レビューメディア「ジグソー」

Toolwiz Time Freeze 2017が出ていた!

    やっぱり、このソフトが使えないと痛い!

 

 

ソフトウェアの場合、新バージョンは旧バージョンとは「別製品」なのか?

 

バージョンが違っても、名前が同じなら「同じ品物」なのか?

 

「マイナーアップデート」なら「同じ製品」で、「メジャーアップデート」なら「別製品」なのか?

 

そもそも、ソフトウェアは「品物」では無い…。

 

zigsowでは、「同様製品」でも2つあれば「それぞれに、登録できる」のだそうです。

 

例えば、Windows 10 Pro x64を2つ持っていれば、「2つ」として扱う事も出来る。

 

 

Toolwiz Time Freeze 2017は、いわゆる「Windows仮想化ソフト」です。

 

特別な知識が無くとも現在使って居るWindowsのシステムドライブの仮想化が出来るので、「怪しいファイル」を開くなど、色々な実験が可能なので重宝します。

 

通常はシステムがウィルス感染をすると「再インストール」しない限りは2度とまともには使用できません。

 

しかし、このソフトを使って居れば、リセットすれば全ての変更は無かった事になり元の環境に戻ります。

 

複数のPCのクリアインストールなどがあった関係で、PCに依ってはこのソフトをインストール出来なかったり、未インストールでした。

 

 

    何時の間にか新バージョンの「2017」が!

 

(インストーラーの名前には2017とは入っていません)

 

保存していたインストーラーが行方不明になり、本家サイトからダウンロードしたところ、最新版は「Toolwiz Time Freeze 2017」となっていました。

 

有志によ日本語ファイルもまだみたいですが、噂によると2016用の日本語ファイルが流用出来るそうで…。

 

2017は、最近、いずれかのマシンにインストールしたら上手く行かず諦めていました。

 

原因は分かりませんが、たまたまインストールを失敗したみたいです。

 

その時は「Windows 10だから、仮想化ソフトとは相性が悪いのね?」と勝手に考えていました。

 

でも、確かにこのソフトは以前から「Windows 10対応」でした…。

 

これも勝手な解釈で、「アニバーサリーアップデート 1607から相性が悪くなったのか?」と考えていました。

 

最近になって別のPCで異常無く走るのが分かり、メインマシンにもインストールしました。

 

まあ、OS側にもソフト側にも何回も更新があったので、原因は分かりません。

 

今は問題無く使えるので良かったです。

 

やっぱり、ソフトウェアのレビューを書き上げるためには必須のツールです。

 

 

    使い方

 

 

インストールが済んで、システムの再起動後からです。
トレイの中のアイコンが「赤」になっています。

 

 

このアイコンを右クリックすると上の様な画面になります。
ここでStart Time Freezeをクリックするか、一つ下のShow Programをクリックします。

 

 

 

Show Programをクリックした場合は上の画像が出るので、「Start Timefreeze」をクリックします。

 

 

上の画面で全てのプログラムを終了させてTime Freezeをスタートする(OK)か、キャンセルをクリックします。

 

 

もう、これで、Time Freezeは起動しています。

 

 

Time Freezeを終わりたければ、Stop Timefreezeをクリックします。

 

 

続けるなら「OK」、続けないなら「キャンセル」をクリック。

 

 

クリックすると同時に再起動します。

 

 

Time Freezeを起動する前の状態に戻ります。

 

一応、英文メッセージの日本語直訳です。

 

ToolWiz Time Freeze 2017
-----------------------------------------------------------------------------------------
Time Freeze is OFF 

In Time Freeze mode, your system will be protected from any changes.

「タイムフリーズモード」では、あなたのシステムは、あらゆる変更から保護されます。
-----------------------------------------------------------------------------------------
□ Enable Time Freeze automatically when Windows starts.

ウインドウズの起動時に自動的にタイムフリーズを有効にします。

 

□ Enable Folder Exclusion when Time Freeze is ON

タイムフリーズ起動中、「フォルダの除外」を有効にします。
-----------------------------------------------------------------------------------------
The following files will be excluded Time Freeze is ON

以下のファイルはタイムフリーズ起動中、対象外となります。


  Add File(ファイルの追加)      

  Add Folder (フォルダの追加)   

  Remove Selected One(選択を削除)
------------------------------------------------------------------------------------------

□ Enable Password Protection for the control
コントロールのパスワード保護を有効にします。


□ Show toolbar on your Desktop
デスクトップにツールバーを表示します。
------------------------------------------------------------------------------------------

 

普通は、何もチェックしないで、スタートボタンをクリックして開始すれば良いでしょう。

 

使い終わったら、「スタートボタン」が「ストップボタン」に画面が変わっているのでそこをクリックするだけです。

 

すると、PCが再起動され、ToolWiz Time Freeze を起動させていた間にあった変更は「一切無かった事」になります。

 

