「1歩先の使いやすさ」
Zenfone2lazerという名からモンスタースマホの後継機を想像するが、Zenfone5の手軽さ、価格にZenfone2で培った技術を採用したスマホであります。
このスマホの特徴は、随所に見受けられる使いやすさへのこだわりに集約すると思います。
いつもどおり。
Zenfone2と画面サイズなどを考慮しなければほぼ同じデザインです。スピン加工、ヘアライン加工がボタンなどへ施されております
内容物は 本チア、イヤホン、換えのカナルパーツ、microUSBコード,充電アダプタ、書類です。
本体の背面は人間工学に基づいたエルゴノミックアートデザインで丸みを帯びています。大きな画面サイズながら、持ちやすさは維持できています。ただ、画面サイズが大きいためにやはり手の中で持ち位置を変える必要があります。
ボタンの配置は多少不便な面があります。ボリュームスイッチは背面に配置してあります。握った時にちょうど人差し指が来る位置に設定しているので、縦で持つぶんには問題は無いです。しかし横向きでの使用の際には、ボリュームボタンはアクセスしにくいために他のスマホで行っていた写真撮影をボリュームボタンで行うことは少し無理があります。
色も3色あり、白、赤、黒から選部ことが可能です。
背面のバックパネルは外すことが可能です。このバックパネルは開けにくいです。最終的にmiroUSB端子の部分と開閉用の溝を利用して開ました。
中にはバッテリーが2つ。そしてSIMスロットが2つあります。わかりにくいですが片方のSIMスロットの上にはSDカードスロットがあります。
値段相応のスペック
- CPU:Snapdragon™ 410
- 重量:145g
- メモリ:2GB LPDDR3 RAM
- ストレージ:16GB eMCP
- ネットワーク:無線LAN 802.11b/g/n 、Bluetooth V4.0
- センサ:加速度センサ/電子コンパス/近接センサ/光センサ/磁気センサ
- バッテリ:2400mAh
microSDカードを使用する事が可能。128GBまで使用可能と発表されました。
Android 5になってからアプリをインストール先としてSDの選択が可能になりました。ただし、SDカードへインストール対応しているアプリのみ。SDカードによりスマホの容量以上にアプリをインストール出来るため、16GBのモデルしかないですが、それ以上のインストール可能容量があります。
CPUは少し古いモデルと聞きましたが、それほどCPUパワーを食うアプリを動かさないかぎり、メモリも2GBありますし快適に使えます。
また、バッテリーは1日あさからずっと使って8時間頃でバッテリー残量10%~5%になります。
使い方としては音楽をずっとつけっぱなし、ゲームかブラウザを使用、テザリングです。
使っている内容にによりますが、なかなかのバッテリーの持ち具合だとおもいます。特にジェスチャー入力を可能にしていることから常にバックグラウンドでジェスチャー認識が行われているのだとしたら機能からみてもバッテリーの持ちはいいです。
使ってみて 良かった点
ZenUI
今回使ってみて非常に片手操作に注力しているのがわかりました。
これは大きな画面のスマホが出ていましたが、これらは女性などの手が小さいユーザーへの配慮がかけていたのかなと思います。スマホを両手持ちしなくてはならないようではUXが最悪です。
今回のZenfone2Lazerはそれに対して幾つかの機能を搭載しています。
Zenジェスチャー入力
ロック画面やスリープモード時にジェスチャー入力をすることで指定のアプリを立ち上げることが可能です。例えば[c]はカメラアプリを立ち上げることが可能。他にもwでのブラウザの立ち上げが行える。これらは独自設定可能です。Mはもともとメッセージアプリの立ち上げでしたが、ハングアウトに変更して使用しています。
ダブルタップによる、スリープのオン・オフが用意されています。これでいちいち上辺に設置された電源スイッチを使用することなくスリープのオン・オフできるようになります。スリープ中の端末の画面をダブルタップするだけでスリープ解除がされます。また、ホーム画面でダブルタップするとスリープへ移行します。大画面の端末の上辺に設置されている電源ボタンを利用するには片手でも可能ですが、あくまで可能レベルで非常に面倒です。電源ボタンを使用しなくて良くなったことにより、使い勝手がすごく良くなりました。
片手モード
大画面入力の際の負荷を減らす。特に片手がふさがっている状態で役立つ機能です。
初期設定ではできませんが、設定することでホームボタンをトリプルタップすることで実行することが可能になります。手が小さくてもすぐに片手モードにすることは可能です。
小さくした画面は自分で調整、配置可能であり、右利き、左利きに応じて画面を寄せて、手の大きさ合わせて画面サイズを変更することができる。
これで手が小さくて左利きでも大丈夫。
しかしアプリによって強制的に横向けになると解除されてしまいます。(例:チェインクロニクル,SEGA)
本当に満員電車でこの機能は大活躍していました。普段は片手でも普通に使えますが、本当に急いでいる時に、両腕がそこそこ固定されている時に片手操作する事ができました、
簡単モード
機能を簡単にすることでスマホ初心者でも使うことができるようにするモードであります。。スマホ機能の充実化する一方、高齢者のスマホ購入は多くない。(多分)
そこで利用できるのが、この簡単モードであります。スマホの最低限の機能を表示、字を大きく表示など機能が盛り込まれている。
また、機能を制限する目的でも子供への新しいスマホとして候補に上がる機能であります。
実際文字が大きくなって見やすくなりますが、ところどころ文字が長すぎてアプリ名が削られてしまい、果たしてどうなんだろうと思いましたが最低限の機能はアプリアイコンのアフォーダンスで十分わかりました。
デジタルデトックスではないですが、最低限の機能だけで過ごすってのもやれますよ。
SnapView
パスワードでのアカウントの切り替えが可能になります。実際に使用しているところを見たことはありませんが、Androidはゲストアカウントなど、他人が使用するときにアカウントを複数一つの端末に入れることができた。ただし、これはいちいちアカウント変更をする必要がありました。
