW-GT-8C
普通のGigabit Switch。



アライドテレシス (型式不明)
VLAN、認証等高度な設定が可能。業務用Gigabit HUBです。
普通そんな機器は家庭にはありません(笑)

5.HDDレコーダー
IO-DATA HVT-BCT300S


こちらの機器で実験しようと思いましたが、この機器のある部屋で生活していると弟がインフルになってしまったので、今回は出番なしです。
したがって、今回は講義用ノートPCでいろいろ再生実験をします。

6.NAS
BUFFALO LS-CHL
DLNA対応NAS。PT2を録画した映像をDLNA配信するときに使います。サーバー室においてあります。



7.無線LANコンバーター
IO-Data WN-AG300EA
前回プレミアムレビューに当選したもの。
詳しくは下のリンク先を参照。



接続してある機器(ネットワーク図)は次のような感じです。


訂正:WN-AG300EAとHVT-BCT300Sが逆になっています。
直線が有線LAN(基本はGigabit接続)
破線が無線LAN
という接続で実験を行います。

サーバー室内の接続はセキュリテーの問題上、ご容赦願います。




2012/01/21の午前中にIO-Dataから何やら届きました。
早速開けてみるとWN-AG450DGRの箱が入っていました。
パッケージと例によってIO-Dataの指令書が入っていました。
箱はIO-dataらしい青がベースにしたパッケージに「安定性」と「450Mbps」というこの製品の特徴が書かれています。



えっ「ニコニコ実況モード」って前回のプレミアムレビューだった気がするのですが!?



内容物一覧です。
・本体
・ACアダプタ
・台座(縦置き用)
・LANケーブル
・取説
・無線機器に関する注意書きシール
・取説の訂正
です。初期ロットだと取説の訂正が入っていることもあるんですね。基本的に新製品はバグを警戒して購入しないのでこのようなこと初めてです。
LANケーブルはCat6のきしめんです。



フロントパネルです。電源、お知らせ、ワイヤレス、WPSのインジゲーターLEDとWPSボタンがついています。
例によって電源ランプには眩しそうな青色ダイオードがついています。そして、ワイヤレスとお知らせには緑色ダイオード、例によって眩しいです。

しかし!この機器にはECOモードがあり、設定をすることによって電源ランプ(赤)のみの点灯に設定できるのです!!
これで安心して眠ることができますw

バックパネルは左から電源(DC12V)、WAN、LAN1-4、USB1-2、モード切替スイッチです。このモード切替スイッチは私の家のように常にルーターがある場合はAPモードに切り替える必要があるのですが、初心者には結構難しいことで、このようなスイッチがあるととても簡単になります。

 




電源を入れて見ました。
さっそくですが、恒例のシグナルチェックです。
あれ…初期設定だとシングルチャンネル(20MHz固定)(つまり150Mbps固定)
設定画面にアクセスしてみます。

とりあえずブラウザを起動してみると…。
自動で設定画面に飛ばされました。ルーターのIPを気にせずに設定画面が開けるなんて初心者にはありがたい仕様ですね。

メニューの無線設定から「詳細設定」を選択し「使用する帯域(**GHz)」の設定を2.4G(11g)と5G(11a)の両方を20/40MHzに変更します。




それでは、恒例のシグナルチェックの結果をご覧ください。
上が11a帯、下が11g帯です。このグラフから本機の11g用SSIDは「AirPort****」、11a用SSIDは「Stream****」、11gゲーム用SSIDは「Game****」ということがわかります。
ハイパワー仕様だけあり、現在自宅に存在しているどの無線APよりシグナルが強いです。特に11g帯はグラフが上に突き抜けてしまいそうです。なんだかFONが増えてきましたね。

一部固有情報を隠しています。
一部固有情報を隠しています。

 




***スピードテスト***
インターネット接続設定をします。ここではルーター部分の性能試験をするために固定IPで宅内LANをインターネット側に接続します。(いわゆる2重ルータ構成)そうしてサーバ(自作2号機)からノートPCに接続し、ルータの性能を確かめます。



自作2号機

HUB―サーバ室

(WANポート)
WN-AG450DGR
(LANポート)

ノートPC
という接続です。

なお、計算方法は
ベンチマークで出た数値(MB/s)*8=通信速度(Mbps)
です。

IPアドレス設定
家庭内LANはMACを登録しないとDHCPでIPを振ってくれないので固定で設定します。
この製品には「簡単設定」という設定があるので自動設定してみます。

……
………
PPPoEと勘違いされてしまいました。これでは繋がらないので手動設定をします。
しかし、数クリックでこの画面が表示されるのは初心者にはありがたい仕様です。



