レビューメディア「ジグソー」

鉄板SSDで、システムの高速化と容量アップを図る・・・

メインマシンのシステムドライブには、Crucial m4 128GBを使ってきた。

 

導入時はRAID0構成で、高速化と大容量化を図っていたが、実使用における体感速度に差が感じられないことから、シングル構成に戻していた。

当初は128GBの容量でも充分だったが、最近は、気付くと空き容量が数GBになっていることもあり、容量アップが必要になってきた。

 

今年に入ってからは、容量不足が顕著になってきたため、SSD換装を狙って久し振りに市場調査をすると、Crucial M100/M550が安くなっていた。

どうせならば、上位モデルのM550と思ったのだが、既に在庫している店舗がほとんど無く、結果的に買い時を逃すことになってしまった。

 

そこで、以前レビューさせてもらった Intel SSD 320 300GB に換装し、凌ぐことにした。

 

 

128GBから300GBにアップしたことで、容量不足は解消された。

SATA2世代の製品なので3GB/s対応だが、実使用においてパフォーマンス不足を感じることはない。

 

とりあえず、これで一安心と思っていたのだが、会社帰りにたまたま寄ったソフマップ店頭で、週末特価のM550を見つけ、おもわず購入してしまった・・・

 

思いがけず入手できたM550 256GB
思いがけず入手できたM550 256GB

同梱品
同梱品

ファームは MU01
ファームは MU01

 

早速換装してみたが、期待通りのパフォーマンスを発揮してくれている。

 

 

更新: 2015/03/15
スペック

後継製品に負けないハイパフォーマンス・・・

CrucialのSSDは、m4 の後継となる M500 の後、スタンダードモデルとハイパフォーマンスモデルが用意されている。

スタンダードモデルとしては、M500(前々モデル)→ M100(前モデル)→ BX100(現モデル)

ハイパフォーマンスモデルとしては、M550(前モデル)→ MX200(現モデル)となる。

 

M550 から MX200 への変更では、搭載するMicron製MLC NANDは製造プロセス20nm→16nmに微細化され、シーケンシャル読み込みは550MB/s → 555MB/sec と若干向上したが、書き込みについては 500MB/s と変わらず。両製品とも定評のあるMarvell製 88SS9189コントローラを搭載する。

 

面白いのは容量だが、m4:256GB  → M500:240GB  → M550:256GB  → MX200:250GB と、製品ごとに異なる。M550は、m4と同様256GBとなっている。

 

スペック的には、現行モデルであるMX200に見劣りするものではない。

 

MX200との比較
MX200との比較

 

 

更新: 2015/03/15
性能

期待通りのハイパフォーマンス

まずは、現状の環境に接続し、パフォーマンスを確認してみた。

 

初期ファーム
初期ファーム(MU01)

ファームをアップしてみた。

 

ファームアップ後
ファームアップ後

性能的には変わらず・・・
性能的には変わらず・・・

 

シーケンシャルリード/ライト共に公称には及ばないものの、Readでは500MB/sをオーバーし、Writeでもあと少しで500MB/sに届く高性能ぶりを見せてくれた。

SSは無いが、Crucial製品はデータ形式(0Fill/1Fill)による差が無いのも魅力だ。

 

基本性能が確認できたので、システムドライブを Intel SSD320 から換装した。

換装にあたっての環境移行は、EaseUS Todo Backup のクローン機能を使い、約30分で完了!

 

To Do
EaseUS Todo Backup のクローン機能で・・・

約30分で完了
約30分で完了

 

換装後はWEIのディスクスコアが、Intel SSD320 の7.6 から 7.9 にアップした。

システムドライブにした影響か、読み書き性能は若干ダウンしたが、体感的には充分満足できる。

 

ディスクスコアは上限の7.9
ディスクスコアは上限の7.9

数値的には若干ダウン・・・
数値的には若干ダウン・・・

 

 換装に合わせ、ドライバーも最新のインテル®ラピッド·ストレージ·テクノロジー(インテル®RST)RAIDドライバをインストールしてみたところ、起動速度が安定し、早くなった。

 

旧環境
旧環境は、バラツキが大きい・・・

新環境
新環境では、安定していて早い・・・

 

 

更新: 2015/03/15
コストパフォーマンス

コスパは最高!

2月上旬~中旬に狙っていた頃の価格は12,800円前後。

 

久し振りに見た最近PC関連パーツは、円安による影響下で高騰している現状に驚いた。

そんな状況でも、約3年半前の m4 128GB(15,480円)よりも安くなっているのは、3年半前のSSDの位置付けや、製造プロセスの改善、SSDの普及によるに低価格化が進んでいるからなのだろう。

 

それでも新製品はそれなりの価格がしている中で、特価で入手できたのでラッキーだった。

 

  • 購入金額

    9,961円

  • 購入日

    2015年03月13日

  • 購入場所

    ソフマップ 名古屋駅ナカ店

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