久しぶりにアナログ用RCAケーブルを買いました。
最近買った機材は手持ちの適当なケーブルで間に合わせているものが多く、少しはそこそこのケーブルに入れ替えていこうと思い、手始めに買った1本がこの製品です。
audioquestはどちらかというと高級ケーブルの方が充実しているのですが、その中のエントリークラスに当たる製品です。とはいえ、1つ上のクラスのSideWinderとの違いはピンプラグのグレード程度であり、価格差が大きい割には中身にそれほどの大きな差は無いようです。
2枚目の写真を見ればわかるのですが、このクラスとしては珍しく方向指示のあるケーブルです。かつてオーディオが大ブームだった頃は、第一家電のオリジナル製品で、日立電線製のLC-OFCかつ方向指示付きの格安ケーブルはありましたが、このクラスで見るのはそれ以来です。
意外と凝った構造
メーカーのカタログから抜粋した構造図です。
Solid Long-Grain Copper(LGC)という部分の定義が今ひとつなのですが、LGC自体は銅の結晶を長く伸ばすという発想であり、LC-OFCに近いものと理解すれば良いのでしょうか。これにSolidという単語が付いているので、単芯状になっているということかもしれません。
どちらかというと皮膜の部分に十分な肉厚を持たせているので、外部からの悪影響の排除に重点を置いているということでしょうか。比較的安価なケーブルでは、あまり導体の部分にこだわるよりも、皮膜の構造をしっかりとした方が好結果に繋がると思いますので、これは歓迎するべき点でしょう。
実は今は部屋の工事の都合で試聴環境を解体してしまっていますので、後日組み直してから、PCOCC等のケーブルと比較してみたいと思います。
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購入金額
2,052円
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購入日
2015年06月27日
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購入場所
ノジマ Audio Square
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