(1.11.11)AMDについて書きました。
PCI Express x1スロットに差し込むUSB3.0インターフェイスカードです。私の母艦(ミドルタワーPC)がUSB3.0に対応していなかったので購入しました(PCIeのx1スロットは2つ空いていた。本当はもう1つ空いているがGPUでふさがっているため物理的に差せない)。
ポートはブラケット(背面)に4ポート出ています。その代わり、内部ポートはありません。USB3.0の規格では900mAのバスパワーが使えますが、そのための電源にSATA15ピンを使用しています。
USBコントローラーにはルネサスのμPD720201を使用していることがパッケージに明記されています。PCIe Gen2 x1でUSB3.0を4ポート使用できるようにし、どのポートでもUSB3.0、USB2.0を混在して使用できるようになっています(USBってそういうものでしょ?)。
また、この拡張ボードは大きさが最小限になっています。このため、エアフローを邪魔しにくくなっています。グラフィックボードと併用する場合などは重要です。
USB2.0のボトルネックがなくなるので、外付けHDDは本来の速度で読み書きできるようになります。母艦のバックアップ用HDDもUSB3.0ポートに繋ぎかえたところ実際に3倍程度の速さになりました。SSDであればもっと速くなるはずです。
Ryzenユーザーも持っておくとよい
令和元年10月に母艦のマザーボードを買い替えたのですが(実際にはグラボとガワ以外ほぼ総替え)、とりあえずこの拡張カードも平成機から引き継ぎました。
結論から言えばこれは正しい判断でした。というのも、AMDのUSB3.0には不具合があって、ハードディスクを挿すと挙動不審になります(しかもハブを経由した場合はそのハブを巻き込んで総崩れ)。一方、ルネサスのチップを経由した場合は正しく動作します。平成機のシステムHDDを再利用してバックアップ用に使用していますが、マザボ側につなぐと挙動不審になったのに対し拡張側につなぐと正しく動作します。
現在のATXマザボならPCIe x1スロット(またはそれ以上)は数個あるはずなので接続できないということはないと思います。
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購入金額
2,160円
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購入日
2017年09月08日
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購入場所
PCワンズ
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