仮想とはいっても万能ではなく、暴露系ウィルスでは起動している間はPCの中の情報を流しているし、C以外のドライブを書き換えるウィルスには効果はありません。

 

 

    日本語化

 

まだ、「Toolwiz Time Freeze 2017用日本語ファイル」は発表されていないので、嘘か本当か2016用を使って見ます。

 

最初に、Time Freezeが起動していないか確認して下さい。
もちろん、起動していたら終了させます。

 

 

プログラムを落としたら解凍します。

 

 

上の画像のlanguage.iniが日本語ファイルです。

 

 

Toolwiz Time Freeze 2017がインストールフォルダーです。

 

 

解凍したlanguage.iniでインストールフォルダーのlanguage.iniを上書きします。
(※名前が同じなので注意)

 

 

「上書きの確認」です。
「ファイルを置き換える」をクリック。

 

 

Windows 10は管理者権限で一度拒否されますが、「続行」をクリックします。

再起動は必要ありません。

 

Time Freezeを起動すると、上の画像の通り既に日本語化されています。

 

もしかすると「日本語に翻訳できないで英語のまま」と言う所もあるのかも知れませんが、見た所大きな問題はありません。

 

2017と名前は変わっても、2016とたいした変更は無いのかも知れません。

 

「初めてこのソフトを使う方」には日本語は不可欠かも知れませんが、長い間使い続けて来た人には必要ありません。

 

使われている英語も簡単な物しか使われていませんから、間違える事もありません。

 

「2017用が出るまでは英語のまま」と言う選択もありです。

(永久に出ない可能性もあります)

 

 

    古いバージョンからの相違点

 

これはずいぶんと古いバージョンの話です。

 

少なくとも、2015以前のバージョンとの比較です。

 

昔、このソフトでは仮想環境下で使って見て「異常無し」と認めた時は、いつでも「全ての変更を受け入れてTimefreezeを終了する」と言うジョブが使えました。

 

この機能に依り、「基本的に通常はPCは仮想環境で使い、ウィルス感染など不都合があった場合はリセット」と言う便利な使い方が出来ました。

 

この仕様ですと、仮想環境下でWindows Updateがあった時も通常にUpdateして、その後から必ず「変更を受け入れる」をクリックしておけばOKでした。

 

とても便利だったのですが、これだと人為的ミスで間違ってウィルス感染を「受け入れる」としてしまう事故が多発しました…。

 

自分は「仕様変更の申し入れ」はしませんでしたが、やはり、「これでは危険過ぎる」と言う事で、その後、仕様変更になった様です。

 

いつでもリアル環境に変更を受け入れられるのは使い勝手が良かったですが、ミスによる危険があったのです。

 

最近のバージョンでは、一様に「使用後はリセットして変更前に戻す」だけしか出来ません。

 

「使い勝手の良さ」は犠牲にして、「安全性」を優先しています。

 

この思想は、今後も変更される事は無いだろうと思います。

 

「エンジンの改良」で実行速度はアップしていると思います。

 

 

 

    使用上の注意点

 

以前からあった物を含めて、使用上の注意点を纏めました。

 

①とにかく、「使用開始」をしてから使わないと意味がありません。

「ウイルス感染?」と気が付いてからでは遅すぎます。

事前に「感染が、この後あるかも」とか「システムに異常が起きるかも」と想定される時に使い始めます。

 

②ウィルス感染が防げるのではなく、実際に仮想環境のシステムが感染します。

リセットすれば元に戻りますが、それまでの「感染状態」ではウィルスは活動し続けスパムなどを送ります。

 

③現バージョンでは、仕様変更により「仮想環境下とリアル環境下」の把握を勘違いしたり、「感染したシステムを間違ってリアルに受け入れる」と言うミスは無くなりました。

 

しかし、「別ドライブにコピーしたファイル」は残りますので、充分に注意して扱って下さい。

従って、「別ドライブに感染するウィルス」には「感染防止効果」はありません。

 

④「インストールしてから一度再起動が必要なソフト」は、このソフトではテスト出来ません。

リセットした時点でリアル環境に戻ってしまいます。

 

⑤仮想化した状態でのWindows Updateは「するだけ無駄」です。
しても構いませんが、リアル環境で再び実行する必要があります。

 

(自動アップデートは、解除していた方が良いかも知れませんが、「テストの目的」に依ります。

一般的には、一度リアルに戻ってUpdateが済んでからテストを開始するのがベター)

 

⑥システムドライブの空き容量が充分無いとパフォーマンスが落ちて実用になりません。

快適に使うには、「少なくとも半分以上の空き容量」が必要です。

 

⑦当然ですが、このソフトを悪用してはいけません。

ソフトウェアはみんな同じです。

 

んな訳で、普通の人は余り使う機会も無いかも知れません。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2016年10月25日

  • 購入場所

    Toolwiz Software

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