先日ASUS製の(一応)Ultrabook、TAICHI 31のSSDを、変換アダプターを介してM2 2280のものに換装しました。その辺りの詳細は過去のレビュー
でご覧いただける通りとなっています。
ただ、このときに利用したSAMSUNG PM871は中古購入品であり、基板の薄さだけを目当てに購入したものでした。
本来換装の本命だったSSDはCrucial MX200 CT250MX200SSD4かPlextor M6GV PX-256M6GV-2280だったわけです。特に基板が比較的薄いPX-256M6GV-2280が最有力候補だったのですが、代理店在庫が尽きているようで購入出来るオンラインショップが見つかりません。
そこで公称の厚さが3.58mmと分厚く、きちんと収まるかどうか賭けになってしまうのですが、CT250MX200SSD4を買ってみることにしました。
ギリギリで収納可能だった
CT250MX200SSD4で問題となるのは、M.2端子のすぐ側にあるキャパシタと思われる部品が厚みに影響しているという点でした。
ただ、前回PM871に換装した時点で気付いたのですが、今回利用している変換アダプター、N-UX21は装着したSSDが少し本体側に倒れ込むように設計されていました。この傾斜を上手く活用して、空間に余裕が全くないTAICHIシリーズでも通常のM.2 SSDが収まるように設計されていたという訳です。実際にN-UX21+CT250MX200SSD4を本体に取り付けてみると、このような状態となります。
丁度SSDの基板上で最も高さがある部分と、N-UX21の最も張り出している部分がほぼイコールの高さとなっていて、ギリギリ無事に蓋を閉められる高さに収まっていました。
物理的に装着出来たため、PM871の中身をそのままコピーして換装完了です。
まずはCrystal Disk Infoでデバイス情報を確認してみます。
PM871のディスクイメージの復元が終わった直後にWindowsを起動したため、SSDの温度がかなり上昇していますが、普段はそこまで発熱が目立つ製品ではありません。
一応ベンチマークテストの結果も載せておきます。
以前使った2.5インチのMX200 500GBモデルである、CT500MX2000SSD1よりはやや落ちますが、比較的良好な速度ではあります。Windowsの起動ドライブとして使っていますのでデータドライブとして使うよりは速度も落ちるはずですが、それを加味すればむしろ速い方というべきかもしれません。
性能面でも安定していて、入手性もまずまず良い製品ですから、このような用途でも充分にお薦め出来ます。Plextor M6GVが入荷しなかったのがむしろ幸運というべき結果でした。
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購入金額
10,137円
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購入日
2016年06月11日
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購入場所
ドスパラ
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