MCK GENで、Raspberry PiとDAC179X-2.1をI2S接続できたわけですが、
さて、これらをケースに収めようと考えたものの、かなり大きなケースが必要になるわけで、
この際、トランスポート側(RPi+MCK GEN)とDACを別のケースに分けてしまおう!と思いつき
ました。
I2Sの接続インタフェースには特に決まった規格は無いようですが、一部のメーカーではHDMIインタフェースを使って機器間をつなぐ仕様を採用しています。
たとえば、これ
http://www.zionote.com/2012/javs/x-dac-hdsd/
DDCとDACを繋ぐ等、Javs Linkという独自仕様でHDMIを採用していますね。
これは同一メーカー品での互換性を保証する程度にとどまっています。
いずれにしても、I2S接続で機器間を接続するようにしておけば、トランスポートとDACの組み合わせも柔軟に行えることになります。
ということで、HDMI-I2S送受信基板を注文しました。
送信側と受信側で各々仕様が異なるので、各々1セット必要です。
写真は受信用基板ですが、この基板にはアイソレート機能も搭載されています。
http://yanasoft.jp/yana/hdmi_i2s.html
2015.05.22
基板到着
送信側基板
受信側基板、2セット取り寄せました。
受信側は、アイソレート可能ですが頒布部品には含まれていません。
ま、ご自由に、というところでしょう。
これから、組み立ててみます。
2015.05.23
送信(左)、受信(右)基板ともに完成です。
ちょっと頭を使ったのが3.3Vの給電方法です。
MCK GEN-Bがアイソレートされているので、こちらにも3.3Vの給電が必要です。
現状は、DAC基板側から給電していたのをどう変更するか?
回路図とにらめっこしながら、
3.3V->送信基板->HDMI->受信機版
->MCK GEN-B
としました。HDMI経由で給電ラインの導通確認もOKです。
受信基板のアイソレート付の場合は、DACからの給電も必要になります。
さて、いよいよ接続してみよう!
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購入金額
1,700円
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購入日
2015年05月20日
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購入場所
やなソフト
yosyos888さん
2015/05/20
yosyos888さん
2015/05/20
mr_osaminさん
2015/05/20
>もしかするとこの基板にも専用電源ががが
その点は、大丈夫です♪
CR-Xさん
2015/05/20
mr_osaminさん
2015/05/20
・HDMI->I2S受信基板2(Rev1.1、部品セット込)
の組み合わせです。
この組み合わせで問題ないことを確認済みです。
yosyos888さん
2015/05/20
http://aerodone.exblog.jp/20916453/
mr_osaminさん
2015/05/20
コメントありがとうございます。
mr_osaminさん
2015/05/20
http://htpc.jp/xmos/i2spin.html
lukaworldさん
2015/05/21
試したのは以下のとおりです。
なお、DS90LVシリーズはRSオンラインにて発注可能です。
対象機器は、RPiからES9018S機へです。
RJ45のみでI2S通信すると20cmが限界でした。
これ以上だとノイズが出て、同期しなくなりました。
RJ45にてDS90LVシリーズを使った通信の場合は、制限なくリンク出来ました。(3mまで確認済みです)9018S機に組み込んでます。
結論として、やなさんの送受信基板のような構成が一番理にかなっていると思います。
HDMIケーブルを使う場合は、I2Sのみならず、DSDONやMUTE信号など付加信号も一緒に送れますのでAMANEROやXMOSにてDDC専用個体を作るのには最適ですね。
DACを作る際に、DDCを一々用意せずに別個体とすることで、DACの制作費の削減、DACの省スペース化、HENシリーズに入れ込むことも可能となってくると考えられます。
・・・やりたいとは思っているのですが、過去作品のケース作り直しになってくるのでどの段階で移行するのか悩ましいところではありますね。
mr_osaminさん
2015/05/22
情報ありがとうございます。
>RJ45にてDS90LVシリーズを使った通信の場合は、制限なくリンク出来ました。(3mまで確認済みです)9018S機に組み込んでます。
LVDSを使った転送は安定しているということですね。規格上は10mくらいまで伸ばせるようですが。
加えて、受信側がアイソレートされているとなおベター。
HDMI基板の市販品は、Fedelixからも提供されているんですね。
http://www.fidelix.jp/technology/I2S.html
(さすがに完成基板はちょっと高い)
その点、やなさんの基板は(完成基板ではないですけど)かなり安いと思います。
RJ45のLVDSキットとかあるんですかね?
探してみたところ、なさそうですが自分で基板起こすしかなさそうですね。
lukaworldさん
2015/05/22
アイソレータは、9018S手前にISO7640FMを使用しています。
オシロを持ってないのですが、変なノイズはないと思います。
Fedelixは、かなり前からあるようですが、価格が高いですねぇ。
SOICのはんだ付けが苦手な方にはおすすめできますね。
やなさんの基板はコンパクトに仕上がっているので、使いやすいし価格としても妥当ですよね。
RJ45のキットは調べた限りだとありませんでした。
私の場合、サンハヤトのRJ45基板を使用してSOIC変換基板をうまく組合せて作成しました。(作成時はやなさんの基板を知る前でした。)
そんなに回路的には複雑ではないので、そんな作り方をしても、うまく作動しました。
HDMIの場合だと、配線数が半端無いので、aitenndoさんの変換基板で作成しようと思いましたが、検討から外しました。
RPi用でRJ45使用であれば、比較的簡単に作成できますので試してみてください。
mr_osaminさん
2015/05/22
なるほど・・・
>RPi用でRJ45使用であれば、比較的簡単に作成できますので試してみてください。
あ、いや、もう、この基板届くのでRPiと即合体ですw
lukaworldさん
2015/05/22
そうですね~
RJ45はHDMI方式になる前の旧方式みたいなものですからね。
今後はHDMIで行くのが正攻法です。
mr_osaminさん
2015/05/22
どちらにどんな優位性があって、それぞれどんなデメリットがあるか、
これはまだ結論が出ていないと思います。
加えて第三の方式がでてくる可能性も大きいと思います。
今、私にとって重要なのは「どちらが優位」
ではなく、どちらが現実解として使えるか?
だと思います。
mr_osaminさん
2015/05/22
2枚あるので、とりあえずアイソレート無しで作ってみます。
が、
IC注文したり、あーいろいろあるなぁ。
>というのが現実解w
CR-Xさん
2015/05/23
mr_osaminさん
2015/05/23
MCK GEN経由でI2S接続するわけですが、MCK GEN側がアイソレートされているので、
DAC基板側から給電するとして、
あぁ、ややこしい!w
乞うご期待!
yosyos888さん
2015/05/23
mr_osaminさん
2015/05/23
lukaworldさん
2015/05/23
>どちらにどんな優位性があって、それぞれどんなデメリットがあるか、
>これはまだ結論が出ていないと思います。
>加えて第三の方式がでてくる可能性も大きいと思います。
>今、私にとって重要なのは「どちらが優位」
>ではなく、どちらが現実解として使えるか?
>だと思います。
そうですねぇ。
RJ45の場合は、線の中ではツイストペアになるので信号とGNDを対にしてしまうと4つの信号しか伝送できません。
HDMIの場合は、まだまだ調査中ですが、線の中は5つのまとまりが大まかにあるようです。
現実解というのは、なかなか的を得ていると思います。
私も1792機は、アイソレートなしで作ってみようと思います。
二重アイソレートしてもあまり意味なさそうですので。