上記作品とは打って変わった作品ばかりが収められたアルバムです。
世を忍ぶ仮の姿にて、他のバンドに参加した際の曲や、カバー曲などが並びます。
- 桜の森
- 縁
- HALF MOON-月下美人
- THOSE WERE THE DAYS
- さわりたひ
- ワールド・ネットワーク・ニュース
- 文明退化の音がする
- 穴があったら出たひ
- 地球戦士フリルマン
- 地上絵
- AQUARIUS-帰墟
- MY ROOM-祇園精舎
「さわりたひ」と「穴があったら出たひ」は爆風スランプの母体になったバンドでのコミックソングだそうです。
ギリギリな下品さがあって、人前では聴きにくいですが、面白い曲だと思います。
「HALF MOON-月下美人」はジャニス・ジョプリンの曲に李白の詩を乗せた曲で、ただのカバーにしない所が、当時の閣下の人を喰ったようなパフォーマンスに繋がっていて興味深いですし、心にしみる曲でもあります。
「THOSE WERE THE DAYS」も同名の曲を悪魔が過去を懐かしむ歌詞に変えるというアレンジでカバーしています。
サビのメロディーが哀愁を伴っていて、そこに閣下の声の伸びが加わって好きな曲です。
「AQUARIUS-帰墟」は、フィフス・ディメンションの曲と坪内逍遥の「新曲浦島」を勘案した詩をミックスした歌です。
これは、原曲のアクエリアスというフレーズを残しつつ、不思議な雰囲気を纏った曲に仕上げていて、言葉の選び方のセンスを感じます。
「縁」と「地上絵」は、閣下の文章表現のセンスがとても凝縮されていて、日本語としても美しい名曲だと思います。
「地上絵」はTV主題歌として聞いた事があったので、それをフルで聞きたくて購入したのですが。
それ以外の曲も素晴らしくて、お気に入りでした。
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購入金額
980円
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購入日
不明
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購入場所
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