PCIスロットにUSB2.0インターフェイスを増設できるカード。
廃棄品として引き取ったPentiumIII時代のマシンに装着されていた。そのマザーボードにはUSB2.0がオンボードされていなかったのでコレを使ってUSB2.0を増設していたようだ。
搭載チップはNEC。10年近く前に発売された古い製品だが、公式サイトにはWindows7対応の表記が(わざわざ更新されて)あるので、長く販売されていたようだ。
USB2.0カードというと、Windowsのバンドル品定番として廉価なものが流通していたVIAチップ搭載の4+1ポート型が自作PC向けとしてはよく見られる。
あちらは外部4ポート、内部1ポート(モノによっては更にピンヘッダ)とポート数が多いが、フルハイト専用で、外部ポートと内部ポートに排他使用のものがあり、同時使用合計は4ポートという形になっている。
一方こちらは外部3+内部1ポートの合計4ポートとしてロープロファイルに対応しているのが特徴。4ポートなので排他使用の制限も無い。
今回の現品はご丁寧にフルハイト・ロープロファイルブラケットが保存されていたので、その対応を今でも生かす事ができる。
引き取った時はご覧の通り、内部ポートにピンヘッダ変換ケーブルが付けられて、フロントUSB2.0ポートとして使用されていた。確かにオンボードでUSB2.0を持たないマザーでフロントUSB2.0ポートを生かすにはこうするしかない。
最近だとUSB3.0対応の為に似たようなことをした気がするが。いつの時代もやる事は変わらないのか。
という訳で先日DELL OPTIPLEXにカードリーダー一体型FDDを装着する際に、当初オンボードのUSBピンヘッダの存在に気付かずこれとピンヘッダケーブルを組み合わせて超回りくどい配線をしていた。
しかしDELLの純正オプションでカードリーダーがあるのだからUSB2.0ピンヘッダが無いはずはなく、探したらちゃんとあったのでこのカードの使用意味は無かった。
でもなんとなく付けっぱなし。
ちなみにこのOPTIPLEXに使用した個体とは別に、同等品(別メーカー扱い?)を所有しており、そちらは長い事…
こちらのロープロファイルPentiumIIIマシンに組み込みっぱなしで写真は無い。やはり内部ポートはピンヘッダ変換してフロントポートに回している。やる事は結局同じ。
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購入金額
0円
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購入日
2011年頃
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購入場所
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