バラック状態でPCを組み立て、使ったマザーボードがP67チップセットのモデルで、ビデオカードが別途必要なことに気付き、急遽保管庫を漁ろうとしたところ、ラックの片隅に眠っているこのカードを見つけて事なきを得たのが昨日。
さて、ここで気になったのは「このカード、いつ買った?」ということ。実は私はこのカードを買ったという記憶が全くないのです。自分の過去のブログ等を見返してみると、2008年頃にMSI P45 Neo3-FRに「RADEON HD 2600辺りを組み込んで」オーディオPCに使おうか、と書いていますので、この辺りに入手していたのは間違いないでしょう。ただ、結局このとき計画していたPCには同じRADEONでもRADEON HD 4870を組み込んで作っていて、このRADEON HD 2600 PROは活用されていなかったのでは無いかと思います。
箱は未だに結構綺麗ですので、当時は新品で買ったのではないかと思います。
ちなみにこのPCで使ったRADEON HD 4870は2年持たずに故障してしまい、その後RADEON HD 4890をしばらく使ったあと、エネルギー効率を重視してGeForce 8600 GTにグレードダウンしたあとRADEON HD 7750に入れ替えて現在に至ります。
私は基本的にGeForce派なのですが、このPCでは何故かRADEONを多く使っていますね。
登場時点で見劣りしていた性能
当時のRADEON HD 2600シリーズは、直接的なライバルとなるGeForce 8600シリーズと比較すると消費電力や発熱の面では有利だったものの、性能面では大きく水をあけられていました。当時結局PCの稼働開始時にこれが使われなかったのは、その部分が大きく影響したのかも知れません。
もっとも、ミドルクラスのビデオカードでありながら、消費電力は45W程度ということで、その省電力性能は素晴らしいものでした。その意味では上のようなバラック状態での動作には向いていたといえます。
それでも当時の満足感は相当低かったのか、このボードに使われた形跡は殆ど無く、外観は素晴らしく綺麗なままでした。今となっては稼働環境を作るのも手間がかかりますので、当時のレビュー記事を紹介しておきます。
上で紹介したレビュー記事で、性能面ではこの製品に圧勝していたGeForce 8600 GTも、型落ちとなってから買った時点で満足感はさほど高いものではありませんでしたから、当時この製品に満足出来なかったというのも道理かも知れません。
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購入金額
0円
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購入日
2008年頃
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購入場所
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