先日購入してなかなか満足度が高かったSENNHEISER IE8/IE80用リケーブル、NOBUNAGA Labs TR-IE1ですが、何と早くも故障してしまいました。
実は先週の金曜に都内で仕事があり、そこに向かう電車の中でSONY WALKMAN NW-A16とIE80によく似た何かの組み合わせで音楽を聴いていました。
ところが乗換のために駅の階段を比較的早足で下りていたところ、音が途切れ始めたのです。その後歩く毎に悪化していき、やがて乗換が済んだ頃にはケーブルの分岐点辺りを手で押さえなければ全く音が出ないという状態まで悪化してしまいました。
普段なら大抵もう1本何かインナーイヤーフォンを持って歩いているのですが、このときに限ってヘッドフォンのharman/kardon NCしか持っておらず、また完全に悪化した時点で新宿方面に向かう総武線各駅電車の両国付近だったため、そのまま電車で2駅先の秋葉原まで移動して急遽eイヤホンに駆け込み、SENNHEISERの純正ケーブルとどちらにしようか悩んだ末に、単品でシュア掛けが可能なこちらのTR-IE3を購入してきました。
店の外に出て、即付け替え作業を行ったのはいうまでもありません。
形状の自由度は高いが装着感は今ひとつ
通常の装着も含め色々とベストなセッティングを探してみましたが、結局はこのような形のシュア掛けを選択しました。
ただ、TR-IE1のようなシュア掛け決め打ちの形状の方が装着感は明らかに良くなります。またTR-IE3のワイヤー入り皮膜はかなり厚手で柔軟性がありませんので、これも装着感が悪くなる原因の一つでしょう。
ちなみに同シリーズでaudio-technica ATH-IMシリーズ向けのリケーブルにTR-IM3という製品があり、これの商品説明に「ワイヤー入り」と書かれているのですが、それはTR-IE3の説明文丸写しだったということなのでしょう。TR-IM3にはワイヤーは無く、TR-IE3にはワイヤーがあるというのが正解です。
音質の方は、なにぶん本来比較対象とするべきであったTR-IE1が使用不能となってしまいましたので、直接の比較は出来ません。TR-IE1はWiseTechのサポートの方で交換対応していただけるそうなので、戻ってきましたら改めて比較してみるつもりですが…。
強いていえば、TR-IE3の方が少し低域方向に力強さを感じる部分はある気がしますが、装着感も含めた総合的な快適度はむしろTR-IE1の方に分がある気がします。
TR-IE1の購入価格より上がっているとはいえ、純正の保守部品よりも格安に買えるというリケーブルであり、音質もまずまずの水準を保っているという意味ではありがたい存在である事は間違いありません。
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購入金額
3,380円
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購入日
2016年02月05日
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購入場所
eイヤホン
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