メニューからインターネット→IPアドレス固定設定を選択し、必要事項を入力します。

一部固有情報を隠しています。
一部固有情報を隠しています。

 




サーバにWindowsファイル共有で接続し、例によってCrystalDiskMarkで測定します。
ダイレクトに接続した際は
下りが493.92Mbps、上りが657.12Mbpsと、測定には十分な速度です。



ルーターを経由して測定すると…
下りが189.92Mbps、上りが192.16Mbpsです。

 




次は無線LANのスピードテストを行います。
スピード測定は有線LAN←→無線LANの速度を測定します。測定は11a/11gでMIMO有効で行います。

自作2号機

HUB―サーバ室

(LAN)
WN-AG450DGR
(無線LAN)

ノートPC

という接続です。




まず、無線LANに接続してみます。
●手動設定の場合
SSIDと暗号化キーはルータの裏面に記載されています。
パスフレーズはすべてのSSIDで共通なのでDS用のWEPキーだけは変更しておきましょう。同じだとセキュリテー上の問題があります。
これのキーをPCに入力するだけで接続できます。

一部固有情報を隠しています。
一部固有情報を隠しています。


●WPSで接続する場合
WPSに対応したソフトウェアがインストールされているPCで自動設定ソフトを起動します。数クリックで設定が終わります。詳しくは下の画像を参照してください。

 




Windows7の標準機能で自動接続する場合
まず、接続するアクセスポイントを選択します。


次に、「ネットワークセキュリティキーを入力してください。ルーターのボタンをおすことによっても接続できます。」と表示されるので指示に従って本体に設置されているWPSボタンをWPSランプが青色に点滅するまで押します。


すぐにこの画面が表示され、ネットワークに接続されます。

WN-AG450DGR-WPS3
WN-AG450DGR-WPS3


最近は標準機能で自動設定が行われるというほどまでに便利になったのですね。XPまではクライアントソフトウェアをインストールしたり、BUFFALOのAOSSの場合、勝手に暗号化キーが変わって既製のデバイスが繋がらない!!などの問題点が山ほどありましたが、WPSの場合かってに暗号化キーが変わったり、クライアントソフトウェアをインストールする必要がなかったり、便利になったものです。

それではスピードチェックをしたいと思います。
まず、11gでスピードテストをしてみます。
下りが58.76Mbps、上りが38.30Mbpsです。上のシグナルグラフを見るとわかるかもしれませんが、11gはかなり干渉しているので仕方ないことかもしれません。



次に11aでスピードチェックをしたいと思います。
下りが148.08Mbps、上りが136.32Mbpsです。11a帯はとっても快適な速度が出ていることがわかります。
100Base-TXに変わる手段としてあげられる理由がよくわかります。




では、この機器の特徴であるnet.USB、簡易NAS、プリントサーバ機能について様々なテストをしたいと思います。
net.USBにてBUFFALOの外付けHDDを接続し、例によってスピードテストをして見ました。


あくまでもネットワーク経由ということもありまして、あまりスピードが出ていないようです。それとも結構古い機種なのでHDDがいけないのかはわかりません…。

次に同じHDDでNASモードにて速度を測定します。予めHDDをFAT32にフォーマットしておかないと認識してくれません。⇐IO-Dataさん、NTFSを使えるようにしてくれとは言いませんが、ext3やXFSに対応して欲しいです。4GBまでのファイルサイズ制限、32GBまでのHDD容量制限、不安定なファイル管理とFATはバグだらけなのでお願いします。
Net.USBの通信速度より早いことが伺えます。80Mbps程度と速度も十分に出ています。

一部固有情報を隠しています
一部固有情報を隠しています



今度はプリンタを共有してみたいと思います。
既製のプリントサーバからUSBケーブルを抜き、この製品のUSBポートに繋ぎます。


……
………

なんと、うちのプリンタの場合どう設定してもnet.USB機器としてしか認識してくれません。


これじゃあプリントサーバの意味無いじゃん。現在利用中の


こちらのほうがジョブを入れると自動接続、終了後に自動切断とまともに使えるじゃないか。純粋なプリントサーバとしても、自動切り替え式のプリンタサーバとしても利用できない模様。
※現在使用中のプリンタはどうやら双方向通信を無効にできないようです。




この機器を経由してハイビジョン動画(フルHD 1920*1080/H.264/aac/mp4)の再生を試してみたいと思います。
動画を確認したい人はこちらにアップロードしているので画質をオリジナルに設定して再生してみてください。ただし、光回線とそれなりのスペックのPCじゃないと再生できません。
例によって解像度を設定の上、アップコンバートした「Little Busters ! Ecstasy」のOPムービーを利用します(笑)


