メインマシンのシステムドライブには、Crucial m4 128GBを使ってきた。
導入時はRAID0構成で、高速化と大容量化を図っていたが、実使用における体感速度に差が感じられないことから、シングル構成に戻していた。
当初は128GBの容量でも充分だったが、最近は、気付くと空き容量が数GBになっていることもあり、容量アップが必要になってきた。
今年に入ってからは、容量不足が顕著になってきたため、SSD換装を狙って久し振りに市場調査をすると、Crucial M100/M550が安くなっていた。
どうせならば、上位モデルのM550と思ったのだが、既に在庫している店舗がほとんど無く、結果的に買い時を逃すことになってしまった。
そこで、以前レビューさせてもらった Intel SSD 320 300GB に換装し、凌ぐことにした。
128GBから300GBにアップしたことで、容量不足は解消された。
SATA2世代の製品なので3GB/s対応だが、実使用においてパフォーマンス不足を感じることはない。
とりあえず、これで一安心と思っていたのだが、会社帰りにたまたま寄ったソフマップ店頭で、週末特価のM550を見つけ、おもわず購入してしまった・・・
早速換装してみたが、期待通りのパフォーマンスを発揮してくれている。
後継製品に負けないハイパフォーマンス・・・
CrucialのSSDは、m4 の後継となる M500 の後、スタンダードモデルとハイパフォーマンスモデルが用意されている。
スタンダードモデルとしては、M500(前々モデル)→ M100(前モデル)→ BX100(現モデル)
ハイパフォーマンスモデルとしては、M550(前モデル)→ MX200(現モデル)となる。
M550 から MX200 への変更では、搭載するMicron製MLC NANDは製造プロセス20nm→16nmに微細化され、シーケンシャル読み込みは550MB/s → 555MB/sec と若干向上したが、書き込みについては 500MB/s と変わらず。両製品とも定評のあるMarvell製 88SS9189コントローラを搭載する。
面白いのは容量だが、m4:256GB → M500:240GB → M550:256GB → MX200:250GB と、製品ごとに異なる。M550は、m4と同様256GBとなっている。
スペック的には、現行モデルであるMX200に見劣りするものではない。
期待通りのハイパフォーマンス
まずは、現状の環境に接続し、パフォーマンスを確認してみた。
ファームをアップしてみた。
シーケンシャルリード/ライト共に公称には及ばないものの、Readでは500MB/sをオーバーし、Writeでもあと少しで500MB/sに届く高性能ぶりを見せてくれた。
SSは無いが、Crucial製品はデータ形式(0Fill/1Fill)による差が無いのも魅力だ。
基本性能が確認できたので、システムドライブを Intel SSD320 から換装した。
換装にあたっての環境移行は、EaseUS Todo Backup のクローン機能を使い、約30分で完了!
EaseUS Todo Backup のクローン機能で・・・
換装後はWEIのディスクスコアが、Intel SSD320 の7.6 から 7.9 にアップした。
システムドライブにした影響か、読み書き性能は若干ダウンしたが、体感的には充分満足できる。
換装に合わせ、ドライバーも最新のインテル®ラピッド·ストレージ·テクノロジー(インテル®RST)RAIDドライバをインストールしてみたところ、起動速度が安定し、早くなった。
コスパは最高!
2月上旬~中旬に狙っていた頃の価格は12,800円前後。
久し振りに見た最近PC関連パーツは、円安による影響下で高騰している現状に驚いた。
そんな状況でも、約3年半前の m4 128GB(15,480円)よりも安くなっているのは、3年半前のSSDの位置付けや、製造プロセスの改善、SSDの普及によるに低価格化が進んでいるからなのだろう。
それでも新製品はそれなりの価格がしている中で、特価で入手できたのでラッキーだった。
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購入金額
9,961円
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購入日
2015年03月13日
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購入場所
ソフマップ 名古屋駅ナカ店
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