一つをプライベート用もう片方を仕事用として、ロック画面でのパスワードのみでのアカウントの切り替えを可能にすることで2台持ちをする必要がなくなります。
端末を増やし、別々にすることでセキュリティを確保する方法として有効だと思います、しかし端末が一つ増えるだけで携帯する端末が一つ増え、付随するアクセサリーも増え、結果的に携帯する物の数が増えます。それだけで荷物も重くなりますし、ものをなくしたりする危険性も上がり、管理しなければならないことが増えます。
一つの端末ですべてできるようになれば、これらの問題が解消されるのかなとおもいます。
この機能は正直まだ使いこなせてないので仕事をしはじめてからまた。
カメラ
Zenfone5では800万だった画素値が1300画素という最近発売されたiphone6sよりも大きい。ただ、1300万はよく見る数字になってきた気がします。新しいスタンダードなのかもしれない。
またフラッシュも2色、赤外線による強力なオートフォーカスを備えている。複数のエフェクトが利用でき、特に夜間撮影に使用できるローライト撮影があります。フラッシュを使用せずに夜間の写真撮影が可能になっている。また、夜間のオートフォーカスも光学センサではないため、十分な速度でフォーカスします。ただカメラとしてどこに焦点があってんのかわからないですが。ローライトは長時間露光しているため、非常にぶれやすかったですが、夜間に写真で色などを記録するのには使えます。
繰り返しますが、ジェスチャーによる起動も可能です。『C』と入力した場合に直接カメラアプリが立ち上がります。iOSでは右下からスライドするとカメラアプリが立ち上がりますが、本端末でも瞬間を見逃さないような工夫が備わっています。(ただ、これはAndroid5.1のアップグレードで各会社の端末で可能になったみたいですが)
できれば改善してほしい。
- カメラ
カメラの性能は良いが、ノイズがより目立つ気がします。また複数のエフェクトがありますが、カメラが固定させてなければならないものが多い気がします。また、音量ボタンのすぐ上にカメラが有るため、音量ボタンと誤認してカメラを触ってしまうことが多いです。レンズに指紋が付いていることも少なくなく、そのまま写真を撮影してしまうこともあります。ただそれを写真からわかることはないですが。
- ジェスチャー入力
ジェスチャー入力とロックは共存しない。例えばiOSでカメラアプリであればロック解除無しに使用可能であった。しかし、このジェスチャー入力のあとにはロック解除が必要になっている。ただ、カメラ起動時には時々ロックをすっ飛ばしてインカメラで起動することがありました。なぜか未だに理解できていません。
- スピーカーの位置
スピーカーの位置が悪い。手持ちの場合は手でスピーカーを抑えてしまうのであまり聞こえない。横置きにしても片方からしか音が聞こえない。そして何より後ろ側に付いていることにより全体的に聞こえない。iPhone4sと比べても少し聞き取りにくいです。前にスピーカーを設置するとデザインを損ねるので、デザインを優先させているだけなのかもしれません。音を聞き取るには外部スピーカーかイヤホンを使用する必要があります。
- ボタンの特性
ホーム、履歴、もどるボタンは固定で画面下に配置されていますが、横置きの際にソフトボタンへの切り替えはできません。つまり横置きに右に(左に)配置されたボタンを押す形になります。これは使いにくいです。
また、この固定されたボタンはプリントされているだけで、夜間LEDによる補助などありません。普段から使い慣れている端末であればボタンの位置もなんとなくわかるものですが、LEDによる補助くらいあってもいいのかなと思いました。
使いやすい!
価格帯を考えると他にも選択肢は十分あります。ただその中でも満足度が高いと思います。バックパネルが外れることによる、簡単なメンテナンスが可能になるなどハードによる使いやすさも実現されてます。格安スマホの中にはバッテリーと一体型のものもありますが、長く使っていくのであればバッテリーの取り換えができるのは非常に良い点だと思います。
1ヶ月裸で使用して、1回手から落ちて裏のカバーは傷だらけになってしまいましたが、表面には目立った傷がなく、表面のガラスの硬さがわかりました。ウラのパネルはフリップカバーを買えば替えることが可能です。
ソフトウェア面での使いやすさのサポートがあります。
その機能の大半が女性をサポートできる機能となっており、女性をターゲットとしているのかな、という印象を受けました。後続で発売されたセルフィーはメインターゲットが女性だったことは明白です。そのことを考慮すると女性も男性も持て余すことなく使いこなせる高水準な大画面スマホと位置づけることができるかなと思います。
使いやすさを目指した機能があるため、スペック以上の満足度があります。ビジネスユーズから、普段のスマホとしても十分な魅力はあります。
値段も2万円台と安いほうだと思います。
付録
製品に付属はしませんが、新製品発表会で同時にもらったスマホスタンドとlolipop flashについて記述します。
スマホスタンド
木製のスタンドでスマホ、タブレットでも使用は可能。ただし、充電しながら充電口を横にして置くことは可能ですが、充電口を下にしておくことはできません。
Lolipopflash
日本では非発売の製品。イヤホンプラグに差し込んで使うことができる。手持ちのカメラ搭載の携帯端末でデュアルカラーLEDフラッシュが使用できます。単体での利用も可能なので、カメラ撮影で光源としても使用できるかも。
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購入金額
0円
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購入日
2015年08月18日
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購入場所
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