あぁ、理樹くん可愛いw
強引にUDPでマルチキャストストリーミング配信を試すとサーバーが落ちてしまうことが判明しているので、今回はDLNA経由でNAS(LS-CHL)からノートPCに無線経由で配信します。
この動画ファイルのスペックは15.3Mbps/1920*1080/H.264/aac/mp4で昔4時間かけて作成したファイルです。インターネット側がネックにならない状態で簡単にフルHD動画の再生がテストできます。
今回クライアントに使うのは無難にもWindows Media Playerです。


はじめは再生位置を調整するために何度か止めていますが、朱鷺戸沙耶あたりから有線でつないだデスクトップPCのほうが途切れ途切れの再生になってきてしまうという状態になってしまいました。まさか無線のほうが転送が安定しているということなのか!?
ちなみに左側にある上から2つめのランプがWN-AG450DGRの無線の通信ランプです。
ちなみに、音声はノートPCにスピーカーがないためにデスクトップPCから再生しています。




アンドロイドマーケットで「QRコネクト」にて検索すると簡単にインストールできます。
起動するとこんな画面が表示されます。


この画面の下方の「読取開始」で設定が開始されます。
QRコネクト対応機でWPAキーを変更後に設定を実施してみたら、見事に設定が出来なかったので、本体のQRコードをQRコネクト未対応機(普通のガラケー)でスキャンしてみると…。
_________
WI:
SS:AirPort*****
EN:WPA
PA:*************
_________
となってました。これではWEPと同じ鍵なので変更した古いキーが設定されてしまうわけです。
ということで、キーが異なる同じものを自分で作ってみます。
そしてQRコネクトを起動して、スキャンしてみると・・・。

QRコネクト設定完了画面
QRコネクト設定完了画面


普通に設定できてしまいました。しかし、このことを知らずに、暗号化キーを変更後に使えないと困ってしまうのでは、慣れていない人には使い物になりません。
しかし、私の無線APは乱数生成で生成された英数50桁の乱数に記号を加えて64桁(WPAの最大値ww)の暗号化キーを利用しているために、モバイル機器への設定は鬼門でした。この規格はぜひ発展させて欲しいと思います。
携帯電話はこのためだけに借りてきたものなので、これ以上の検証はできませんでした。




設置しました。
左側が設置した状態、右側が真っ暗な部屋で利用中の画像です。エコモードでLEDを消灯にしてあります。
しかし、LANは配線されているのに電源がないとはどういう状態なんだというツッコミは禁止です。
(いや、この前まで100Base-TXだったから似非PoEを使っていたらしいのだが、この機器はGigabitなので…。)

 




後日、IO-DATAより
「アイ・オー・データ機器製品の子機をご用意していないままレビュー作成をお願いしておりました。
450Mbps対応の高速通信について、実際に大容量ファイルのダウンロードやハイビジョン映像の再生をしてみて、その操作性についてレビューしてください。」
とのことで、セットとして販売されている「WN-AG300EA」が配送されることになりました。
この子機については過去にレビューを書いているのでそちらを参照していただきたいです。



……
………
IO-Dataから小包が到着しました。
例によって指令書と製品が入っています。


書いてある内容は前回レのビューと殆ど変わりません。と思ったら…


「受信450Mbps」…!!
知らない間に450Mbpsに対応したのか!?なんですとぉぉぉお!!
ファームウェアも、なんだか最新版が出ているではないか!?
持っている2台も更新しなければ。

いつもの指令書です。


IO-Dataの子機を利用して高速通信を利用してみてください。とのこと。


やはりニコニコ実況モードは誤記だった模様。




内容物一覧
前回のレビューは「親子セット」だったが、子機単体モデルなので半分。無線注意事項のシールも1枚。
子機/親機セレクトスイッチははじめから子機になっていました。


WN-AG300EAを無線コンバーターとして利用してスピードチェックをしてみたいと思います。
この場合、ペアリングされていないので手動でペアリングする必要があります。
11gでやってもベストスピードが出るとは思えないので11aのみで実験しました。
どうやら本体のWPSボタンを利用すると自動で11gtが設定されてしまうようなので、設定画面から無線設定→WPSを選択し、5GHz用のセットアップボタンをクリックします。


その後すぐにWN-AG300EAが子機モードになっていることを確認し、前面にあるWPSボタンをLEDが点滅するまで押し続けます。
数秒後にLEDが点滅から点灯に変わり、セットアップが終了します。
詳しくは過去にレビューを参照していただきたいです。




