レビューメディア「ジグソー」

白い基盤のリミテッドモデル…なUSB3.0カード

AREA28周年記念として登場したアニバーサリーモデル!

専用のスリーブパッケージ黒基調で高級感を演出。

基盤は珍しいスノーホワイト!

更に固体コンデンサパワーレギュレータ漆黒のヒートシンクといった本気装備が並ぶ…

USB3.0拡張カード

更新: 2015/02/26
萌え度

なんかもうかわいい

それこそバンドルOSのオマケ扱いだったUSB3.0カードにリミテッドモデルを出しちゃうAREAさんはすばらしい。

http://www.area-powers.jp/product/pcie/4580127693201/index.html

なんとPVまである!

 

この気合いの入り方はパッケージにも表れており、専用のスリーブパッケージは二重で中にAREA通常デザインの箱が入っている。

どっかのねん○ろいどの初回限定スリーブかよ。

付属品はシンプルにマニュアルとドライバCD、ロープロファイル用ブラケット。

白い基盤は小さいながら存在感抜群。部品もまるでVGAのよう。

この雰囲気はとてもじゃないがUSB3.0拡張カードとは思えない。値段も同社製としては若干高めだが、4ポートUSB3.0カードとみればさほど高いものではない。

 

アニバーサリーにふさわしく我が家で一番豪華そうな見た目を持つPCにぶち込んでおきました。

 

ASRock Z87 Extreme11/acやGameBlaster、XFXのHD7770にThrmaltakeの光る860W電源、LianLiのブラック&レッドツートンカラーケース…そんな個性的すぎるパーツ共にはさまれても白基盤に黒のヒートシンクは見劣りするどころか存在感を見せつけるのだ!

どこだよ!!!

…いやさすがに小さいし最下段だから覗き込まないとむりですね。

とはいえ普通のUSB3.0カードに比べたら付けた時の自己満足度は抜群。

外から見た時も最近のパーツに多いチタンカラーブラケットなので統一感を出せる。

(大抵のUSBカードは最下段のUSB2.0ブラケットと同じシルバーなので)

残念ながらそれ自体に光物分は無いがほかのモノに照らされて赤くなったり青くなったりするぞ!

 

 

更新: 2015/02/26
実用性

補助電源コネクタなしでOK

なんか色物に見られてしまいそうだが、きっちり実用面でも「リミテッド感」を出している。パワーレギュレータを持っているので内部の補助電源コネクタを繋がずとも安定して電力供給ができるというのだ。

 

残念ながら手元にあるUSB3.0バスパワー機器は2つしかなかったので実際フル接続したらどうなるのかは試していないのだが。

実装されているSATAコネクタは不安定だったら繋いでね扱い。一般的に販売されているUSB3.0カードも補助電源コネクタを繋がないでも動作してくれるのだがそれは仕様外ということになっている。

 

何せこのテの短い拡張カードにペリフェラルやSATA4pinを繋ぐとケーブルをずるずるとケース中央に引っ張り出す形になって見栄えが悪い。

そう、白基盤とあわせてケース内部を見せる自作PCにはピッタリなのだ。まあ内部を気にするほどのスペックを持ったPCに、今更USB3.0拡張カードが必要なのかという根本的問題があるのだが。

またロープロファイル基盤に4ポートを詰め込んだので縦方向にポートが実装されており、ケースによってはUSBメモリ等の干渉、ヘタしたら開口部不足やケースの厚みで機器がうまく刺さらないというリスクがある。

但しこの点はしっかり外箱に書いてあるので親切。確認してから買おう。

 

ロープロ対応は捨てるか、2ポート分を内部ピンヘッダにするなりして縦配置はやめたほうが汎用性が上がったきがするだけに惜しい。フルハイト用のカードで白基盤とか目立って面白そうなんだが。

 

また付属のVIAドライバはWindows7以前でもUASPモードを使ことができる機能を持ったものなのだが、モードを切り替えたりそのモードの間は抜き差し非推奨と癖がある。そのユーティリティの癖やデメリットもしっかり書いてくれているAREAのマニュアルは高ポイント。

まあ実際手元のUASP対応HDDケースではうまく認識できなかったのでオマケ程度に考えておいたほうがいい。

 

普通に使う分にはVIAチップ自体不安定さもない。初期のUSB3.0チップやドライバで相性の出た機器でも全く問題なく動作。やっとUSB3.0も搭載チップを気にせず購入できるようになってきたか。

しつこいようだが、縦実装で干渉しやすいポートと、そもそもUSB3.0拡張カードの必要性が最近少なくなってしまっているのが問題。

古いマザーに追加するにしても、内部ピンヘッダ付きカード(同社からもSD-PEU3V-2E2IL OverFender2というものが出ている)にピンヘッダだしのフロントUSBポートアクセサリを使った方が前後から使えて便利だし…。

とはいえパッケージの作りこみやマニュアルの親切さなど、AREAの本気が伺えて楽しいカード。

何か変わったパーツが欲しいけど懐がさみしい。もしくは一通りPCを強化しちゃってつけるものがなくてなんでもいいからグレードアップしたい、そんな貴方にこの白いアニバーサリーモデルだ!

  • 購入金額

    3,218円

  • 購入日

    2015年02月01日

  • 購入場所

    TSUKUMO

コメント (8)

  • vuronさん

    2015/02/26

    リアスロットが全部埋まってる@@
  • タコシーさん

    2015/02/26

    USB3.0シールドコネクターやヒートシンク、フェライトコアーなど、
    お金が掛かっていますね アニバモデルで奢ったのでしょうか。
  • jakeさん

    2015/02/26

    安いマザーボードだとUSB3.0ポートが少ないことがあるんで、こういうのを入れるのもアリじゃないですかね。
    外付けのUSBハブだと電源ケーブルとかも邪魔ですし。
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