レビューメディア「ジグソー」

テレビの買い換え、サイズ変更に対応する汎用壁掛け金具

液晶テレビも、普及してからずいぶん経ちました。

奥行きが薄くなったので、お正月の鏡餅の置き場が無くなりました。

 

当初は壁掛け設置金具が高価だったので(純正なら3〜5万円)、据え置き設置が主流でしたが、

現在は汎用壁掛け金具が安価で入手可能となり、DIYされる方も増えたと思います。

 

これは2008年頃に、SONYKDL40−J5000ブラビア用に購入し、後に40EX5000ブラビアと取り換えて使い続けているハヤミ工業(ハミレックス)製の汎用壁掛け金具です。

同一メーカー製テレビとはいえ、ネジ穴の位置は異なります。対応ネジの長さが異なることもあります。

また、昨年には店内改装(塗装)を行ったので、取り外す必要がありましたが、とても簡単に再設置まで行えました。

うう、息が出来ない、、、(レビューには無関係な叫びでした)

10年近く経過しても現行品のようですし、販売価格も半額程度になっているようなので、レビューしてみます。

更新: 2016/01/05
実用性

37〜55インチテレビに対応可能 チルト可能

このハミレックスMX-703は、背面にネジ穴が切ってある壁掛け対応薄型テレビの殆どに対応する能力を持っています。 

VESAという規格があり、ほとんどの薄型テレビは対応しています。

(我が家にあるブラビア40EXと同じ価格帯で、おそらく同じパネルを採用している東芝レグザ40A-1は非対応でした、購入前に調べてね)

40インチブラビアの背面VESA規格孔位置

32インチブラビアの穴位置(最初期モデル)

付属品として、大変多くの経と長さを持つボルト、それを閉める簡易レンチ、

角型金属製ワッシャー、樹脂製ワッシャー、振れ止め金具を締める六角ネジ、

それを締める六角レンチが付属しています。

取説では「振り止め金具」の取り付け方が解らなかったのですが、電話で親切に対応してもらえました。 生産は台湾ですが、国内メーカー品の強みですね。

真下から見た振れ止め金具

サイドから見た様子 四角い金具が振れ止め用 円筒形ネジはテレビ側に付く角型金具の最下部と

壁側板状金具とを固定するためのもの。

地震等でテレビが横揺れしないように「振り止金具」で固定する仕組みです。

 

更新: 2016/01/05
使用感

取り付けの手順紹介

まず

テレビ背面に設けられたネジ穴縦列に合わせて、当該商品部品を2点、ネジ止めします。

 

各メーカーにより、求められる経や長さが異なります。 長すぎるネジを無理に捻じ込むと基板に接触する危険があります。 取説に記載されている情報をきちんと読めば大丈夫です。

ハヤミ工産のサービスセンターでも、親切に対応して下さりますので、お買い求めの前にご相談なさ事が出来ますし、購入後の相談にも乗ってもらえます。

 

次に

壁に孔を開ける必要があります。

私の場合は、取付対象壁がコンクリート製でした。 

金具板を仮止め(または第三者に抑えてもらい)し、4箇所の穴位置を決定します。

水平を取ることが大事です。 高所にテレビを取り付ける(ひっかける)時には2人居たほうが

安心なので、できれば全ての作業を2人で行われることをオススメします。

 

「ケイヨーデイツーで5000円以下で購入した振動ドリル」を利用して4つの穴を開けました。

本体金具を「ボンドG17]を併用してネジ止めします。

 

ただ、壁にねじ込むタッピングビスは付属していません。

状況に合わせて各自でご用意して下さい。

私の場合は、付属のネジと付属の金属製角型ワッシャーを流用して取り付けしました。

 

乾く間を利用して、テレビに2本の金具を縦方向に取り付けます。

 

私は1時間も待たずに、壁側にある板状金具にテレビ側に取り付けた金具をセットしました。

そして仰角を調整し、下部にある振れ止め金具を固定します。

後は配線が済めば完了ですが、、、

 

壁掛け金具の厚みですが、壁からテレビの間に約11センチの隙間が出来てしまいます。

横から見ると、それなりに「ブサイク」です。

私は、市販のスチロール板を切り取り、両面テープで固定しました。

 

せっかく金具の臓物を隠しても、配線が丸見えでは台無しです。

電源ケーブルとアンテナケーブルは、ケイヨーデイツーで1メートル10本で1000円で売られている

配線隠しを利用します。

 

 

ベニア壁の場合は、コンクリートパネルを壁面取り付け金具の二回りほどの大きさにカットして、

それを目的の壁に固定すると、上手く設置できると思います。

壁の下にあるはずの柱の位置により、

当該コンクリートパネルの大きさを調整すれば完璧だと思います。

実家のビリヤード店では、より安価な中華製壁掛け金とコンパネを使って設置しています。

テレビの裏に隠れてしまうので、取り付けてしまえば差は感じません。

HDMIケーブルや電源ケーブル、フロントサラウンドシステム等の取り付けを全て終了するのに必要な時間は3時間程でした。

 

 

 

 

 

 

更新: 2016/01/05
コストパフォーマンス

安心感にお金を払う

テレビの裏に隠れてしまう製品ですので、取り付けてしまえば違いは解りません。

ただ、付属ネジの多さ、電話で相談できる体制等を考慮すると、ハミレックスの製品は純正より大幅に安く、中華製より安心感で上回る位置に居ると思われます。

耐久性も問題ありません。

先日、一度取り外した時に、少量の錆を確認していますが、気になれば再塗装処理で解決するレベルでした。

 

私のように、テレビを取り替える事もあると思います。 テレビに付属していた脚部品と、ハミレックス付属の工具やネジ、ワッシャー類は箱に入れて大事に保存して下さいね。

購入価格はうろ覚えでございます。

 

  • 購入金額

    13,000円

  • 購入日

    2008年頃

  • 購入場所

    大阪日本橋逸品館通販

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