接続は下記の図の通りです。
自作2号機

HUB―サーバ室
|(有線LAN)
WN-AG450DGR
|(無線LAN)
WN-AG300EA
|(有線LAN)
ノートPC

実際に測って見ました。
下りが90.88Mbps、上りが90.40Mbpsです。クライアント側が100Base-TXまでの対応になっているので100Mbps以上でないことはわかっていたのですが、実際に90Mbps以上のスピードが出るので十分100Base-TXの代替手段になることがわかりました。
しかし、450Mbps対応を謳っているにもかかわらず、有線LAN側のインターフェースが100Mbpsと有線側がボルトネックになってしまっています。本来の限界を知りたいです。

 




結論
・450Mbpsはさすがに出ないようだが、100Mの有線LAN(100Base-T)より高速で通信ができ、切れることなく安定した通信ができる。
・QRコネクトは私のように初期設定を変更することが好きな人でない(殆どの人が)場合、有効に利用できる。
・簡易NASはあくまでも簡易。NTFSやXFSに対応していないので、大容量ファイルが保存できない。残念です。
・NetUSBは接続する機器によっては力不足。もう少し速度が出て欲しい。しかし、プリントサーバやWebカメラ程度の使い方では十分。

→私としては主の11g/a同時利用、高速通信が利用できるので満足しています。




IO-Dataに直して欲しいところ
・「WPAの種類」の選択肢に「WPA(AES)/WPA2(AES)/Mixed」があるのだが、Mixedを選択するとTKIPが利用できてしまい、危ない。選択肢として「WPA/WPA2(AES)」の選択肢がほしい。(PSPや少し古いクライアントのために)
これは「WPA/WPA2(AES)」の暗号化のセキュリティーレベルは同等であるが、TKIPは常に破られているため。欲を言えば
次のアクセスを許可する。
□WPA-AES □WPA2-AES □WPA-TKIP □WPA2-TKIP
というように任意の選択できるようにして欲しい。
・WEPの暗号化キーだけは違うものにしておいて欲しい。危険。
・WPSボタンで設定を行うと自動的に11g(2.4GHz)に設定されるが、設定の変更で11a(5GHz)を設定できるように変更できるようにして欲しい。
・初期設定で11a(5GHz)帯は20MHzではなく20/40MHzにしておいて欲しい。何も変更せずにこの機器の性能をフルに発揮出来る設定で売って欲しい。
・NAS機能を利用する上で大容量ファイルが保存できるXFSやNTFSを利用できるようにして欲しい。
・ECOモードをもっと詳細に設定したい。例えば1日じゅうLEDをOFF、夜間と昼は無線出力弱などの設定がしたい。
・ルーター機能の性能が意外と悪く(実測200Mbps程度)残念。
・450Mbpsの子機が欲しい。本機の性能をフル生かせる環境で試してみたい。
・QRコネクトをパスフレーズやSSIDを変更しても利用できるようにして欲しい。変更できるくらいならいらないでしょ?と思うかもしれないが、携帯機器の小さいキーボードやタッチパネルに60桁のパスフレーズを入力するのは本当に面倒くさいので。
・プリントサーバとして使いやすいようにプリントジョブ来たら自動的に接続、ジョブが終了したら自動的に切断できるような設定が欲しい。
・SNMPのMIBを中途半端に返さないでほしい。自動検出でエラーが出る。


 

お・ま・け



今回のIO-Dataの無線機器を親亀の上に子亀の要領で撮影して見ました(笑)

記念撮影
記念撮影



ということで、TOP 5設定の4位をWN-AG300EAからこれに変更しました。






2012/02/03追記


mkamaさんより「せっかく子機が3台あるなら、3台同時に通信してみては」という案を頂いたので、やってみようと思います。

→さすがに辛いようです。無線LANは有線と違い、規格上1つ以上の通信を同じSSIDで行うことができません。故に速度も半分になり、更にロスが発生してしまうために、1:1の通信速度の半分以下になってしまったり、片方の通信速度が上がらなくなったりするみたいです。

おさるさんより「
・レコーダで記録したコンテンツを DLNAで鑑賞(24Mbps)
・他の部屋でネット動画鑑賞
」という案を頂いたので、やってみようと思います。

→他の部屋でネット動画鑑賞をしてみたところ、問題なく再生されました。無線LANなのにニコニコのFullHD動画をノンストップで見ることが出来ました。

→DLNAはHDCPとかいう糞規格のプロテクトがかかっているのでその他の意味的に不可能でした。しかし、20Mbps程度の動画を試してみたところ、問題なく再生出来ました。